山羊座さんへ 7月の手紙
山羊座さん、こんにちは!
夏至もすぎ、いよいよ夏がやってきます。2020年後半は12星座それぞれが、それぞれの場所で闘志を燃やしていくことになります。全体的に雰囲気が切り変わっていく月となるかもしれません。
それでは上旬、中旬、下旬にわけて見ていきます!
上旬:総仕上げのために過去へ戻る
6月は山羊座の中で2つの天体が逆行し、対岸の蟹座では水星が逆行を始めるなどして、山羊座さんにとっては非常に停滞感の強いひと月だったのではないかと思います。また正面の蟹座で日蝕が起こったこともあり、感情の起伏が激しくなったり、前に進めている実感がないという焦りを感じた人もいたかもしれません。ただ、月末頃には少し回復の兆しが見えてきたのではないかと思います。
さて、7月はどのような流れになるのでしょうか。
まず山羊座さんの星である土星が7月2日に戻ってきます。土星は3月から次なる成長の地である水瓶座の世界を下見しに行っていたのですが、それを終えて「山羊座世界の大変革の総仕上げ」をしに戻ってくるのです。
山羊座世界とは、ずばり「社会」です。世の中の実権、権威、社会構造そのものなど、現在の世界を構築している様々な「軸」を表します。数年前から、この社会構造の変化が徐々に始まっていました。そして2020年はさらに山羊座へ強い星が入り、変化が加速しています。これについては、地球上の誰もが実感しているのではないでしょうか。
この変化の波は当然個人へもやってきますが、山羊座さんは特に自分自身が「生まれ変わらざるをえないような出来事」がこの数年の間に起きてきたのではないかと思います。今年の春以降、変化はようやく落ち着いて新しい軌道に乗ってきた方も多いと思うのですが、7月からは「自分大変革」の最終仕上げに入ります。
3月から5月に垣間見た次の時代の片鱗。外出自粛によって世の中のライフスタイルは大きく変化しましたが、それはこれからやってくる水瓶座時代に向けたはじめの一歩です。ポジティブにとらえるならば、ほんの少しだけ、私たちは次なる時代の生き方を見ることができたのです。
家族との時間を大切にしながら働けるシステムができたり、組織に頼り切らず、より自分らしい働き方や生き方を見つけようという意識が芽生えたり、屋外で自然の豊かさを感じながら遊ぶことが習慣になったり。交通・流通が滞ったことで排気ガスの排出量は激減し、地球にとっては喜ばしい変化だったかもしれません。
そうした次なる時代のライフスタイルへ向けて、7月からはもう一度自分自身の足下を固めていくような意識が芽生えるのではないかと思います。夜明け前が一番暗いもの。登山でも、頂上手前が一番苦しくて辛いものです。でも、その最後の仕上げの段階で「自分の中の闇と光」をもう一度くまなく点検することが大切なのだと思います。最後まで日の出が来ることへの希望を捨てずに、自分の中の「見たくない闇の自分」を見つけて受け入れていくこと。見たくない自分を癒してあげること。社会に支配されるのではなく、自分の魂が自分の社会を創るのだという認識を取り戻すこと。
今年後半は、最後の山場と言えるかもしれません。変化の仕上げ段階では、恐怖が湧きあがってくることもあるでしょう。人は変わらないことを望む生き物です。でも、自分の心の奥底の叫びを無視し続けることは、きっとできないのだと思います。大丈夫です。希望を捨てない限り、地球も、星も、宇宙も、みんな待っていてくれます。自分のペースで自分が「納得でできる落としどころ」を見つけていければいいのだと思います。
秋ごろまでこの仕上げ期間は続きます。次の時代への生き方を模索している人は、そのための足場固めをする時期となりそうです。5日前後には、特にそうした仕上げに向けたヒントが得やすいかもしれません。
🌕7月5日 13:44頃に山羊座で満月(しかも月蝕です!)が起こります。他でもない山羊座さんで起こる特別な満月です。これまでの自分、これからの自分。クリアに見つめ直せるとき。仕上げのための大きなヒントがもたらされるかもしれません。
また、6月の終わり頃から「家・居場所・人生の基盤」といったものへの関心が急激に高まった人もいると思います。これは闘志の星である火星が山羊座さんの「家・居場所・人生の基盤」という場所へ入ったからなのですが、火星は突き進む星であり、じっくり検討するという意識をすっ飛ばしてしまいがちです。このエネルギーはおよそ半年間続きますが、焦らず検討する意識が大切になってきます。家族とのわだかまりがある人は、ここから半年かけて本音を伝えあい、より絆を強くしていくことができそうです。
中旬:流れがスムーズに
12日には水星が順行に戻ります。ここからコミュニケーションや通信、それから感情の滞りもスムーズに流れるようになっていきます。この日の前後は特にお家の中でのエネルギーが活発になりそうです。
下旬:絆を深める、受け継ぐ
21日には蟹座で新月が起こります。あれ、先月も蟹座で新月(しかも日蝕)が起こらなかったっけ? と思った方。そうです。今回はダブル蟹座新月なのです。しかし今回は蟹座と獅子座のほぼ間で起きるので、獅子座的な要素も強くなりそうです。
山羊座さんにとって蟹座は「対人関係・交渉・パートナーシップ」、獅子座は「太い生命線でつながる相手」を司る場所になります。
これまでのパートナーシップをより深い絆へと変化させていく意識が芽生えるかもしれません。また、相手から大切なものを継承していく時間が始まるといったこともありそうです。仕事も金星の影響下にあり好調なので、秘密の技術を教えてもらったり、技を受け継ぐといった絵も浮かびます。
イメージとしては、これまでの対人関係をより深く、切っても切れない縁にしていくような感じです。また、何か大切なものを受け継ぐこともあるかもしれません。
🌑7月21日 02:33頃に蟹座で新月が起きます。蟹座のラスト度数で起きる新月。色々な感情に整理をつけ、新しい段階へと踏み出す時期となります。
いかがでしたか?
7月からは山羊座さん総仕上げの時間が始まります。秋ごろまではこれまでの変化を腹に落とし、新しい自分を実際的に建設していく期間となりそうです。
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山羊座さんにとって素敵な7月になりますように!
それではまた!
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