酒蔵SNS担当の他蔵紹介旅 vol.5「さらりと巡る京都de日本酒旅」
ちょっと前の5月中頃の話です。京都へ旅行に行きました!
イチバンの目的は黄檗山萬福寺で行われる全国煎茶道大会への参加だったのですが、せっかく京都へのお出かけ!SNSで交流がある酒蔵さまをお訪ねしたい!と思い立って、時間が許す範囲で巡ってみましたー!
京都だと、ガチで日本酒巡り旅がしたい場合、もっと違うまわり方があると思いますが、親交のある蔵を選んだので地域があちこちになってます。
個人的なただの旅行記ですけど、よかったら最後までお付き合いくださいませ。
※とりあえず、まだ慣れないのでSNSアプリ「X」は「Twitter」と表記させていただいています。
猫社員も活躍 !? 洛中に残る唯一の酒蔵「佐々木酒造」さん
まず1件目は、聚楽第という銘柄の日本酒を醸造する佐々木酒造さんです。
猫さんがね、社員なんですよ!
本当に猫さんなんですよ!
公式サイトの会社概要を見ると、従業員数が載っていまして、実際に書いてあるんです。「25名(ネコ含む)※ネコはリモートワーク中」と!
すぐに佐々木酒造さんが好きになってしまって、そこからSNSを追いかけたり東京でも購入できるお酒をGETしたりしておりました。
入ってすぐの場所が小売部となっていて、試飲とお買い物ができるようになっています。お酒はもちろんですが、オリジナルデザインの酒器、かばんや衣類、京都らしい西陣織のコースターなども並んでいます。
手ぬぐいのデザインにはすごくキュンとしたので、即GETでした!
試飲コーナーは、18種類の日本酒(リキュールも)があり、ベンチシートとカップを置けるテーブルもあって、とても充実している印象でした!
季節や蔵の限定品、高級酒、古酒などもあって、どれを試飲するかすごく悩みます。(しっかり限定品→高級酒→リキュールという流れで味わいました!)試飲用の専用コインを購入(またはグッズのおまけ付きガチャガチャでGET)して、気になるあれやこれやを試してみましょう。
お買い物や配送の手続きをしている最中に、サッとガチャ1回分をそれぞれ試飲して帰って行ったグループが!慣れてる感じでカッコよかったです。
気軽に試飲しに来られる場所として、地域に定着しているようでした。
そして、購入したお土産はコチラ!
猫の感謝酒 にゃん酒 アニバーサリー 特別純米は、にゃんこ柄西陣織が瓶の口部分にあしらってある創業130周年の記念酒。
米と米麹が原料の醸造飲料、白い銀明水は2023年分はもうすぐ完売とか!?梅の爽やかな香りが印象的な、さっぱり飲める麹飲料というお味でした。
ピクルスもオススメで、大吟醸日本酒漬けの京野菜だなんて京都のお土産として嬉しすぎませんか!(しかも日持ちもする!)香の物として、おつまみとして美味しくいただけます。
そして、特別に蔵も見学させていただきました!
興味ある方は【京都洛中酒蔵ツーリズム】という、普段非公開の酒蔵を見学したり、他に京都らしい体験もできるツアーが、不定期ですが実施されていますので、CHECKしてくださいね。
https://www.jurakudai.com/#tourism
お酒造りの話はついついマニアックに長くなっちゃうので写真だけ。
<そうだ 京都、行こう。>に私の説明より、もっとわかりやすい記事が掲載されていましたので、「実際に行くぞ!」という方は参考にしてみてください。笑
日本三大酒どころのひとつ、伏見でお酒を醸す「齊藤酒造」さん
京都に行くからには、ゼッタイに立ち寄らねば!と決めていた齊藤酒造さんは、英勲という銘柄の日本酒を醸す、酒どころ伏見の酒蔵さんです。SNSで深く長く交流させていただいているので、はずせない目的地でした。
そんな齊藤酒造さんへの、最寄り駅から酒蔵へと向かう道を歩くだけで、どれだけ伏見が酒どころかをひしひしと感じます。
駅から15分ほど歩いたら到着。
齊藤酒造は事務所の窓口でお声掛けをするとお酒を販売してくださいます。
事務所と言っても、入り口を入れば各商品が見やすく棚に並べてあり、ストラップや御酒印帳などお酒以外の小物などもそろっていますので事務所兼売店というイメージでした。
ここでまず、言わなければならないのは「○○酒造さんのTwitterをみて来ました」というセリフです。英勲オリジナル千社札風ステッカーがもらえますよ!私もちゃんと言いました。
とりあえず、どこの酒蔵も思い浮かばなかったら石川酒造って言ってください♡
そして、お買い物、、、の前に、Twitter担当の方が「特別ですよ」と各商品の特長や蔵の話を交えて試飲をさせてくださいました!
嬉しい!ありがとうございます!!!!!
齊藤酒造さんは京都産の酒造好適米「祝(いわい)」をよく使用されるのですが、いかにこの祝と真摯に向き合ってお酒造りをしているかなど熱い想いを知ることができました。
また、貴重な1998年の純米古酒も味見させていただいて、これ、まろやかで香りも色気があっておいしかったなぁ!(ただの個人的な感想)
という訳で、お世話になっている方へのお土産に季節の日本酒「皐月」を。自分用に英勲 吟醸柚子酒と英勲 帆布ミニトートバッグを購入させていただき帰路につきました。
英勲の祝米くんが描かれたエコバッグもおまけでプレゼントしてもらってほくほくです。持ち手などしっかりとした作りなので、普段持ち歩いて活躍させています♪
紹介したお酒もグッズも購入できるオンラインショップがあるので、興味がある方はお取り寄せしてくださいね。
京都駅からアクセス抜群!京都伏見・玉乃光酒造の直営レストラン&ショップ「純米酒粕 玉乃光」
最後は、四条烏丸エリアにある玉乃光酒造さんのアンテナショップ!純米酒粕 玉乃光さん。
酒粕おでんや充実した一品料理が楽しめるディナータイムも気になりましたが、今回はランチでお邪魔することにしました。
築百年の京町家をリノベーションしたというお店は外観も内観もスタイリッシュ!そんな明るくキレイな店内ですが、天井に時代を感じる梁などが見えるように残してあったり坪庭があったりと京町家の面影がところどころにあり居心地が良い空間でした。
ランチタイムは「野菜と肉と糀と純米酒粕のプレートランチ」という、酒粕や糀を使用した、ちょっと贅沢なコースを提供していただけます!
ちなみに、私が出かけた5月のメニューはコチラ!!!
◆メインプレート ~12種類のおばんざい~
塩糀に漬け込んだ鶏のから揚げ
スナップエンドウとトマトの酒粕シーザードレッシング 生ハム添え
吟醸 鴨ロース 醤油糀とマスタードのソース
新じゃがと小エビの酒粕人参ドレッシング
えびす南瓜の酒粕漬け
酒粕おでん 厚揚げ
酒粕レーズンバターと酒粕クリームチーズ
春キャベツの酒粕青紫蘇ジェノベーゼ
よもぎ麩と菖蒲麩
新緑たまご
グリーンアスパラとベーコンの酒粕キッシュ
◆幻の酒米「雄町」の炊き立て土鍋ご飯(鱒と山菜)
◆酒粕ポタージュ
◆酒粕フィナンシェ
なんと!酒米ですよ!
酒米が食べられるなんて、ほとんどないですよ!
しかも食用には向いてないハズの酒米を、すごくおいしく調理されているんですよ!
もちろん、日本酒も飲みます。
店長オススメ日本酒と酒粕アイスを追加でコースにつけてもらいました!
出てきた「玉乃光 祝 100%」はスッとやわらかな口あたりで、飲みやすいおいしいお酒でした♪
デザートの酒粕フィナンシェもアイスもおいしくて大満足。
店員さんも親しみやすく、お店の雰囲気も良いので、近ければ友人と何度も通いたくなるお店でした!
お食事後は1階のショップでお土産選び。
お食事の際に気に入った日本酒を買って帰れるのが嬉しいですね。
お酒の他に「無垢 -muku-」シリーズという板粕やねり粕、酒粕を使ったプリンや焼き菓子なども購入できちゃいます。
京都は今大人気の観光地。この日も満席でした!WEBで簡単に予約ができるので、ご予約してお出かけされるのが安心&オススメです。
最後はいつもどおり石川酒造について宣伝を。
石川酒造は気軽に遊びに行ける東京の酒蔵。樹齢700年をこえるご神木が見守る敷地には直売店・史料館・レストラン(イタリアン・和食)を併設しています。
自社地下天然水で仕込む日本酒とクラフトビールは、オンラインショップでもご購入いただけます!
********************
石川酒造公式サイト
https://www.tamajiman.co.jp/
日本酒「多満自慢」、クラフトビール「多摩の恵」「TOKYO BLUES」が購入できるオンラインショップ
https://tamajiman.com/index.html
毎月4週目の土曜日とそれに連なる日曜祝日は感謝デー開催日
詳細は公式サイトやSNSでご確認ください。感謝デーでは酒蔵見学も行っています。(見学は有料)
********************
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます!
いつものお願いですが、ページのフォロー&記事への「好き」宜しくお願いいたします。