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クリアな力をためる:魚座満月 2020.9.2

こんにちは、iです。

9月2日14:22頃、魚座で満月が起こります。

まず前回の魚座新月は2020年2月24日でした。その頃にスタートした想いは、何かしらの形になっているかもしれません。振り返ってみるのも良いと思います。

さて、今回の満月は魚座で起きるので、やはり「浄化」というのは大きなテーマだと思います。浄化と言っても具体的には様々で、心の浄化、体の浄化、環境の浄化など多岐に渡ります。

「心の浄化」には、自分の感情と向き合うことが効果的だと思います。一日の終わりに今日起きた出来事を振り返り、どうして自分はあの時嬉しかったのか、どうしてあの時悲しかったのか、怒りを感じたのか・・・など、感情の起源を探ることで、心に潜んでいた「隠れた自分」を発見できます。

例えば友人に密かな悩みを打ち明けたときに、何故か自分を否定されるような言葉をかけられ、ケンカ別れしてしまった。怒りの感情を抱えながら帰宅したが、ずっとモヤモヤしている・・・そんなとき、きっとその怒りの前には「理解してもらえなかった」という悲しみがあるのではないかと思います。そして、その根底には「自分を理解してほしい」という願望があったりするのだと思うのです。

感情の起源を辿っていくと、そうした根底の部分にある痛みのようなものに気づくことができる。そこに辿り着くことで、深い浄化が訪れるのではないかと思ったりします。

後は、優れた創作物に触れることも心の浄化になると思います。映画や小説、アートなどは、心のデトックスに良い刺激を与えてくれます。

「体の浄化」には、お風呂にしっかりと浸かるとか、髪を丹念に洗う、体をマッサージする、ハンドケアやフットケアをする、体に良い食品を多くとる、水をたくさん飲む、芳香浴をする・・・などが思いつきます。

「環境の浄化」は、何と言っても「掃除」です。掃除は一番の浄化。家の空気が何か悪いなと感じたら、とりあえず掃除してみると本当に爽やかになります。一番良いのは拭き掃除。床を水拭きしたり、窓を拭いたり、家具を拭いたり。

部屋ってその人の心と連動しているような気もしますよね。心が乱れて生活が荒くなってくると部屋も汚くなりますし、逆に部屋をきれいにすると心身も生き生きとしてきます。不要なものを処分する、というのも大切ですね。持ち物も新陳代謝が必要なのだと思います。

月は、主に私生活や感情、無意識などを担当します。そうした内側の浄化をしていくことで、いつも表に出ている顕在的な「自分」と、内側にいる潜在的な「自分」のズレが少しずつ修正されていく。そうすることで、自分が新陳代謝されて「新しいプロトタイプができていく」。そんな印象のある満月です。


全体的な配置としては、山羊座の土星と、蟹座の金星、牡羊座の火星がTスクエアを形成しています。社会という大きな器と、家庭や個人の基盤という小さな器の間で、火星が戸惑っているようにも見えます。どちらにより多くの力を割くべきなのか、悩んでいるみたいなのです。対人関係や、家庭内での葛藤なども考えられる形です。

これを紐解いてくれるのも、月かもしれません。

今回の満月は土星と45度、火星とも45度という角度をとっています。そして、2ハウスという「才能や収入」の部屋にいます。

土星の「現実化エネルギー」と、火星の「Going my way」な力を圧縮して、ためるような配置。ためた力を、この先「才能を活かす」「望んだ収入を得る」という方向に使う事もできそうです。この満月で収入に関して何らかの実りを得る人もいるでしょうし、どこに向けて力を注いでいけば良いのか確信を得られる人もいるでしょう。それは、浄化を心がけることで精度を増していくと思います。

そうした実りや確信が、火星の力の使い道をはっきりさせてくれるように感じました。というのも、火星はこのあと9月10日から逆行を始めるからです。2020年下半期、自分を信じて力を注いできたものがある人は、逆行によって少しもどかしさを感じることもあるかもしれません。この火星逆行については、また後日記事を別に書きたいと思います。


満月の側には海王星がいます。

海王星は、まさに海のような神秘的な星。水が濁れば視界は悪くなり、まやかしの作用が強くなります。でも、水を浄化してクリアにしようとすると、少しずつ視界が開けて、その先にある本当のことを教えてくれる星でもあると思うのです。

自分がデトックスされてクリアになっていくと、周囲に発するものもまたクリアになっていき、結局は自分にそうした美しいものが返ってくるのだと思います。

良い満月をお迎えください。

それではまた!



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