20年の時を祝う前夜祭:牡牛座満月 2020.10.31
こんにちは、i です。
太陽は23日に蠍座に入り、秋も深まってきましたね。
10月31日23:49頃に、牡牛座で満月が起こります。
奇しくもハロウィンと同日。ハロウィンはケルトのドルイドのお祭りのひとつです。古代のケルトでは11月1日を新年としていたため、10月31日は「大晦日」のようなもの。秋の収穫を終え、新年を迎える大切な儀式だったのだそうです。それはまさに「前夜祭」です。
今回の満月は、いわば「ハロウィン満月」。
20年という月日の実りを祝福し、次の20年を迎える大きな前夜祭のような意味を持つ満月です。
というのも、2000年のグレート・コンジャンクションは「牡牛座」で起きていたからです。
2000年グレコンのチャートを詳しく見てみると、MCという社会を表す場所が水瓶座で、さらに「天王星」がいます。2000年にはすでに「水瓶座を目指す」体制に入っていたのですね。
そしてその変革の旗を振っていた天王星は、今回の牡牛座満月と1度のズレもなくぴったりと重なっています。さらに、2000年のチャートで天王星がいた場所に、牡牛座満月のDSCの度数がこれまた1度のズレもなくぴったりと重なっています。
ゾクゾクする一致です。星が意志を持っているような、そんな感覚に陥ります。
天王星は、2000年からずっと
「君たちが目指す場所は水瓶座だよ、20年かけて水瓶座を目指しておいで」
と私たちを導いてくれていました。
2020年の水瓶座グレコンを前にして、今ようやく天王星は
「よく頑張りました。これから君たちが目指していた場所に到着するよ。その前にこの20年を振り返り、自分の努力を労い、盛大に祝おう!」
と言ってくれているかのよう。
2000年から2020年まで、どんな人生を生きたかは本当に人それぞれだと思います。
楽しい事もあれば、苦しい事ももちろんあったでしょう。その20年という月日を生きた自分に、最大の賛辞を送ってください。
20年は、長い年月です。生まれたばかりの赤ちゃんが、成人するくらいですものね。そんな長い月日の中で、たくさんの壁を乗り越えて今ここにいる自分に対して、「本当によくやったね」と褒めてあげてください。
自分が自分の保護者になったつもりで、労いと祝福を自分に与えてあげてください。
そして、隣にいる人にもその祝福を送ってください。同じ時代を生き、同じように時代を走り抜けてきた仲間に、労いの気持ちを送ってあげてください。家族や、友人や、会社の同僚、仲間。皆同じ時代を生きた仲間です。
さりげない言葉でも、ちょっとした思いやりでも、何でもいいのです。
前夜祭を一緒にお祝いするような気持で。
天王星合の満月なので、牡牛座グレコン時代の最後の花火が上がるかもしれません。それがどのようなものであっても、次の時代に向かうための火打石とすれば良いのです。
不束者ではありますが、皆さんに賛辞を贈らせて頂きたい気持ちでいっぱいです。
この20年間、本当に本当にお疲れ様でした!!
2021年からの新しい時代も、それぞれの場所で生きる皆さんに星の祝福がありますように。
それではまた!
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