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ウェルビーイングを考えた日/自閉症を持った弟20歳の誕生日

みなさん、こんにちは。
昨日に引き続き二日連続!

MAHOです。

ウェルビーイング、
あつく語ったけど、
そういえば、11/13 弟の誕生日なんです。

なんとなんと20歳、おめでとう。

この機会に少し弟のこと、
そしてゆくゆく今の自分の考え方につながる
今までの経験、価値観など
お話しようかなと。

弟は自閉症、発達障害を持っている

ほんとに今だから言える、
私がもう少し小さいころは
兄弟の話はタブーだった。

私の弟はふたつ年下。

発達障害と自閉症のダブルパンチ

IQは極めて低く、
1人での生活は不可能なレベル。

発達障害、ADHDなど
障害に対しての認知、理解が増える前から
うちの弟は、障害を持っていました。

後ろの坊ちゃんが、弟

七五三かな?忘れたけど。笑

歳も近いからこそ、
そして、私が姉という立場だからこそ
この頃から、若干話が通じない弟の世話をしてた。

うちの弟、実はすごい

弟は、世間的には 障害者

とうとう20歳を超えたから、
弟も障害年金をいただけるようになりました。

福祉の制度もあまり知らなかったけれど、
やっぱり身近にこういう存在がいると、
自分ごととして考えられる。

最近は、私が時間に融通が聞くからと
両親から手続きに行ってきて、
とか頼まれることも。笑笑

でも、弟がいることで
世間一般がこうだから、
こうしないとといけない
とかそんなこと考えなくなる。

今、目の前にある・いる
状況・人の本質を見極めて
本当に必要なことは何か、
一般論に流されて、
本質を見失っていないか。

何か悩んだときは、
そういう風に考えるし、
そのときは弟の存在を思い出す。

障害といわれ、
わからないこともできないことも多い。
でも、できることを一生懸命して、
今を生きているその姿に
少しだけ救われる。

帰ったら、
私の脱ぎ散らかした服を片付けてくれたり、
忘れ物を教えてくれたり。

数少ないできることを極めた結果、
今では究極の日常生活のプロ。
規則正しすぎて、
その能力全て弟に取られたのではないかと
思うくらい、私との差は激しい。笑笑

弟がいることで、
日常のささいなことも助けてもらって、
何か困ったときは本質に戻ることができる。

いるだけで、すごい存在。

そんな弟とウェルビーイングとは。

ここからが、実は本題。
長々とありがとうございます。

卒論は全然進まないのに、
noteは異常なスピードで書き進められる。笑

そんなこんなで、うちの弟、
実は障害持ってて、なんかすごいんだよ〜って話。

そんな弟の存在があるからこそ、考える

ウェルビーイング

もともと心理学を勉強したいと思ったのも
実はたどり辿れば弟の存在。

ウェルビーイングって、
「よく在る」「よく居る」状態。

心身ともに健康で、自分らしく幸せを感じられる。

みんながそうなれば、最高に幸せな世界になるなってずっと思ってる。

でも、周りを見渡せば、
・人の悪口で盛り上がる
・人のできないところを見て自己肯定感をあげる
・できないことを人のせい・社会のせいにする

同級生始め、
言わせてもらえばそんな大人たちも少なからず存在している。

本当にしょうもないよね。
そんな人生で大丈夫そ?っていっつも思う。

もっともっと本質を見て、原点に戻ったとき、
究極、自分が幸せだったら他人にも優しくできるし、
自分に余裕があれば、他人も幸せにできる。

まずは自分を幸せにしてあげることなんだろうなって。

うちの弟は、
基本的に自分のために生きている。

自分が楽しいと思ったことをするし、
毎日ご飯が食べられること、
お風呂に入れること、
あたたかい布団で眠れること

そんなささいな日常から
たぶん幸せを感じている。

だからこそ、特に何もしていないけど、
まずは自分が幸せだから、
私を始め他人にも優しくできるし、
他人のいいところに気づくことができる。

でも、他の人は違う。
社会に揉まれながら生きていると
必ず負の感情が湧き上がるはず。

でも逆にそれを知らない弟だからこそ、
今の時点でウェルビーイングしてる。

昨日1日のウェルビーイングデーが終わる頃、
「誕生日おめでとう。」と伝えると
「ありがとう。」って言ってた。

純粋だなあ、、。おねえちゃん、頑張ります。


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