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北欧家具に囲まれたホテルで過ごす、心地の良い「ヒュッゲ」な時間
※ヒュッゲとはデンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」を意味します。
私のお気に入りのホテルを、少しずつ紹介!
記念すべき第1回は、長野県白馬に位置するホテル「HOUSE OF FINN JUHL HAKUBA」。このホテルでは日本にいながら、まるでデンマークにいるかのような体験をすることができます。ホテルステイを年間20泊以上した中で、2021年最も心に残る忘れられない時間を過ごすことができたので、魅力をご紹介していきます。
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▼こんな人におすすめ
・ラグジュアリーホテルで過ごす非日常空間よりも、
日常とかけ離れすぎない、居心地の良い空間を好む人
・カッチリとしたサービスではなく、程よい距離感を望む人
・北欧家具、フィン・ユールが好きな人
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名前にもある「FINN JUHL(フィン・ユール)」は、デンマークの有名な家具ブランド。このフィン・ユールの家具を製造するデンマークの家具メーカーOnecollection(ワンコレクション)が、白馬村の森の中にデンマークを感じられる宿として2016年にオープンしました。
元は築40年のペンションだった建物を『古いオリジナルを生かしながらシンプルで機能的な空間を作り出す』デンマーク流の改装を受け、デンマークと日本が融合した建物に生まれ変わらせたのだそう。
家具メーカーが実際に家具を体験してほしいという思いで作られた「HOUSE OF FINN JUHL HAKUBA」。室内は全てフィン・ユールの家具で統一されており、まさに”いつものホテルステイとは違う特別な体験ができる”宿です。
実際にこのホテルでは、初めて訪れたとは思えないほど快適で居心地の良い時間を過ごすことができました。というのも、オーナーご夫婦のサービスも適度な距離感で、テレビも音楽も無いが故に、その静けさがたまらなく素敵でどっぷりとフィンユールの世界に浸ることができたからです。
自分の家のようにくつろいで過ごしてみると、ショールームなどで少し座るだけでは分からない心地よさを実際に体感でき、そのイスやソファーがどんな空間・シーンを想定して作られたものなのかが分かります。
夜にはフィンユールの家具に囲まれながら、オーナーさんから直接お話を聞くことができました。家具についての説明や家具選びのコツなど、様々なお話を聞くのも贅沢な時間です。「どんなシーン」で「どんな風に過ごしたいか」を想像して家具選びをすることが居心地の良い空間づくりのポイントだと教えてもらいました。
このホテルは、宿泊代にフリードリンクとおつまみ、朝食が含まれています。長野県産のビールやワイン、ジュースなど種類も豊富で、お酒好きにもたまらない空間。キャンドルに火を灯せば、より素敵な雰囲気に。夜にフィン・ユールのソファーで時間を忘れてゆっくりと飲むワイン、美味しいおつまみは最高です。
正直なところ、こちらに滞在するまではフィン・ユールのことをあまり知らなかったのですが、帰る頃には、すっかりフィン・ユールのファンに。名残惜しくてチェックアウトぎりぎりまで堪能しました。
帰り道にはすでに「次は他の季節も訪れてみたいね」なんて会話も。それだけ心地の良い、まさに「ヒュッゲ」なホテルです。ぜひこの心地良さを味わってみてはいかがでしょうか。
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