[水辺のある風景 日野50選] №1 平堰
■ プレート設置状況
● 探索日 2022年7月31日
● 設置状況 設置済み
平堰の所在地は右岸が八王子市平町、左岸が昭島市大神町であるため、日野50選のプレートは設置されていないと思っていました。
しかしNo.1のプレートの写真を載せているブログを見つけ、居ても立っても居られなくなり平堰に行きました。
No.1のプレートがありました。輝いています。
ないと思っていたプレートを見つけられると本当にうれしいです。
平堰は、幅500mの多摩川を横断する大きな堰です。
堰完成当初はプールタイプの扇形魚道が設置されていましたが、堰の下流側と河床の落差が大きかったことで魚の遡上が妨げられていたため、ハーフコーン型という新しいタイプの魚道に変更されたそうです。
ちなみにハーフコーン型魚道は多摩川で開発され、「大丸用水堰」に最初に設置された魚道です。
江戸時代、日野用水には上堰と下堰の2つの水路がありました。
時代が進むとともに日野の新田開発はさらに進み、日野用水は浅川からの用水も伴って支流を増やしていきました。
現在の平堰は、洪水に対処できるよう、1962年に近代的なコンクリート製の堰に造り変えられたものです。
このときに下堰堀の取水口は閉鎖され、平堰の取水口から流れる上堰用水が東光寺地内で下堰用水に分流されるようになりました。