南インド。人という輝き。
久しぶりの久しぶりですが、イレギュラーでできたほんのポッカリスペースに文字を書こうと思います。
2024年、年が明けインドへ行っていました。
インドは4年?5年ぶりでしょうか?
もう両手で数えられなくなってからはっきりとした数はあやしいのですが、今回は南インドに3週間だけいました。
一括りに南インドといっても州ごとに違う国のようなインド。
タミル・ナードゥ州へ。
もっとも僕の関心を惹きつけるこの州へは4回目の旅になります。
限られた時間の中で広いタミルをこれ以上ないくらいのハードワークで動き、留まり、感じてきました。
めずらしく崩れかけた体調も踏みとどまり全快になっています。
次の旅が目前に控え、ほっとしている今です。
タミルは、インドの中で今最も輝きをもっている州だと僕は思っています。
独自の路線を州で打ち出し進み、そこに経済を含め人がついてきている。
わかりにくい内部のことは調べこむより、土地を周り、人と触れ合うことで体感できます。
これまでもそしてこれからも僕はそうして世界と自分を繋げていくのだと久しぶりの時間を通しても再認識しました。
僕はヨーガ伝達者です。
が、
僕の役割はただ体操や呼吸など技術の指導ではなく、心理や哲学の学者でも環境活動家や歴史の先生でもない。
全てを探求し包み込む。
そしてそこから紡ぐものがヨーガという智慧の結晶を輝かせるのだとはっきりと体感しています。
これまでもこれからもそんなヨーガという大きなモノに包まれた講座をみなさんに届けていきたいと思っています。
話がヨーガに傾いていましたが、戻ってきますね。
タミル。
世界には陽と陰が存在し、人にも同様に内包される。
どの局面に出逢うかで人は印象が180度変わる。
僕がタミルで出逢い続けた局面。
インドではどちらも際立ち、輝きを放つもの。
それでもハッキリと言えることは、
“人の輝き” が僕に残ったということ。
ありとあらゆる土地で人々は僕に輝きを残していく。
訪れる土地で必ずその地の人が集う活きた場所を訪ねる。
それは時にマーケットであったり、寺院であったり。
どこにいこうと彼らの感情は僕に向けられ、優しく引っ張っていく。
タミル語しか喋れなかろうが、見ず知らずの外国人を笑顔で自分の空間へ呼んでくれる。
「カーピ(南インドコーヒー)飲んでいくかい?」
賑わい溢れる市場の中で、ココナッツに囲まれた男達が呼んでいる。
そんなシーンに何度出遭えたか。
人の輝きは、人を輝かせる。
僕はきっとその時彼らに輝かされてキラキラとしていたんだろう。
インドで加わったたくさんのストーリー。
またここに記し、どこかで話す時を楽しみに今日はここまでにしておきます。
取り留めのない文章です。
読んで頂きありがとうございます。
またすぐに。
では、良い午後を。
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