旅、青森2日目
伝えた時間通りロビーに行くと
常連宿泊者のようにコーヒーを飲む男
それが、かまけん
飲み放題をいいことに、ここぞとばかりに飲む姿は
ドリンクバーでもとを取ろうとする小学生のよう
ここからは少し長距離移動
向かうは奥入瀬渓谷を経由して十和田湖へ
3月の青森とて街の雪はすっかり溶け
新緑がのんびりと輝く頃
車を走らせ小1時間、山裾までくると分厚く
神々しく輝く雪が残っていた
眼前に広がる白銀の世界と身を刺すような寒さに
北の大地にいることを実感する
四季ごとに違う表現を見せる奥入瀬渓谷を抜けると
すぐに十和田湖へ繋がる
ここで恋人には"十和田湖の絶景を見せたい"
という強引な理由でアイマスクを装着させる
(当たり前のようにダッシュボードからアイマスクが
出てきたことに何も疑問を抱かず言われるがままにつけるあたりさすが)
しかし、ここで想定外の問題が発生
目的の駐車場に15分経っても着かない
さすがは青森県と秋田県を跨ぐ
日本屈指の広さを誇る十和田湖
終点を告げるナビアナウンス
さすがにイラつき始める恋人
スピードを上げるかまけん
話を繋げる我
なんとか、騙し誤魔化しで湖畔まで連れ出すことに成功アイマスクを取りいざ、十和田湖!
はい、プロポーズ!!!(どーん)
壮大な景色と凍えるような寒さと驚きの連続で
冷静な判断ができない状況に追い詰め
"はい"と言わせることに成功(任意)
(冷静さを取り戻したところで色々な
感情が込み上げてきたのか溢れる涙)
NOと言われたら湖に身を投じようと考えていた
僕もここに来て肩の荷が降りた
緊張がお腹を満たしていたのか急にお腹が空き
畔にある喫茶店で昼食
優しい味が身に染み、食べながら見た湖は
先ほどより広く感じた
かまけんが花束を受け取って車に忍ばせてたいたこと
アイマスクは直前に100均で買ってきた物など
諸々のネタバラシをしながら帰った
行きのハラハラ感などはここにはもう無い
プロポーズの時に渡した花束は
milcahさんにお願いしました
元々、下北沢で花屋をされていて地元八戸へUターン
ざっくりとしたオーダーを汲み取って頂き
理想的な仕上がりにしてくれました
(最終日には直接お会いしてお礼もできました◎)
帰りにサラッと
十和田市現代美術館にも行ってきました
詳細はtumblerに載せてます◎
朝も早くて夜も外で食べた為
青森屋はあまり満喫せず就寝
(もったいない...)
では、このへんで