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行く先は自分で決めるハイヒールをくわえて

いわゆる担降りブログってやつを書いているのかもしれない。

去年、いやその前の年の途中くらいからなんとなく自分でも気づいていた。

自分の生活において「ジャニーズを応援すること」が占める割合が確実に少なくなっている。

ジャニーズは今でも好きだし、コンサートも行きたいと思うし、自担の悪口言われたらムカつくし、歌番組に出てたら見たいし、気に入ったグッズがあったら買うこともあると思う。

ただ自分の生活というか心の中を占める割合がかなり減った。

もともとグッズを大量に買うとかコンサートや舞台に何回も通うタイプのオタクではなかった。

けれども、ジャニーズを応援することにかなり頼って生きていたのは間違いなかった。

ジャニーズを応援することで出会えた人もたくさんいるし、仲良くなれた人もいるし、行ったことがない場所にも行けた。この生活もとても楽しかったと思う。

だけど、いついなくなるかわからない推しに人生の大半を注ぎ込むことは本意ではなかった。

それがここにきて自分で思うちょうどよい距離感で応援することができるようになっていると感じる。

理由は何個か思い当たるけれど、ジャニーズを応援することよりやりたいことが見つかったことが一番大きいと思う。

大学院を修了して就職してから、しばらく仕事を休んで、仕事に復帰して、その間にいろんな人と出会って、時々ぶつかったり、悩んだり、今までに知り合っていた人との関係が深まったりしていくうちに、自分がこれから本当はどうしたいか考えることが増えた。

いろんな人とたくさん話して、自分の人生について考えてみて、ひとつの目標が見つかった。

目標が見つかったことで、ジャニーズを応援することが考えることから逃避するためのものではなく、自分の目標に向かうためのモチベーションに変化したと思う。

私くらいの年になってこういうことに気づくのは遅いかもしれないし、ここにたどり着くまでにずいぶんと回り道をしたと思う人もいるかもしれない。

だけど、この回り道はとてもいい回り道だったと私は思う。

ジャニーズを応援することを通じて、出会うことがなかったであろう人と出会えたことはもちろん、なにより、自分の人生を真剣に考えるきっかけの一つがジャニーズのタレントだったことは間違いない。

自分とは違う相手を認めることを教えてくれた嵐、人を愛するためにはまず自分を愛することが大事だ教えてくれたSexy Zone、ひたむきに頑張る楽しさを教えてくれたSnow Man、自分の未来は自分の力で選び取ることを教えてくれたHiHi Jets。

オタクに全力を注いだことは何一つ後悔していないし、自分にとって必要な時間だったと思う。ライブも舞台も全部楽しかったしね。

でも今は、ジャニーズたちに叶えたい夢があるのと同じように、私にも叶えたい夢がある。

ジャニーズを応援するのと同じように自分を大事にしたいと思う。

2023年新しいスタートを切るための決意表明をこのnoteにかえて。

ジャニーズの輝きに負けないくらい私も頑張るよ!

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