見出し画像

選挙だホイ

とちじ。

テレビを殆ど見ないのであるが50人ぐらい候補者がいるらしい。以前の派遣先が丸の内であった時はよく街頭演説や選挙カーに出くわしたのだが、今の派遣先は都心から少しハズレた場所にあるので、全く出くわさない。これほどまでに通勤時に出くわさない選挙は無かった。どれだけハズレているのか。静かでいいけどさ。 

掲示板を見ると(したがって勤め先(23区内)近くの掲示板にもN党等のトンデモ掲示がないのである)明らかに人相が悪いのが複数いる。ぜったいコイツには入れない。まともな人相の人もいる。この人に入れたいなぁ。この人なら同じ会社の上司にいて欲しい。一緒に働きたい。でも勝たない(勝てない)のが分かっている。悩ましい。現職に勝てるとするなら上司にはしたくないタイプ。鉛筆を握る瞬間まで迷いそうだ。

大体、いまだかつて私が投票した人が当選した試しがない。

初めての都知事選は二十代の時だった。
私はドクター中松に入れたのだった。
この世界に誇る天才がどんな都政をするのかマジメに期待したのだが、豈図らんや石原都政のスタート。いや、人間としてそんなに嫌いじゃなかったよ、石原慎太郎も。でもドクター中松だったら絶対もっと革新的でキテレツだったのになぁ。
四半世紀を経て、まだ立候補しているドクター中松。マモーみたいに脳ミソだけになっても立候補し続けて欲しい人だ。私はドクター中松を心のなかで応援する。今回はごめんなさい。

前回は宇都宮健児氏に入れたのだったと思う。
あのとき、山本太郎氏が立候補していなかったら…、とはチラッとは思った。あのときも揺れた。だが蓋を開けてみれば2人の票を足しても女帝の勝ち票には遠く及ばなかったのだ、、、嗚呼。

前回の都知事選結果(一部)

マジメに、人間社会や地球の健康のことを、考えてくれる人に政治をお願いしたいのだが、どうやらそういう人はこの国では大きく支持はされない。なんというか、そういうオモシロミの無い人は既得権益複合体である大手メディアには大きく取り上げられないし、なんたって政治的 or 経済的な地盤も無い。そして高齢者層への認知度がほとんどない。世界一を競えるスピードで高齢化と人口減少しているこの国で。
そして我々、国民性として良くも悪くも「耐え忍ぶ」ことに慣れている。

Hey Hey Hey、時には起こせよムーブメント、という懐メロの一節がよぎる。小室哲哉は天才だ(この曲は作詞作曲小室哲哉)。政治や芸術の大きなムーブメントなんて起こらないんだ、この国じゃ。そんな嘆きなんだね?!

この間昼休みに職場近くを散歩していたら、真後ろを歩いていたどうやら70代くらいのオジサン・オバサンの会話が聞こえてきた。物価の上昇や税金の高さや年金の少なさを嘆いている。都知事選なんて誰に入れていいか分かんないよ、レンホウ?入れないよ、だってあのヒト日本人じゃないじゃない!、とオバサンの力強い声。おお。堅固な心。そういう層が分厚いんだろうなぁ〜。都内でコレだもん。ホントに日本て鎖国を引きずっているよね。大体「生粋の日本人」なんているのかよ、と私は思っているので(遠く遡れば『渡来人』を先祖に持つ人が本州ではほとんどなのではないか、と)そーゆー了見の狭い意見にはとってもお腹立ち。
でもその年代より上の一定層の代表意見だな、とも思った。

いや〜でももう都庁のプロジェクトマッピングとか見たくないよ。その一心で投票に行こ。
誰に入れていいか分かんない人は、「一緒に働きたい人」っていう目線で選んでみると、いいかもしんないです。
あるいは「上司にしたくない人」を外す。
いない場合は人相、フィーリングです。「いいことばっかり言う既得権益者」は、「何かを奪う」人である。詐欺被害に気を付けましょう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?