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第6節 サガン鳥栖vsアビスパ福岡 レビュー(簡易版)
諸々忙しく、簡易版で申し訳ありません。ただ、採点はしっかりと行っています。
試合の総括
5年ぶりのJ1でのダービーはやはり非常に熱く、そして戦術的にもハイレベルなものとなった。
サガン鳥栖がボールを握り、両SBを非常に高い位置に張らせることでサイドからチャンスを生み出していく。特に右の飯野の突破力は大きな武器となった。68分にはダイレクトで正確なクロスを供給し、オフサイドとなったもののネットを揺らしてみせた。
対するアビスパ福岡は高い位置から追う姿勢は示す一方、そこで奪えないとなると素早くブロックを作る。鳥栖が左右に揺さぶろうとしても素早いスライドで大きな隙は作らず。危険なシーンでは両CBを中心に身体を投げ出しゴールを死守し続けた。
68分の鳥栖のシーン、90分のアビスパのシーンのように得点に繋がりそうな場面もあったが、お互いにゴールには至らず。
だが、サッカーにおいては0-0というスコアでも面白い試合は沢山ある。この試合もまた、そのうちの1つに加わったと言えるだろう。
採点(及第点5.5)、寸評
GK村上昌謙 6.5 少しでもリスクがあるシーンではパンチングを選択。守護神らしい働きを見せた。
DFエミル・サロモンソン 6.0 守備を優先したため攻め上がりは少なかったが、攻撃だけの選手ではない所を見せた。
DFドウグラス・グローリ 6.5 MOM。彼が的確な読みでラストパスやシュートをブロックするシーンは毎試合のように見られる。イエローカードが溜まり、次節出場停止となったことは残念。
DF宮大樹 6.5 試合を重ねるごとに、危険な場面で迷うことなく身体を投げ出す場面が増えてきた。
DF輪湖直樹 5.0 高い位置を取る鳥栖の選手に押し込まれることとなり、突破力に悩まされたが集中力は切らさず。
MF重廣卓也 5.5 途中まではCHとして、カウエ投入以降は1.5列目の選手として豊富な運動量を披露。ただ、疲労から後半アディショナルタイムのチャンスはいかせず。
MF前寛之 6.0 ボールを繋ぐという点では苦戦したが、危険な所を察知し守備を破綻させなかった。シュートコースを切り、かつ不用意に飛び込まない守備は見事。
MF金森健志 5.5 古巣を相手に、見せ場を作る。ただチームとして押し込まれたためチャンスは少なかった。
MF石津大介 5.0 鳥栖の素早いチェックに苦しむ。なかなか前を向かせてもらえなかった。
FW三國ケネディエブス 5.0 空中戦の強さは見せたが、自分達の時間帯を増やすためになんとかボールを収めたい。
FW山岸祐也 6.0 攻守両面において奮闘。ゴール前に入る勢いも昨季より増している。
MF田邉草民 5.5 61分にCHとして投入され、67分からは左SHとしてプレー。サッカーIQの高さは見られるが、攻守にもっとやれるはずだ。
MF吉岡雅和 5.5 67分、石津に代わり出場。積極的なプレーが増えた。彼の左足はチームの大きな武器になり得る。
MFカウエ 5.5 67分、金森に代わり出場。それ以降、中央を使われるシーンは減った。
DF湯澤聖人 5.5 78分、サロモンソンに代わり出場。守備をしっかり行いながら、80分には攻め上がりから突破を図る。
DF志知孝明 5.5 78分、輪湖に代わり出場。輪湖よりも相手選手との距離を詰め、積極的な守備をみせた。