蟹座さんの4月
蟹座さん、こんにちは。
桜も咲き、春の息吹があちらこちらに感じられるようになりましたね。新しいスタートを切る人も多い季節です。
空では、星の動きも新しいフェーズに入って行きます。
蟹座さんにとっては、2018年頃から人との関わり方、人によっては組織との関わり方というところで変革の波が訪れていますが、今月はここに新しい角度からの切り口が見えてくるように思います。より密度の濃い、がっちりとした関係を結んでいく準備をするような感じです。
それでは、2020年4月を上旬・中旬・下旬にわけて詳しく見ていきたいと思います。満月・新月については記事の後半で!
生命線で結ばれた関係
上旬は、蟹座さんにとって「濃い関係・深いつながり」などを表す部屋が一気に活性化していきます。
これまで約二年ほど、周りの人との関わり方やパートナーシップの領域で変化を経てきた方も多いのではないでしょうか。2018年頃から星座問わず多くの人が何らかの領域で「破壊と再生」を経験しているのですが、蟹座さんにとってはこの「対人」という領域でそれが起きています。2019年が破壊の山場であったなら、今年は「再生」の一年です。
一対一で向き合うようなパートナー(ビジネスパートナーやライフパートナーなど、一対一で向き合っていく人々です)との関係がひとつの節目を迎え、ここから先はより「濃い、深いつながり」へと深化していくことになります。ここでいう濃いつながりとは、例えば家族のように血でつながっている関係であったり、組織と個人のように、仕事をしたら報酬が与えられるというようにエネルギーの交換の形で繋がっている関係であったりします。切っても切れない間柄というとしっくりくるでしょうか。
そのような深く強い「つながり」というものを育てていく時間が始まります。
上旬はそこに起爆剤のようなものが投入されるので、関係性やパートナーシップのステージの変化の兆しをはっきりと感じ取れるような出来事があるかもしれません。それは例えば親族関係の出来事であったり、会社組織の環境の変化であったり、様々だとは思います。はじめは所謂「試練」のように感じられるかもしれません。しかし、それは鉄に火を入れて鋼に鍛え上げていくような、関係性をより強く美しいものに育て上げていくプロセスのようなものです。この兆しは6月末までかけて見えてくるもので、本格的な変化は12月末以降になります。今月感じたその変化は、来年以降、2年半ほどかけて打ち立てていくものです。ゆっくりと進んでいく変化ですが、今月初めにはその変化の兆しがスパーン!と見えるような、そんな感触もあります。
強烈な引き寄せ
この対人関係や深いつながりに関する変化に必要なものが、今年はたくさん引き寄せられて来ると思います。大切なのは、変化や試練をポジティブに受け入れること。蟹座さんは12星座一といってもいいほど愛情深く慈しみの心を持つ人々だと思います。そんな感受性豊かな蟹座さんにとって、人との関係性を変化させていくことはとてもストレスに感じられることと思います。ただ、今年は強烈な引き寄せ効果の働いている一年です。その人がポジティブに「愛」について真摯に向き合うほどに、天はその人に恵みや成長を与えてくれると思います。この強烈な引き寄せ効果は今年中続くので、12月末のグレート・コンジャンクションという200年に一度の大きな節目に向けて、これからの自分に必要な物事をたくさん引き寄せていく、そんな流れになる気がします。
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グレート・コンジャンクション & ミューテーション
2020年12月22日に、水瓶座で木星と土星がぴったり重なります。これは20年に一度起こる時代の節目なのですが、今年のグレコンは200年に一度と言われています。というのも、グレコンは基本的に200年ほど同じエレメントで起こり続けるのです。これまでの約200年は「地」の星座で起きていました。今年の12月からは「風」の星座で起こるようになります。目に見える豊かさに基準を置く「地の時代」から、精神性や叡智を拡散する「風」の時代へと移り変わっていきます。
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情報元は再確認
コミュニケーションに関しては、無意識に思っていたことがぽろっと口から出てしまう事があるかもしれません。情報の流通に関しては、非常に円滑になる時期なのですが、情報を司る水星と幻惑を司る海王星が重なっているので、情報の真偽についてはしっかりと確認していくことがポイントになりそうです。また、この水星は先月に黄道を戻る「逆行」という現象がありました。今月上旬は一度通った道を歩き直すような期間に当たるので、先月見直しを余儀なくされた仕事を、改善してやり直していく作業があるかもしれません。
てきぱき片づけられる
中旬、12日にはその水星が牡羊座に入ります。ここは蟹座さんにとっては「社会的キャリア・活動」に当たる場所です。公の場での発言が注目されたり、コミュニケーションが活発になりそうです。中旬は自分の気持ちも、プライベートよりは、どちらかと言えば公的な場での活動に向かって行きそうです。
15日前後は、星座問わずたくさんの人が忙しく動き回りそうです。もしくは、様々な変化に対応すべくお家で黙々と作業したりと、「変化」への対応に追われそうです。ただ、この時期は全ての天体が順行しており、とても良い角度をとっている星々もあるので、物事は建設的に片付いていくように思います。
仲間との時間を大切に
下旬は、まず20日に太陽が牡牛座へ入って行きます。
ここは蟹座さんにとって「夢・将来の展望・理想を同じくする仲間」を表す場所です。昨年からここに天王星という影響力の強い星が入っています。こうした強い星が入ってくると、やはりその領域での変化を促します。ここ数年、サークル活動や同じ目標を持つ仲間、といった部分で変化を経験している蟹座さんをよく見かけます。牡牛座はもともと蟹座さんとは相性の良い場所なので、どちらかというとポジティブな変化が多いのではないでしょうか。夢や理想も、リニューアルされていきます。この部屋に太陽が入っていくので、そういった部分に焦点が当たっていきそうです。
26日には冥王星が逆行をはじめます。これは動きの遅い天体なので、逆行が終わるのは10月あたりです。遅い天体は意識の表面にパキっと上がってくるものではないのですが、深いところでこれまでの変化についての再考をしていくようなイメージです。逆行はやはり物事の見直しというイメージが強いです。
そして、この冥王星の逆行を皮切りに、今年の中盤はたくさんの天体が逆行を始めていきます。今年はほぼ全ての人に大きな変化の訪れる時です。しかしそれは、進んだり戻ったりしながら積み上がっていくものなのだと、星が教えてくれているようにも感じられました。
新月と満月について
4月8日11:36に天秤座で満月が起こります。
この満月は、「自分の中で何らかの確信ができあがりつつあるけれど、それをまだ表には出さない」そんな印象があります。大切な確信ほど、自分の中でじっくりと熟成させてから表明したいと思うものです。
天秤座は蟹座さんにとって、「家・親・不動産」などを意味する部屋です。親御さんとのコミュニケーションが起きたり、おうちでの活動が充実しそうです。プライベートでこれまでやってきた「何か」がひとつ確信を得られるような段階に来るのかもしれません。まだその確信を公的な場面では表明しない。そんな印象です。
そして、この満月から次の新月の間、何か予想外の出来事があるかもしれません。でも、人は自分一人では自分のことをよく認識できないもの。外側からやってくる「人や物、出来事」によって、自分とは一体どういう人なのか、明確になってくる部分があると思います。ある出来事によって自分の意思が明確になる。そんな印象を抱きました。
23日には牡牛座で新月が起こります。
ここは、前半で書いた「夢・将来の展望・理想を同じくする仲間」の場所です。
この新月が起きる場所には、深い深い井戸の底を覗き込むような、そんな象徴が示されています。暗い井戸の底には水が湧き出ています。私たちは皆、水でつながっています。海の水は蒸発し、やがて雨になり私たちすべてに恵みをもたらします。水はすべての生き物が共有する生命の根源です。だからこそ、水は無意識、集合意識を象徴します。それを覗き、垣間見る。
蟹座さんの甲羅は、その堅牢な殻で身内を守ります。でも実は、その甲羅はその気になればどこまでも大きくなるし、意識だけなら「人類」というくくりまで広げることができると思うのです。この新月では、そんな深く広い「人類的無意識」を覗くことができるように感じました。きっとそれは、自分の手の届く範囲の仲間との絆にも、深く密接に関係してくることなのではないでしょうか。
蟹座さんの4月を読んでみました。
ここまでお読みいただき本当にありがとうございます!
すべての蟹座さんにとって素敵な4月になりますように。
それではまた!
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