抽象画なんかコワくない!
抽象画というと難解なイメージがつきまとう。
なかでも幾何学的な抽象画は、どう鑑賞したらよいか戸惑ってしまう。
そんな貴方にオススメなのが、こちらの商品!
本江邦夫『中・高生のための現代美術入門 ●▲■の美しさって何?』(平凡社、2003)
いわゆる「幾何学的抽象」を扱った本だ。
カンディンスキー、モンドリアン、マレーヴィチという美術史の流れをとても解りやすく説明している。
ただし私は、モンドリアンまでは美しく感じられたが、マレーヴィチはやはり難しかった。
モンドリアンの作品はオシャレな感じで、イヴ・サンローランが洋服のデザインに取り入れたことでも有名だ。
しかしマレーヴィチは幾何学的にも程がある。
一番好きな画家がマレーヴィチだという人は、世界にどれくらいいるのだろうか?