「Go To Travelキャンペーン」に思う事
こんにちは。有美です。
子ども産まれてから、
自分が一度学んで来たことを、もう一度子どもを育てるというフィルターを通して学び直していると思う事が沢山ある。
体験を通して、追体験して気持ちを消化したり、
知っていただけの知識が、使える知恵になったりしていく。
小学生の息子の勉強を見ていると、学んだだけの知識を調べたり、もう一度自分のものにしようと、学び直している自分がいたりする。
どうして他の国から見たら、日本が魅力的な国なのか。
なぜ、日本の新型コロナウイルスは、周辺国よりも留められているのか。
国の人口、国土の広さ、ルーツの違い。
何が関係しているのだろう。
子どもたちをこのウイルスの脅威から守るために、私たちにできる事は何か。
常に考え続け、一緒に行動していく必要がある。
それが、私たちが教育で受けてきた唯一の恩恵なのだと思うから。
国語・算数・理科・社会。
教わってきた知識を含めて、今をどう生きるかを考えよう。
知識を知恵に変えていこう。生き抜く知恵をつけて判断しよう。
本当にそれが試される世界が来たのではないかと感じずにはいられない。
今や、ネットが発達し、数字だけで見ていたものが、視覚化され、わかりやすく伝えられるようになった。
これまでは、想像の中での現実が、急に目の前の現実になることも珍しくない。
参照元:The True Size Of
日本の大きさを地図で比べたことがあるだろうか。1億2千万人のこの『小さい島国』と習ったこの国は、ヨーロッパと重ね合わせてみると、こんなにも大きな大国になるのだ。もし日本がEU連合に入ったら4番目の国土。5番目がドイツになる。
そして、フランスやイタリアの約2倍の人口がいる大国と化す。
そんな小さな気づきでさえも、このコロナウイルスの感染から考えると、ヨーロッパでの感染拡大がどれだけの脅威を持っているのかという事と、
私たちの国がどれだけ先進国であり、最先端の医療技術を持っているか。
また、国民の習慣と意識によっていかにウイルスの拡大が抑えられているか、容易に想像できるのではないだろうか。
そして、今後日本で拡大してしまったら、どれだけの医療崩壊に繋がるのかも明白だ。
人口14億3千人の中国(ピンク)
人口13億6千人のインド(レッド)
人口3億3千人のアメリカ(ブルー)
国土だけを比べてみる。目で見て明らかなのはわかりやすい。
この日本の国土に、1億2千万人が暮らしている。
人口で言えば、インドネシア、パキスタン、ブラジル、ナイジェリア、バングラディシュ、ロシア、メキシコに次いで、第11位の大国なのだ。
イギリス、フランス、イタリアについては人口6千万人台。
ヨーロッパでの蔓延が、いかに甚大な被害を及ぼしているか、想像できるのではないだろうか。
アメリカでは、1日に報告された新型コロナウイルスの新たな感染者の数が2日続けて7万人を超えたと主要なメディアが伝えていて、感染の再拡大に歯止めがかからない状況になっています。
引用:News Week
2日で14万人が感染しているというのは、
東京都中央区に住む住民17万人
と当たらずとも遠からずの人数である。
参考:東京都区部
そして、時を同じくしてフランスでも
フランスで、8日に確認された新型コロナウイルス感染者と死者の数が過去1週間の1日平均を上回っており、保健当局者らは第2波の可能性を警告している。8日に確認された感染者数は663人で7日の475人を上回り、それまでの7日間の平均の536人も超えた。過去数カ月の1日当たりの平均は、6月は435人、5月は715人、4月は2582人だった。累計は16万9473人となっている。
7/9現在で、6千万人いる人口の16万人が感染している。7/20現在では、20万人との報告が出ている事から考えても、10日足らずで4万人の感染が拡大しているのだ。解除されても、この人数の拡がりは止まっていない。
本当に背筋が凍る恐ろしさではないだろうか・・・。
イギリスにおいては、29万人が感染して4万5千人が命を落としている。
参考:特設サイト新型コロナウイルス
それが目の前の現実なのだ。
想像だけ、ニュースだけの世界ではない世界を果たして、どれだけの人がみているのか。恐がらずに、事実を知ろうとせず、思考停止になっていたら、もう生き抜いていけないような気さえしてくる。(決して脅かす訳ではないが)
「GO TOキャンペーン」もコロナのワクチンができて、
もう少し世界が落ち着いたのならば、十分に賛成したい。
旅も好きだし、海外旅行に行きたくて仕方がないのも事実!!
けれども、
少なくとも、今は、自分と大事な人の身を守りつつ、
身の回りの幸せを感じて生き延びる方を選びたい。
死を意識してこそ、生きたいと思う。
人間としての儚さを感じつつ、
全ての人が命を落とさない事を祈っていたい。
読んでいただきありがとうございました。
では、また明日。
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