映画『パペットマスター』ネタバレあり感想※グロあり

Huluに入っていたので鑑賞。

箇条書きにすると以下の通り。

ネタバレがすぐに入るので要注意。

・クマさん無事でよかった

・ナチスの科学力は世界一ー!

元ナチスの男が同性愛者とユダヤ人を毛嫌いしてなんかよくわからん機械に入ったらパペットたちを操れるようになるというもの。

(機械に長時間入ってたらどんどん化け物みたいになっていったので肉体を消費?する様子)

設定は割と粗めで、ホラーも粗め。

ただ殺害内容が非常に凝っていて「かきたいものがわかる」タイプの映画。

「こういう事をしたい!」「このシーンがかきたいばかりにこの話を考えました!」

私が「これ!これをやりたかったんだろうな!」と思ったのは以下の二点のシーン。

・トイレしてるおっさんの首を吹っ飛ばし、オッサンの首がトイレにぼちゃん、オッサン自身の尿がかかる

・妊婦さんを殺害、腹をわって下から人形が腹の中の赤子をもちあげてくる

他にも色々あったけどこの二つのシーンはかなり「好き」

同意は求めないけど、立ち絵としてしっかり想像枠ができているシーンは見ていて面白い。

同性愛者とユダヤ人を狙ってくる、と見せかけて全部殺しに来るところも割と好き。ある意味公平である。「自分を狙ってきます!」無差別に殺しまくってるところにこれが挿入されてもあまり説得力はない。だが、そういうところも好きだぞ。

特に好きなところはラストシーンだ。続く、としているからには続編を期待させるし、何より終わっていない、という事をなぜ知っているのか、などと気になるところ満載だ。「一冊でいいの?」も非日常感をかきたてていて大変に好みだった。

【オススメ度】★★★☆☆  

【シナリオ】★★☆☆☆

【グロさ】★☆☆☆☆

【止め絵の凄さ】★★★★☆

【キャラ立】★★★★☆

止め絵やキャラが立っている話が好きな人はぜひ見て欲しい一作品だった。グロさは思ったよりはなく、「立ち絵的に決まっている、漫画的」なので私は全くグロいとは思わなかった。止め絵とキャラの立ち方が非常によいので、そういうが好きな人、ぜひぜひ。


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