心を開く
こんにちは、i です。
4月に入りました。桜の花びらが風に舞ってきれいですね。窓を開けて外の景色を眺めると、新緑が目に鮮やかです。沈んだ心が少し明るくなります。自然って偉大ですね。
今月は、大きな星が重なる月になります。4月5日に木星と冥王星がコンジャンクション(重なり)をつくります。
木星は拡大と発展の星。そして、冥王星は魂の鏡のような星だと私は捉えています。魂の鏡とは、つまり「意志」が反映される星だということです。「魂の道に沿う生き方=意志」というとわかりやすいでしょうか。魂の道を歩くなら力を与えてくれるし、道を逸れていたら方向転換を促します。では、その道はどうやって見つけたらいいのでしょうか。
私たちは、人を傷つけたら心が痛みます。誰かが喜んでくれたら、自分の心も喜びます。人が自然と身に着けているこの「心」というものが、魂に沿う生き方への道しるべなのかもしれません。
この道しるべに従って生きようと努力するなら、きっと天は発展の星である木星の力を使って、私たちに必要なものを与えてくれるのだと思います。ただ、私たちには選択の権利が与えられていますから、どのように星の力を活かすかは自分次第です。
惑星の意味づけは、ポジティブなものとネガティブなもの両方が含まれています。例えば火星なら、ネガティブに使えば争いの力になりますが、ポジティブに使えば活動のためのエネルギーになります。つまり、自分次第なんですね。星に支配されることなく、自分が星の力をコントロールすることが大切なのだと思います。
下なるものは上なるものの如く、上なるものは下なるものの如く。天と私たちが鏡のように反映しあっているのなら、私たちが心を成長させることで、天からの影響もまた変わっていくのかもしれません。
宇宙とつながる方法は、「見たくない自分」を見つめ直し、日々内省を積み重ねることで闇を受け入れ、「心の扉」を開いていくこと。以前そんな記事を書きました。
自分の心の扉を開いたなら、それを相手にも開いていくこと。
これからはそれが大切なのかもしれません。
「相手に受け入れてもらえない恐怖」を、きっと心の奥底には、誰もが持っている。その怖さゆえに自分を鎧で覆ったなら、その人は徐々に孤独に苛まれていくのではないでしょうか。
自分の心を殺して社会の中で生きていたなら、それは途方もない孤独をもたらすのかもしれません。
他者に心を開く。
そうすると、この木星と冥王星の力は、強く後押しをしてくれるような気がします。心を開き他者とつながることで、その人の成長に必要な、様々なものが引き寄せられて来る。でも、孤独な心のままでは木星も力を発揮できない。
今この世界を覆う出来事を見ていて、そんなことを思いました。互いに距離を取らざるをえないこの状況は、私たちの心の反映ではないだろうか・・・。
今現実的には相手と密に接することはできませんが、互いの違いを受け入れあい、自分の心を開いていく意識を持つことが、大切な気がするのです。
家族はコミュニティの最小単位です。人によっては、心を開いて家族を受け入れることが、はじめの一歩になるのかもしれません。自分にとって近しい人たちに、心を開いていく。それができたなら、きっとより大きなコミュニティへと再生の道が開いていくのではないでしょうか。
きっとね、問題のない人間関係なんてないと思うんです。傷つけられたり傷つけたりして、時には修復不可能に思える溝ができてしまったり。私自身も、未だに癒すことのできない傷があります。心をさらけ出すのが怖いと思う事、よくあります。でも、きっと乗り越えなくちゃいけないんですよね。家族に限らず、自分が密接に関わっていく人々に心を開いていくこと。そうすることで道は明るい方へ開けていく。そんな風に感じています。
ここまでお読みくださってありがとうございます。
どうか皆さんが健やかな毎日を過ごされますように。
それではまた!
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