見出し画像

直感的に考える : 双子座新月 2020.5.23

こんにちは、i です。

太陽が双子座に入り、新月の日には5つの天体が風の星座に集まっています。意見交換が活発に行われそうなイメージがありますね。新月になる時間は、23日02:39頃です。

土星が逆行を始めた11日あたりから、風向きの変化を感じてきた方も多いのではないでしょうか。制限を司る土星が逆行を始めた三日後の14日に、多くの地域の緊急事態宣言が解除されたのが印象的でした。やはり「制約がゆるくなる」という大きな力の流れを感じます。

個人的なレベルでも土星逆行中は「自分に甘くなる」「ブレーキがききにくい」といった力が働くと思うので、気を抜かずに今後もソーシャルディスタンスを忘れずに意識を保ち続けることが、年末の流行を防ぐ最大の防護策になるのではないかな、と思ったりします。ちなみに土星が順行に戻るのは9月末で、パンデミックの時期と同じ場所に戻ってくるのは12月末。グレートコンジャンクションの後です。

さて、今回の新月なのですが、やはり情報やコミュニケーションを司る風が強いという事もあり、人びとの間で意見交換が活発になっていく印象があります。首都圏でも緊急事態宣言がもうすぐ解かれるかもしれないという状況の中で、学校や会社など人が集まる組織では、今後の方向性についてじっくりとした話し合いが始まるのかもしれません。

個人レベルでも、「変化する」という意識が潜在的に拡がっていくように思います。社会と自分という関係の中で、何を変えて行けばよいのだろうと自問自答の意識が強くなるようにも思います。ただ、それは意識の底に横たわるような大きな問題意識で、当面は経済状況や収入源といった現実的なところに焦点が当たりそうです。家庭から会社や企業、国といったレベルまで、今後の家計や経営について相談しあう時間が始まるかもしれません。

その中で、従来のやり方に戻そうとする動きと、変えて行こうとする動きが生まれるようにも感じます。また、5月7日の蠍座満月から6月に起こる月蝕・日蝕までずっと、太陽や月に火星が強く結びついているのが非常に印象的です。火星は闘争心や怒り、突き進む力という男性性のエネルギーです。これは上手く使えば推進力となりますが、力の行き場を見つけられずにいると争いの力ともなります。話し合いの中で意見の対立があったとしても、建設的な展開にできるように、火星の力を使って行けると良いなあと思います。男性的エネルギーと、女性的エネルギーのバランスが大切ですね。

今現在、6月の手紙を書いている最中なのですが、6月のハイライトはやはり月蝕と日蝕になりそうです。月蝕は特別な満月、日蝕は特別な新月。前回の月蝕と日蝕は2019年12月末と、今年の1月11日でした。この半年間で、何を天啓として受け取り、どう行動してきたのか。6月はその振り返りと切り替えの時期に入ります。

今回の新月は、その準備段階として、自分がこの半年感じてきたことを整理していく時間として使ってみるのもいいかもしれません。

物事をどう受け取るかは自分次第です。星から与えられた影響をどう使うかも、自分次第。今回のことを災害として捉えるのか、天啓として捉えるかもその人次第なのだと思います。

タロットカードに「塔」という、高い塔に雷が落ちている絵柄のカードがありますが、これは天災を表すのと同時に天啓を表すともされます。雷とは古来、天から落とされる神聖な力として捉えられていたのでしょう。災いの力は強制的な変化をもたらしますが、人類という単位で見れば、それは学びをもたらす天啓と言えるのかもしれません。

この半年間を経て自分の中で何が変わり、何が大切なものとして残されたのか。今後の方向性を考えていくのに、そういった事を振り返るのは大事な時期だと思います。そして、心の中心から湧きあがる思いや、直感的に「こうしたい」と思ったことにフォーカスしてみると良いかもしれません。思考には度々利己心や自己弁護が入り込みます。考える力とはきっと、もともとは自然界で身を守るために発達したものなのかもしれませんね。思考が自分を守るために働きがちなのは、そうした背景があるのだと思います。振り返りの間、考えることをやめて「直感」や「感情」の動きをトレースしていくと、心の声に辿り着くことができるのではないでしょうか。

そして直感的に受け取ったものを実現するために、思考を使う。まとめるとそんな感じです。

浄化の力が強く働いている時期です。古い考え方や価値観をいよいよ処分して、心の声をきちんと実現していくために、方向性を定めていく時間として使えると良さそうです。

これまで自己実現のために奮闘してきた方には、新しい風が一気に流れ込んでくるかもしれません。そこでもやはり、直感的思考が役に立つように思います。

暑くなったり寒くなったり、まだまだ気温の変化が激しいですが、どうぞご自愛くださいね。

よい新月をお過ごしください。

それではまた!


i



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?