十九弾語り〜主にキャラとか
どうも!むし。です!今日のように長期休暇でルンルンできるのもあと何年…こわいなぁ。
さて、今回は自創作である異・シリーズの第十九弾、『異・救命譚』を語っていきますよ〜
ネタバレを大いに含みますので、まだ読んでないヨって方はこちらから読めますのでぜひ〜!
それでは、語るといえども簡潔に(今回はキャラが多いからね)、レッツゴー!
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十九弾設計秘話
まず、十九弾の話を作ろうと思ったきっかけは『七つの大罪モチーフのキャラを作ってみたい!』というものです。四神とかクトゥルフとか、キャラクターの題材(元ネタ)になりやすいものってあるじゃないですか。七つの大罪もその一つだと思っています。個人的にね!さて、なぜそれがこうなったのか。七つの大罪はキリスト教属性(?)のものなので天使と相性抜群なんですよ。大罪モチーフとなっている悪魔の中には一部堕天使もいるようですし。そして、大罪もとい悪魔モチーフの奴らを入れるならシエラ界での大戦争にしよう!となり今に至ります。
さて、それを思いついたのは十三弾執筆中くらいの時期だったと思います。なので一部のキャラは結構前からアイデア帳に存在していたことになります。やっと出番だよ、おめでとう!…というのは置いといて、この段階から色々計画していたので無事十四弾や十八弾、18.5弾にうまーく伏線を散りばめられたのです。イヤッホーイ!
だいたいこんな感じですかね。では、キャラ達の情報に移っていきましょう。今回は特別なものを用意していますので。
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キャラ達について語る
一周目の方々
なんと今作は一周目、二周目と二弾分くらいのボリュームがあるんです!あれ?十四とか十5弾でこれ以上のことしてなかったっけ?うーん、知らないなぁ。
さてさてまずは一周目に出てきた方々から紹介していきましょう!なんと今回は豪華に、デザイン資料付きとなっております。深夜テンションで書いたので字とか色々汚いかも。ゆるして。
○ガーナー・サング
一周目一面ボス、ガーナーちゃんです。元ネタは無し、私の創作世界にいる庭師を想像してデザインしました。ゆるふわな髪型からは想像できない殺傷能力の高さは彼女の出身地である北部ゆずり。不要な枝木を剪定するように、戦場では自分たちにとって不要な敵をバッサバッサと剪定してくれます。ショットはハサミを的確に投げてホーミング。痛そう。
○クロウ・マラドグマ
一周目二面ボスのクロウさんです。以前あの曲(https://youtu.be/1pF9GB3LeM8)を出した時にちらっと出てきた彼がここで正式に登場です。あの曲をそのまま二面ボスとしての彼の曲にするかはまだ分からないです。夢遊町の住民で、烏の頭領的ポジションの人でもあります。この方は結構昔にデザインしたキャラにも関わらずキャラデザが神ってます(個人差)。元ネタは無い。ちなみに、彼の烏はなんでも食べます。ショットは烏で一点集中ホーミング。痛そう。
○紅花 綾恵(くればな あやめ)
一周目三面ボスAの綾恵ちゃんです。元ヤクザのお嬢なパワフル系怨霊さんです。彼女は第七弾四面中ボスとして三時の前に現れた事があります。屋内氷万が怨霊達の溜り場のリーダーになってから怨霊達が生前の姿を取り戻した影響で、彼女も綺麗なお姉さんになっています。元ネタはないけど、デザインは花魁とか遊女とかそこら辺を意識しています。ショットは扇形に拡散するタイプだと思っている。
○落窪 茅弖(おちくぼ かやて)
一周目三面ボスBの茅弖くんです。元ヤクザの用心棒な地獄の住人です。地獄が滅ぼされている間は冥界の『怨霊の溜り場』で怨霊やってました。彼も綾恵さん同様、第七弾四面中ボスとして限の前に現れています。地獄の等活部ではトップを争う実力の持ち主な彼が繰り出すのは敵の近くに行けば行くほど火力が増すレーザーのようなもの。近距離攻撃ッ!!!
●シェラーザ・シエロ
一周目四面/五面ボスのシェラーザさんです。今作のトンデモ髪型枠①。彼は七つの大罪のうち『色欲』がモチーフとなっています。元ネタはシェムハザという堕天使です。直接色欲に対応する悪魔が元ネタ〜とかではなく、ちょっと捻くれた人選だったり。色欲ってね、考えるの難しかった。このテーマ+普段はしっかりしている理性的な人物を作りたかったから余計にねぇ…こういう観点から見ても、シェムハザはうってつけだったのです。という訳で彼は妻帯者です。なぜこうなったのかは多分元ネタ調べれば分かります。
●紋東(もんとう)/モンドー
一周目四面/五面ボスのモンドーです。ちょっぴり癖があるけど頼りになるおじちゃん的ポジションです。彼も大罪モチーフの方で、対応するのは『強欲』です。元ネタはそのまんま、強欲を司る悪魔マモンです。こいつに至っては強欲というより金欲じゃないか?って感じですが、やっぱ身近な例は金ですよね。やはり金、金は全てを解決する。彼は紋東とモンドーという名前を使い分けていますが、十九弾ではシエラ界にいる事が多かったのでモンドーが主に使われていました。冥界では紋東です。
二周目
ここからは二周目で出てきた新キャラ達の紹介です。え?シスク?知らんな。あいつは十四弾であらかた情報出したからいいや(扱いが酷い)。
●シルヴとスイティの服装に関して
キャラを紹介する前に、シルヴさんとスイティさんの服装に関して語らせて下さい。今作での二人の服装は、彼らが堕天使になる前に着ていた正装(?)です。結構前から考えてはいましたが、スイティちゃんの下半身部分はまだ考えていなかったので、十九弾に実装するにあたり急遽繕いました。
そういや、シルヴさんは何気に大罪モチーフのキャラだったりします。元ネタがルシファーなのでね…。対応するのは傲慢です。今のシルヴさんはあんまり傲慢な感じはしないけどね。
●ゼルバ
二周目一面/二面ボスのゼルバちゃんです。彼女はもう見るからに大罪モチーフです。対応するのは『暴食』、元ネタはベルゼブブです。でも暴食キャラというよりは、ルシファーの左腕として活躍した悪魔としてのベルゼブブ寄りです。見た目はバアル・ゼブル的側面と踊り子成分をちょこっと混ぜ込んでいます。ちょっと神々しいけど堕天使なんです。彼女は過去、先代皇帝の側仕えをしていましたが、勿論この格好ではしてません。ちゃんと制服があります。この姿は、反乱時に敵の目を引く為のド派手な格好だったりします。この服装で死んじゃったのでこのままなんです。ということはシルヴさんやスイティちゃんも反乱時にはもっと派手な服を着ていた可能性も…?
彼女の能力は害虫を操るものですが、これはオーガルーズ・リコ君の害虫以外の虫を操る能力に対応するものとなっています。この力があったら玄郷くんとか瑠璃奈ちゃん参っちまうよ。ゼルバちゃんが異時空界にいなくてよかったね。
●ペール
二周目三面ボスのペールさんです。彼女も大罪モチーフです。対応するのは『怠惰』、元ネタはそのまま怠惰を司る悪魔、ベルフェゴールです。めちゃんこ気だるげな、自分が楽をする事しか考えていない彼女ですが、楽をする為なら頭をフル回転させて最善の方法を導き出せるちょっと有能な無能でもあるのです。彼女のデザインは便器に乗ってる悪魔の絵を一切モチーフにしていません。妖艶な美女として描かれることもある、というのを取って気だるげな美女のデザインにしました。それにしても、十九弾の女性陣って何とは言わないけどでかい人多いよね、ゼルバちゃんとか綾恵さんとか…ん?ガーナーさんはって?多分本人気にしてもいないでしょう、多分。
●イズリー
二周目四面ボスのイズリーさん。彼も大罪モチーフのキャラです。対応するのは『憤怒』、元ネタはイブリースという悪魔です。憤怒の悪魔はサタンですが、サタンはルシファーと同一視する事もあるので、なるべく別のモチーフにしたかった。そこで、イスラム教においてサタンに相当するイブリースを元ネタに持っていきました。脳筋でちょっぴり思考回路が古臭いけど仕えると決めた皇帝に対する忠義は本物。なのでデザインや配色は古代の戦士寄りに、+大剣を持たせて迫力を出しました。一度使ってみたかったのよね。あからさまな大剣を持ったキャラを。
そういや、彼は今作のトンデモ髪型枠②。シルヴさんもやってるあの前髪、流行ってるんですかね。そういやルシファー=サタン説もあるから、あの前髪は同じ悪魔の頭領が元ネタっていう共通点なのかも。
ちなみに、ペールやイズリーのように、生前の種族が『天使』でも〜・シエロとついていない方は、『死後堕天使とみなされた』人物です。細かかったかしら…?
◆ヴァニータ
二周目五面ボスAのヴァニータさん。こいつは七つの大罪モチーフではありませんが、八つの枢要罪の一つ、『虚飾』がモチーフになっています。八つの枢要罪は七つの大罪にまとめられる一段階前のものです。七つの大罪の嫉妬の代わりに、虚飾と憂鬱が入っているものです。
ヴァニータは虚飾の他にも、『ヴァニタス』という静物画のジャンルもモチーフにしています。静物画の中に骸骨などの死や老いの象徴を共に描く作風が、屍である彼らにマッチしていたので。ヴァニータの持っている小物や飾りなどにも、ヴァニタスにおけるマイナスな意味を持ったものを沢山取り入れました。そんなもので着飾っているヴァニータさんも、見た目は飾っているものの中身が伴っていないしちょっぴり傲慢なのです。
◆メイリア
二周目五面ボスBのメイリアさんも、ヴァニータ同様八つの枢要罪モチーフです。こちらは憂鬱ですね。憂鬱に関しては他に良いモチーフが見つからなかったので、とびきり憂鬱そうな見た目に致しました。なんかシスターみたいだね。そういや、二人とも頭の一部を帽子や布で隠していますね。彼らの体は元が屍なので所々腐敗しております。腐った皮膚からはもう髪が生えないので育毛剤使っても無理です。手遅れ。しょんぼり。
○セラフィーヌ・シエロ
二周目六面ボスのセラフィーヌさん。彼女は大罪モチーフではありません。元ネタは熾天使という天使の階級です。天使の中では一番偉い階級です。セラフィーヌさんは以前第八弾のおまけのどこかで名前だけは出てきました、シエラ界初代皇帝さんです。でも彼女が最初の天使って訳ではないのかも説もあり得ます。彼女は初代皇帝なだけで、自治の整っていない時期とかもあったのでしょうか。妄想が捗りますね。
彼女は戦場で自ら動く系の皇帝様なので、皇帝特有のルミエーラさんみたいな服装に鎧を加えました。かっこよさと荘厳さが両立した素敵なデザインに仕上がったのではないでしょうか。
●ハリダ・リベルタ
十九弾EXボスの黒魔術師ハリダ。彼は天使でないながらも、大罪モチーフが混ざっていたりします。対応するのは『嫉妬』。二人の屍のところで、八つの枢要罪は七つの大罪の嫉妬が虚飾と憂鬱になっているものだと書きましたが、時系列順に書くと、八つの枢要罪が七つの大罪になる過程で虚飾が傲慢に融合され、憂鬱が怠惰に融合され、空いた枠に新たに『嫉妬』が追加された、という流れです。我ながら配置上手かったなこれ…と自画自賛しております。
さて、ハリダさんは18.5弾で名前だけは出てきました。屍を扱う黒魔術を専門とする彼は、魔術師の間では『禁忌を犯した者』という認識になっています。ハリダの名を出す事すら忌み嫌われる存在です。悲しい。しかしこれもハリダの嫉妬による暴走が元なので自業自得感があるんですけどね。まぁ元気にやってるなら何よりです(おい)
ちなみに、後日談に出てくる彼の著書は、十四弾においてエミュカが資料館に返してきた本と同じです。ということは、エミュカも少し黒魔術に触れていたということなのです。わぁお。
まとめ
今回は十九弾のことをキャラ中心に語ってみました。え?いつも通りだって?それもそうねぇ。本当は自機達のショットとかも描きたいなぁ〜って思ったのですが、気力が持ちませんでした。さて次は何を作ろうか。二十弾に取り掛かる前に、なんかやりたいんだよなぁ。完璧な草案を作るとか、息抜きするとか。
それでは、またいつかどこかで〜
2023.02.15.むし。:未だに2023を2022って書きそうになる