射手座さんへ ５月の手紙
射手座さん、こんにちは！
今月から１２星座占いのタイトルを変えてみました。１２星座別の記事を書き始めた頃から、これって何かに似てるんだよなあと思っていたのですが、最近「あ、手紙に似てるんだな」と思い当たりました。無意識のうちに、それぞれの星座さんへの手紙のように記事を書いていたみたいです。もしよかったら、読んでみてください。
新緑の季節がやってきました。朝露をきらきらとまとう若葉が爽やかな風に揺れているのを見ると、不思議と元気がわいてきます。
５月を上旬・中旬・下旬にわけて見ていきたいと思います。
新月・満月については記事の後半で！
ルーティンワークの変化
上旬は先月から引き続き、仕事にスポットが当たっています。ここでいう仕事とはどちらかというと、毎日同じように繰り返すルーティンワークのことです。なので、社会で働くという意味の仕事から、家事などの生活の仕事まで幅広く含まれます。ここに変化が訪れるようなイメージです。
この変化は、射手座さんが数年前から続けて来た「自分の才能の再発掘」と、無関係ではないと思うのです。３月下旬からはこれまでに発見してきた自分の才能を育てるための「学習のフェーズ」に入っているのですが、これらを最大限に活かすためのワークスタイルに変化するタイミングが来ているのではないかと思います。
この上旬は特にこれまでの方法をブラッシュアップしていける時です。社会が大きく揺れているということは、逆に言えば変化の波が来ているということ。波に逆らって泳ぐより、波に乗ってしまった方がうんと楽だと思います。凪のときには変えることの出来ないものも、今なら変えられると思うのです。あなたが伝えたい人に向けて、きちんと声を上げることが大切です。その声は波に乗って、きっと届くはずです。
このワークスタイルの変化というのは昨年から始まり、この先６年ほどかけてじっくりと進めていくものです。転職を決めた人は、そのための基礎的な学びをするいわゆる下積み期間が２０２３年頃まで続きそうです。しかしその学びは、働く喜びのある環境を建設するための基礎の部分です。ここをがんばることで、その後の喜びが一層増していくはずです。
また、行動派の射手座さんにとって移動ができない今の期間はかなりストレスになっているのではないかと思います。上旬までは「学習」にやる気が出るときなので、今まで手をつけられなかったお勉強に着手してみると、時間を忘れて没頭できるかもしれません。
上旬はパートナーシップもとても良い時期です。コミュニケーションがなぜか楽しくて盛り上がる、といったこともありそうです。
仕事は忙しい時期ですが、体調変化が起きやすいのでくれぐれも無理はせず、不調を感じたら休むことを優先してください。
楽しい交流が生まれる
中旬からは相手との交流が増えていきそうです。仕事においてもプライベートにおいても、コミュニケーションが活発になります。それも、どちらかというと大人数でのわいわいとした会話ではなく、一対一で向き合うようなものです。この時期、あなたの言葉や態度にも不思議とハッピーな感じがあふれているような気がします。中旬から下旬は、周囲の人を明るくひきつけるオーラが出ているのです。
ただ、実のある会話をたくさんするというよりは、どこかふわふわとした、夢のある話をたくさんできる印象です。現実的なことよりも、非現実的なことについて夢を膨らませる感じでしょうか。ドリームランドに漂いながら楽し気に会話しているイメージがあります。生きていくうえで、幻想的な時間に浸ることは悪い事ではありません。むしろ、そういった時間が日々の生活の気力を養ってくれるのだと思います。夏くらいまで、このちょっと夢見がちな状態は続くのですが、際限なく現実逃避しないようメリハリをつけることを意識していくと、仕事や学びの大きなモチベーションとなってくれるはずです。
中旬から下旬はパートナーや友人との会話は楽しくできそうですが、ビジネスの交渉事などでは少し目算が甘くなってしまうかもしれません。しっかりと引き締めてくれる人と一緒に臨むと安心です。また、夢見がちになりすぎてパートナーや両親などと衝突しないように気を付けると良さそうです。
もしくは、両親や実家に対して「何かしてあげたい」という気持ちが強くなるのかもしれません。もしこの頃も直接会うことが憚られる状況であれば、メールや電話などでありったけの優しさを送ってあげるだけでも、きっと喜んでくれると思いますよ。
社会全体が長い見直し期間へ突入
そして中旬からは多くの天体が逆戻りを始めていくので、社会全体が見直し期間へと突入していく印象です。経済や生活の再生に向けて、様々なことが見直しを促される期間です。
秋ごろまではこの動きが続き、最終的に新しい動きがスムーズに回りはじめるのは年末あたりのように感じられますが、そこへ向けて個人レベルから社会レベルまで、５月中旬から徐々に動き始めるようです。
にぎやかな下旬
中旬に引き続き下旬も交流が活発で、より一層盛り上がってくるかもしれません。対話の相手があちこちに現れて、忙しいくらいの状態になるかもしれません。特に若い人や年下の相手との対話も増えそうです。
この時期、社会も大きくざわついている感じがするのですが、あなたのその大らかなオープンマインドに助けられる人も多いのではないでしょうか。不安をからっと吹き飛ばしてくれるような、そんなあなたの笑顔に引き寄せられて色々な人が会いに来るのかもしれません。
また、たまっていたストレスを解消するかのように色々なところへ行きたくなるかもしれません。これを書いているのは４月下旬なので、5月の終わりごろ状況がどう変化しているかはわからないのですが、外へ出られる状態であれば気晴らしに移動してみると良いと思います。遠くよりは近場のイメージです。海外ではなく国内、行ったことのない場所ではなくよく知っている場所へ行くという感じでしょうか。ただ、緊急事態宣言が解除されたとしてもすぐに旅行などができるとも考えにくいので、その場合には紀行文であったり、謎解きだったり、自然のドキュメンタリーなど、「ここではないどこか」へ没入できる本や映像を見るとリフレッシュできそうです。
満月・新月について
５月７日１９：４６頃、蠍座で満月が起きます。
この頃はルーティンワークが忙しく、尚且つその中で突発的な変化がありそうな時期なのですが、ここで起きたことはあなたの本質的なところに影響を与えるものとなりそうです。潜在意識に刺さるような出来事があるかもしれません。ただ、意識の表面にはすぐに上がってこないような深いところでの変化です。何となく引っかかるような違和感や、どうしてかわからないけど気になったものなど、「小さなトゲ」のような感覚があったなら、立ち止まって自分の胸に問いかけてみるといいでしょう。
全体的には満月前後、様々な事象が「導き」を示してくれるような印象があります。子供を導いている親は、そのまた上の祖父母から導きを受けているものです。教えとはそのように、連綿とつらなっていくものなのだと思います。この時期に受けとった気づきやガイダンスは、一人で抱え込まずに周囲の人に分かち合うことでよりポジティブに拡がっていくように思います。
また、現代的な生活の中で忘れ去られてきた、いにしえの教えのようなものが密かに花開くイメージもあります。「所有すること」から解放されるような印象もありますので、物欲や所有欲に関して浄化が起こる人もいるかもしれません。
５月２３日０２：３９頃には、双子座で新月が起こります。
この時期は色んな人との交流が活発になっている時期です。社会もどこか落ち着かない感じの新月で、周りにもストレスや不満を訴える人が多くなるかもしれません。あなたの元へ相談に訪れる人もいそうです。きっと、射手座さんの大らかな人柄に皆が引き寄せられて来るのでしょうね。あなたの明るい笑顔を皆に分けてあげてください。
対立構造が浮かび上がりそうな気配のする新月ですが、射手座さんは対立のその先を見る事のできる人たちだと思います。射手座さんの視線の先にはいつも、どこか神聖な真理の世界があるような気がするのです。ディスカッションは対立ではないことを良く知る人たちだとも思います。真の討論とは争いのためではなく、良いところを知りあうためであり、よりよいものを創りあげるためのものであると理解しています。そんな高く広い視点を周囲の人に提供してあげられるような時でもありそうです。
全体的に見るとこの新月前後は、慣れ親しんだところへ戻ろうとする動きと、新しい方向へ変えようとする動きが表れるように感じます。様々なシステムを元の通りに戻そうとする動きと、そうではなくて変えるべきところは変えて行こうとする動きとが、二分するのかもしれません。
情報の流通が加熱していく時期でもあり、これまで表には出てこなかったサイレントマジョリティの声があちこちから噴出しそうな予感もあります。
これは社会的な大きなレベルでも表れると思いますが、個人レベルでも同様に向き合うべきものとなりそうです。これからの社会や環境をより良くするために、何を残し、何を変えていくべきなのかをしっかりと意見交換するような時期にさしかかります。
射手座さんの５月を読んでみました。外出自粛の中、ストレスを感じる人も多いと思います。そんなときは、夜空を見上げてみるのはいかがでしょう。この時期、宵の明星が見ごろを迎えているそうです。夕方の西の空にひときわ輝く星があれば、それが金星です。金星は地球と一緒にその軌道で五芒星を描く、とても不思議な星です。夜空の神秘、宇宙の謎に思いを馳せてみるのも楽しいかもしれません。
ここまでお読みいただきありがとうございます！
すべての射手座さんが健やかな５月を過ごされますように。
それではまた！
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