1週間ほど入院した話①

人生初入院。
今まで大きな怪我も手術も入院も骨折も盲腸も
なんなら水疱瘡だってやったかどうか怪しいと親に言われるほど健康優良児だったのに突然の手術。

緊急搬送&入院ではなかったから
心とか荷物とか、まだ余裕を持って準備できたと思う。でも、入院当日は自分でもびっくりするぐらいドキドキ。自分が想像していた以上に自分は不安に感じていたんだって思って、自分の心を分かってあげるって難しいね。

色んな人の入院経験談を検索して、読み漁って。
「入院に持ってって便利だったもの♪」「入院中にこれさえあれば大丈夫!」なんて投稿も見て、100均に走り。経験したこともない入院生活を想像してあれやこれやと鞄に詰め。

でも、いざ入院してみたら
失敗したぁーー!ってものもあった。

だから、自分の備忘録として。
自分が経験しないと分からないよね、って話。

きっかけ

入院するきっかけになったのは病院での健康診断。全く別の要件でかかった病院で、たまたま腫瘍が見つかった。

「腫瘍ありますね」
(心の声)「えええ…!?」

まさに青天の霹靂。だって自覚症状皆無。

(実際の声)「そうなんですね」

昔からこういうのに対してあからさまに動揺したり、悲観したり、はあんまりしない。友人が骨折して緊急搬送された時も会って早々「生きてるだけ良かったね」と言って怒られた事がある。

そこからとんとん拍子に転院やら入院日程の決定やら仕事のスケジュール変更やらの調整が終わった。

転院先の先生にも「大きいね。痛いでしょ?」とか聞かれるし、そこから入院に至るまでも「痛みは?」と何度も訊かれたが、本当に申し訳ないぐらい痛くない。これは私がものすごく痛みに鈍感なだけで、このちょっとしたキューってなるのが一般の人にとってはめちゃくちゃ痛くて病院に行っちゃうぐらいなのか、とか思ったり。

本当に、健康診断に行かなければ今現在も気付かずに過ごしていたと思う。しっかり健康診断に行くって大切。健康って大切。

そこから入院の日まで検索&準備が始まった。