私と知らない誰かが生きる世界のこと (上)
政治
国際情勢
貧困
差別
この世界に蔓延る課題、問題
考えるたびにあまりに巨大すぎて
自分には何もできないな、って
どうしても遠い存在のように感じてしまう
何が原因で、何が欲しくて、何に怒って
当事者にしかわからない
いや、私が分かろうとしていないだけ、見ようとしていないだけ、解決しようと行動していないだけ
でもそれじゃダメだって伝えようとしてる人がいる。デモ、メディア、個人のSNS、たった1人の発言だってそう。
わたしにできることって何?
考えてみた
私には私の生活がある
自分のことに必死でどうにもならないこともある
正直日々の生活に手一杯で、世界や政治のことにまで頭は回らない
起きていることも規模も全く違うけれど
戦争が起きている地域でもそうだろう
生きることに必死に違いないだろう
戦争をしているのは国、政府、大人
その地域に住む人は大人も子どもも巻き込まれる
その中の誰が戦争をしたいって言ったんだ
いや、いるかもしれない
だって自分たちの領土が、資源が、何か大切なものが取られてしまうかもしれないから。
私のおばあちゃんは第二次世界大戦の時に子どもだった。隣県に空襲があった時のことを時々話す。「夜なのに空が真っ赤でね。夕焼けかと思うくらいに。」どんな気持ちだったんだろう。今、戦争に巻き込まれている地域の子どもたちは何を思って、何を考えて毎日生きているんだろう。
私は毎日子どもたちと会う、話す、遊ぶ。
世界はそう簡単には変えられないと嘆いても仕方ない、だから今の自分が生活の中で為していることが持つ意味を考えてみたら
案外未来は変わるのかもしれないと思った
少し先の未来の大人を育てる
私に課せられた任務だと思う
今すぐにどうこうできるものではなかった
美しいものに美しいと思える
楽しいことに楽しいと思える
悲しいことに悲しいと思える
おかしいことにはおかしいと思える
当たり前だけど意外と難しい
純粋な心を持てる人間が増えたら
少しだけこの世界も変えられるのかもしれない
私の力ではいつまで経っても何も変えられない
人間たちの力ならちょっと希望がもてる
子どもたちにたくさんの素敵なものをみせたい
というか素敵なものに気づかせたい
果てしない道になりそうだ
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