HSPな魚と私
思いつきで赴いた【ニフレル】。
万博公園にある、五感に触れるミュージアム。
青い魚を見て「ドリーだ!」という人が多い中、
それさえも「?」だった私。
すみません。
なんちゃらニモは見てません、悪しからず。
水槽の中にいたヒラメ。
あの、ヒラメです。
特徴を人間的な例えで記していて、
そこには
空気が読める
ひとりが好き
とあった。
ヒラメちゃんよ……君もHSPなのかい?
急に親近感が湧き、しばらく見入っていた。
こんなにヒラメをマジマジと眺めたのは間違いなく始めてだ。
月曜だしと高を括っていた人出もそれなりの入場者で、行く先々で必ず家族連れやカップルとバッティングする。
私は1人でジーッと魚や動物を観察するのが好きなのだけど、「誰かと一緒」の人たちは思い思いにあれこれと話している。
浅知恵な動物ウンチクとか、 見たかった動物がいないという愚痴とか、色々色々…。
そういった類の言葉が背後からずーっと耳に入ってくるから、居てもたっても居られず1度退散してからまた戻る…を繰り返す。
あぁ。
もっと独り占めできると思ってたけど、意外にそうでもなかったな。私はやはり「人を呼ぶ」らしい。
スパっとシャットアウトできる耳、というかメンタルが欲しいわ。
「こういう性質だと生きてくのがちょっと面倒臭いよね…」と、冒頭に見たヒラメに思いを馳せてみた。
ニフレルだけど、放し飼いゾーンの動物たちには触れられない。
向こうが近づいてきたらこちらが離れないといけない、というのは何ともシュールなルールだなと思った次第。仕方ないんですけどね。
ワオキツネザルはとっても人懐っこくてチャーミングなお猿さんだったし、何よりミニカバのネムネムが連れて帰りたいぐらいキュートでした。
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