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6月の星読みと、お知らせ

こんにちは、iです。
6月に入り、紫陽花が咲き始めました。
すっきりしないお天気が続きますが、紫陽花を見るとぱっと晴れやかな気分になりますね。
今月の星空は、先月に引き続き大きなイベント、日食がやってきます。
今日はそのあたりのお話と、記事の最後でお知らせがあります。


先月の終わりには皆既月食がありましたが、今月10日には金環日食がやってきます。
日食はやはり大きな切り替えのポイント。
日食は太陽に関わる現象ですから、太陽にまつわること、つまり公的な部分に関わってくるのだと思います。
お仕事や、社会との接点など、人や社会と関わる中での自分の役割なども含まれます。
そうした面でのステージの変化が表れてくる人もいるかもしれません。

この金環日食は、同時に双子座新月となります。
双子座19度付近で起こる新月のため、そのあたりに感受点や天体がある人は、切り替わりの節目を強く感じられそうです。
ただ、この日食は日本からは観測できないので、先月の月食よりは柔らかな影響かもしれないですね。

また、この日食+新月のポイントは、現在逆行中の水星とほぼぴったり重なっていること。
日食も水星も双子座にありますから、双子座的なことを見直していく、考え直していく、仕切り直していく、取り戻していく・・・といったことが考えられますね。
双子座というと、「知にまつわること、情報、伝達、コミュニケーション、言語表現、移動、流通」などが思い浮かびます。そのあたりが焦点の切り替わりになりそうです。
ご自身の出生図の双子座がどのハウスにあるか、そして月食が起きた射手座がどこにあるかを意識すると、どんな領域で見直しや切り替わりの変化がありそうかがわかると思います。

先月は射手座での月食満月でした。
今月は双子座での日食新月です。
今は、双子座と射手座のラインが強調されている時期と言えます。
射手座は空の高みへ昇ることを目指していくサインというイメージがあります。
上昇志向といえばそうなのですが、それは決して社会的立場としての高みを目指すということではなく、どちらかといえば心身の高みを探求していくという意味あいが強いような気がします。社会的立場を固めていくのは次の山羊座の領分です。
対して双子座は、そうした射手座的な叡智のようなものを、地上的に言語などで変換し、広めていくといったイメージがあります。

射手座的な探求を双子座で一度解体し、言語化する。
双子座的に言語化したものは、射手座で再び統合されて探求される。
この双子座―射手座ラインは、そうした世界の探求と、探求したものを自分の腹の中に落とし込み、自分の言葉で世界と対話していく、といった循環の要所なのかなと思ったりします。

どんな空を目指していきたいのか、そしてそれを地上的に社会の中でどう活かしていきたいのか。
そんなことを今一度考え、仕切り直して新しいステージを目指していく日食新月という印象を受けました。
火星も日食後すぐに、蟹座を抜けて獅子座へと入っていきます。
エネルギーをどの方向へ使って行きたいのか、火星が獅子座へ入ると今よりも見えやすくなるのではないかと思います。
6月はそのあたりを意識していくといいかもしれないですね。


個人的にも、今回の日月食は色々なことを考えさせられました。
私自身、双子座-射手座ラインに感受点が多いので、けっこうヘビーに影響が来ていたのだなあと思います。
どんなことを言語化していきたいのか、原点に立ち戻って考えているような感じです。

そこでお知らせなのですが、しばらくの間12星座別月刊占いの「毎月の手紙」、また「新月満月」の記事をお休みさせていただこうと思います。
占星術の面白さを伝えるには太陽星座占いがもっとも身近で、また新月満月もとてもわかりやすい星の節目なので、これらについて書くことは自分自身の学びにもなりましたし、楽しい時間でした。
毎月楽しみにしていてくださった方には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

今後は当面の間、そのときどきで思ったこと、感じたこと、考えたことなどをゆるゆると、星とともに綴っていこうと思います。
言葉にしたいと思ったものを、思ったタイミングで紡いでいくことが、今の自分に必要なことだなと感じたからです。


それでは、季節の変わり目ですが皆さまどうぞご自愛ください。
よい新月になりますように!


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