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チェリムとスケーターズパークを最大限に生かせるのはこのカード!!【レジドラゴとの最強タッグデッキ】
どうもフィートです。
突然ですが皆さん、フュージョンアーツで実装されたこのカードをご存知でしょうか。
にげる時のエネをトラッシュせずに手札に加える、というAレギュのダッシュポーチを思い起こさせるカードですね。
このカードが公開された時に、多くの人が思い付いたであろう組み合わせがチェリムレジドラゴです。
草エネルギーを無制限に手札からつけられるチェリムとエネルギーを手札に戻すスケーターズパークの相性は完璧と言えるでしょう。
また、チェリムと組み合わせるカードの代表格とも言えるレジドラゴは、バトル場でダメージを受けて打点が出せなくなった場合でも、スケーターズパークがあれば、にげるでエネルギーを回収できるため、ベンチのエネルギー0枚レジドラゴを即起動することが可能です。
更に、ダメージを受けてベンチに逃げたレジドラゴにエネルギーがついていないため、回収ネットもトラッシュのデメリットを気にせずに使えます。
しかし、デッキタイプとしてはあくまでアレンジ程度であり、新しいデッキとして紹介するようなレベルではありませんでした。
そんな中でいつものように公式カード検索を暇つぶしに眺めていると、このデッキタイプにとてつもなく相性のいいカードを発見してしまいました。
それがこのカードです。
おそらく多くの人がピンときていないであろうこのカード、考えれば考えるほどチェリム、スケーターズパーク、レジドラゴとの相性が抜群なのです。
ここで私のnoteを見てくれている人なら「お前がマッギョ大好きだからこじつけてるんじゃないのか?」と思ったことでしょう。
実はこのマッギョ、唯一性が高くかなりスペックの高いカードなんです。
まず注目していただきたいのはワザです。
非エクのたねポケモンでありながら、無色3エネで90ダメージを出しつつにげるを封じます。
これを見てピンと来なかった方は「このワザを受けたポケモンは、にげられない」でカード検索してみてください。
このマッギョがこの効果を持つポケモンの中で頭ひとつ抜けていることがわかると思います。
ただ、にげるを封じたところでたいして意味ないんじゃない?と思った人もいるでしょう。
にげるを封じるという効果を最大限に生かせるカードがあるんです。それがこのカード。
相手をこんらんにする、にげるを封じる。
はい、最低のコンボですね。
しかし、私もマッギョ愛好家の端くれ、このコンボに今まで気づいていなかった訳ではありません。
このコンボを実用化できなかった理由はこのカードのデメリットの部分です。
そう、おうえんYホーンは自分のバトルポケモンもこんらんにしてしまうのです。
にげてこんらんを解除したいのにマッギョのにげエネは3と、ふうせんでもにげエネ0にならないというなんとも不遇な性能でした。
このカードがにげエネ0、せめてにげエネ2だったらと何度思ったことか。
そういったマッギョのデメリットや使い勝手の悪さを全て解決したのが、先程も紹介したスケーターズパークです。
バトル場にいるポケモンが何であれ、おうえんYホーンを使ってこんらんしたとしても、チェリムでエネを貼って逃げてしまえばなんの問題もないわけですね。
そして、そういった妨害を行いながらも90ダメージという決して少なくないダメージを与えることができます。
レベルボール圏内のポケモンなら1パンですし、レジドラゴの240ダメージと合わせて330ダメージと、V-MAXも2パン圏内に入れることができます。
まとめると、おうえんYホーンで相手のバトルポケモンをこんらんにしながら、自分はチェリム、スケーターズパークによりノーリスクでこんらんを解除しつつ、マッギョのワザで90ダメージを与えながらにげるを封じます。
相手が入れ替え札を持っていなければ次のターンにレジドラゴで240ダメージを出し、合計330ダメージとなるわけですね。
そして、次に注目していただきたいのがにげエネです。
このにげエネ3が強いんです。
???さっきにげエネが0か2だったらよかったのにとか言ってたじゃないか!と思った方がほとんどでしょう。
しかし、スケーターズパークを手に入れたこのデッキに限っていえば、にげエネ3は、にげエネ0よりも強いんです。
注目すべき点は、ワザに必要なエネルギーの数とにげるのに必要なエネルギーの数が一致している点です。これは、レジドラゴにも同じことが言え、更にはマッギョとレジドラゴで一致しているという点も重要です。
簡単に説明すると、ワザを使える、使ったマッギョorレジドラゴがにげる際に、ついてるエネルギーをスケーターズパークで全て回収でき、入れ替えたマッギョorレジドラゴがワザを使うために必要なエネルギーが手札に揃っているため、チェリムの特性ですぐにワザが使えるということです。
説明が下手くそでわかりにくいかと思いますが、更に簡単に言うと、3エネあればマッギョでもレジドラゴでも好きな方で攻撃できるってことです。
総まとめ図
図ではマッギョからレジドラゴの組み合わせですが、ワザに必要なエネルギー、にげるに必要なエネルギーがマッギョ、レジドラゴで全て共通しているため、レジドラゴからマッギョ、マッギョからマッギョ、レジドラゴからレジドラゴと、全てのパターンで行うことができます。
これに加えて、ワタシラガもいるので、仮にマッギョが倒されたとしてもエネルギーの問題はありません。
次に注目していただきたいのは特性です。
特性に関していえば明確に強いポイントがある訳ではありませんが、地味に活躍するシーンがあるのでデッキとして使用しているとありがたいと感じるシーンが意外とあると思います。
例をあげるとV-MAXの2パン圏内をズラしてくる大きなおまもりを実質無効にできます。
また、レジドラゴ、マッギョというアタッカーがたねポケモンしかいないために、本来なら対処が困難な最近流行り気味のタチフサグマに対しても、特性で30ダメージ与えることによってその後チェリムで弱点込み140ダメージを出すことで比較的容易に突破することができます。
また、タチフサグマのワザは「ワザのダメージ」を受けないなので、マッギョの「ワザの効果」であるにげられないは防げないため、おうえんYホーンのこんらんと合わせて運ゲーに持ち込むことも出来ます。
他にも、10ダメージすら受けたくないため雑に前に出しにくいレジドラゴと、特性により雑にダメージを受けても問題のないマッギョの相性がよかったり、マッギョが炎エネルギーを必要としないためサブアタッカーとして使い勝手が良かったりと、細々とした強みはありますが基本的には説明は以上になります。
【デッキレシピ】
デッキコード: cxc88J-jyhNbJ-xYJx8x
デッキの基本的な構築や動きはチェリムレジドラゴですので、このレシピに縛られずに好きなようにいじくっていただければと思います。
一応PTCGOではこのレシピで15戦13勝2負なので、そこそこ強いレシピにはなってると思います。
なお、私自身がPTCGOでこのデッキを使用、調整しているため、日本レギュレーションで言うところのCレギュレーションを使用出来ないデッキレシピになっているため、紙でデッキを組む際はリセットスタンプやポケモン通信等のCレギュのカードも使ってあげると更に強いデッキになると思います。
こういったカードもありますのでマッギョと組み合わせてみては?笑
まとめ
今回はずっと上手く使ってあげたいと考えていたマッギョが、それなりに戦えるデッキになったのでnoteに書かせていただきました。
上手くデッキにできない大きな要因であったマッギョのにげエネがふうせんでも0にならない3という点が、スケーターズパークという、たった1枚のカードでむしろ大きなメリットになるとは自分でも思っていませんでした。
にげエネ3が強いなんてパターンがあるとはって感じです。
カードの組み合わせでデメリットがメリットに変わるのはカードゲームの醍醐味ですよね。
好きなポケモンを生かしたデッキは本当に使ってて楽しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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