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022 親が子どもにクロールを教えるためのTIPS ③-2クロールの完成:ローリング

前回、手回しの軌道を学びました。

それを踏まえて、今回は

肩の動かし辛さがない手回しの軌道で、かつローリングが入ることで、グルグル風車のような動きになる

ここを学んでいきましょう。

手回しの軌道のおさらい


前回学んだことはコレでした

手で水をかくのはカラダの前で行い、かいた手はカラダの横から戻す

よかったら、記事でもおさらいしてもらえるとありがたいです


絵で見るとこう。正面から


横から

思い出しましたか?


水の中で

この手回しをすると水の中ではこうなります。

水をかく手回しは楽々です。

問題はここから。戻す手回しが水の中で行われること!動きは重くなるし反動でカラダはグラグラするしでまぁ大変。


じゃあローリングいきましょう

手回しの軌道を守りながらも、風車のようにグルグル手回しをするためのカギはローリングでしたね。

アレコレ言うよりイラストで見てみましょう(絵心が無さすぎて申し訳ない)

うつ伏せで浮いた状態から手回しを始めます

スタート!

手をかく軌道は守りながら、同時にカラダが横を向いていくことが分かりますか?

さて、ここからは手を戻す軌道

手を戻す軌道はカラダの横からでした。ただ、手を戻しはじめる時に、カラダはローリングで横を向いていますよね。だから手を横から戻す動きでもまるで軌道が風車のようにグルグルと円を描けるわけです。

正しい手回しの軌道に、ローリングが入ることで
結論、手回しはこうなります

①手をかくときに、肩が回しやすくノーストレスで
②手を戻す時も、水抵抗に邪魔されないでノーストレス

①+②=無駄な力がはいらず、手回しがらっくらく

ちゃんとした手回しは、快適そのものです。まずは、呼吸なしのキャッチアップクロールでしっかり2つのスキルに時間を使って手回しを楽にしてあげましょう。

もし、ローリングのイメージがつきにくかったら、床にうつ伏せになって手回しとローリングをやってみると、少しは動きのイメージが分かるかもしれません。(若干水の中のリアルな動きとは異なります)



お疲れ様でした

ガンガン進みたいところですが、小出しでいきます。ひとつひとつの易しいステップをクリアしながらすこーしづつ進んでいきましょうね!

#子ども
#水泳
#プール
#泳ぎが苦手な子ども


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