
3分で終わる無言の食事。
「皆さんは食事に何分かけますか?」
私はと言うと
3分で終わる無言の食事が日常であった。
食事なんてただの腹ごなしでしかなく
『食べる事を楽しむ』なんてことは全くなかった。
そんな俺が妻と食事をすると
「なんかご飯の時間って心が動く」
ってことに気がついた。
特に鍋の日。
準備しているときから
「どうしよう」「こうしよう」と話しているし
食べている時なんて途絶えることがないくらいだ
「もう煮えたかな?」
やら
「まだ硬いね」
やら
「もう食べれるんじゃない?」
やら
「塩が足りないね」
やら
「美味しいね」
やら
食べ終わってからも
「次はなに鍋にしよっか?」
やら
「次はもう少し味を濃くしよっか?」
やら
「次の時までにゴマベースとを買い足さなきゃね」
やら
「ラー油も買っておかなきゃ駄目かな?」
やらね。
他、愛もない内容だが会話のある食事というのは
心が動き良いもんだな!!と思った
この感覚を言葉にしておきたく
柄にもなく書いてみた
お わ
り