よく面倒くさいと言われるINTP女が「付き合う」について考えてみた
古今東西、恋愛マスターからこじらせ無職までいろんな人に聞いてみても納得できる答えが見つからなかった。インターネットの海を調べても調べてもありきたりな答えしか見当たらない。
付き合うって一体なんやねんと思ったから自分なりに「付き合う」ことについていろいろ考えてみた。考えたのは5月とか6月なので今では違う考えになっているかもしれない。が、当時のメモを参考にこの記事を構成しようと思う。
どのようにして「付き合う」に至るのか
対象:ある程度仲が深まった(と言う共通認識を抱いている)男女
目安:
・数回〜十数回デート
・LINEのやりとりの継続
・通話
これらを経て考えられるのが…
・付き合う
・都合の良い関係(個人的に絶対イヤ)
・戦略的撤退
ではないだろうか。
じゃあなんで付き合うのか
5つの仮説を立ててみた。
付き合う前段階ムーブかまして両者もう戻れないところまできてるから
一般的に「付き合ってるも同然」というラインに到達したから
より仲を深めたり相手のことを知ったりしたい[深めていきたい(/知っていきたい)]と思ったから
付き合ってからしかできないようなことをしたいから
型にあてはめることでお互いが関係に責任を持ち、安心感と特別感を得たいから
告白に関して
上記の場合においては単なる好意の確認作業にすぎない
→成功率はほぼ100%
∵一目惚れ等を省いているため、愛の押しつけ、単方向の「好き」による好意の言い逃げではない。
付き合うに至る理由に関して
以下、
想定される一般的解釈→「・」
自分の解釈・考察・疑問→「◆」で表記
補足は「*」で表記
ここで言う「自分の解釈・考察」とは、理由または一般的解釈に対するものとする。
また、①~⑤は上記の5つの仮説と対応。
①付き合う前段階ムーブかまして両者もう戻れないところまできてるから
・自分自身の行動に責任をもって相手に誠実であるため
・一旦付き合えばどうにかなるかもしれないからとりあえず付き合ってみる
◆行動ばかりが先走って感情が伴っていない可能性がある
◆戻れないとはいえもう少しじっくり見定めてから付き合う/撤退の判断をすればよい
*複数人と同時並行は失礼・不誠実だから良くない
*同程度もしくはそれ以上の関係性の人がいない場合のみ、あえて現状に留まる(戦略的撤退の一種)
◆自分の感情にウソをついて関係を進展させるのは、ある意味相手に向き合っておらず不誠実
・つき合う前段階ムーブをしているという事実があるから付き合わないと相手に失礼
◆好意や愛情、情熱が高まりきっていないのに関係を進める必要性はあまり感じられない
・付き合ってみて合わなかったら別れれば良いだけの問題だから
◆付き合うことと、感情にウソをつくことや別れて相手とギクシャクしたり失ったりすることを比較すると付き合うリスク・費用が大きい
②一般的に「付き合ってるも同然」というラインに到達したから
・付き合うことを望ましいこと、善いことと捉えているからその状態に至ろうとする
・付き合うことであらゆる行動・言動を正当化できるから
・世間からの許し、肯定が適用されるようになるから
・付き合っていてもおかしくないくらい感情が高ぶっているから
・外部からの圧があるから
・相手の期待/相手からのプレッシャーを感じとって
・どっちつかずの状況は相手の時間・労力を奪うことになって失礼だから
◆付き合うという形態は責任を伴い、脆弱性をはらむものではないのか
◆外部要因に触発されて付き合うのは当人の意志によるものではないとみなせるのではないのか
◆他に同程度またはそれ以上の候補生がお互いにいない場合は付き合わなくても問題ないのではないか
◆自分だけが相手にとってのこの位置を占めたい、などの独占欲がある場合は「付き合いたい積極的な感情の存在」とみなすのか
◆付き合わなかったら相手を他の人にとられるかもしれないという不安に基づいて付き合うのは自分勝手なのか否か
③より仲を深めたり相手のことを知ったりしたい[深めていきたい(/知っていきたい)]と思ったから
・付き合っていく中でお互いのことをより深く知りたい
・自分のことを相手にわかってもらいたい
・付き合えば仲が深まると思っている
・付き合えば各々が相手の彼氏/彼女であることを認識することによりそれに見合った、それっぽい行動をすると思っている
◆付き合わずとも仲は深められるし付き合うこと頼りにするのは甘くないか
◆付き合って仲が深まらなかったらどうするのか
◆付き合うに足る理由だとは考え難いんじゃないか
◆根本的に、壊滅的に合わないことが発覚した場合、取り返しがつかない
◆この先別れるということが念頭にあるように感じられる
◆合わなければ別れれば良いというのはあまりにも楽観的で利己的で相手に失礼
④付き合ってからしかできないようなことをしたいから
・遊びの相手ではないという安心を相手に与えるため
・誠実さを示し、真剣であることを伝えるため
・倫理基準を遵守するため
・世間体を気にして
・彼氏/彼女という形能に憧れているから
・彼氏/彼女らしいムーブをし合いたいから
・好きだから
◆付き合うことをあらゆる行動の免罪符にしている
◆形態よりも実情を優先させる/大事にする方が2人の孤立系においてはプラスかも
◆やりたいことを完遂したら別れるのか
⑤型にあてはめることでお互いが関係に責任を持ち、安心感と特別感を得たいから
・不確実なものである人間/対人関係においてある種の契約を交わすことで立場や機会を確約されたい
・他者(外部)に対してけん制するため(*)
・相手をつなぎとめるため
◆好きなどの感情は二の次でいいものなのか
・形式や外からの目で束縛、拘束(*)
◆相手の自由を奪うことに値するほどのものだという保証はない
◆相手の人生に干渉する権利と引きかえに自由を少し失い、責任を少し負う
◆今の安心を優先して長期的な視点から物事を考えられていない恐れがある
◆付き合う=別れのリスクを負う
◆付き合う前よりも関係が悪化する可能性がある
(*)について
今取り上げている関係性の男女において、互いにもちろん好意を抱いている。片方からの視点では相手に好意を寄せる他の人々がいるように感じたり実際にそうであったりするかもしれない。ここで、彼氏・彼女といったレッテルを貼ることで相手を自分と確実につなぐことが出来るのはもちろん、他の好意を寄せる人々と一線を画することが出来る。そのため、通常彼らは諦めざるを得なくなる、ということを言いたいのである。
分類
上記の付き合うに至る理由を内部要因に起因するのか外部要因に起因するのかで分類する。
一般的にはどうなのか、に加えて自分はどう考えるのかも示す。
一般
内部要因 > 外部要因
内部要因 < 外部要因
内部要因 > 外部要因
内部要因 > 外部要因
内部要因 < 外部要因
自分
内部要因 > 外部要因
内部要因 < 外部要因
内部要因 ? 外部要因
内部要因 < 外部要因
内部要因 < 外部要因?
外部要因に起因して付き合うが悪であるとは言っていないが、付き合うなら内発的動機があった方が健全で長続きする関係性を作り上げることが出来るのではないかと感じた。
自分に関してわかったこと
・自分は一般的に付き合うに至るとされる理由やその解釈に納得がいっていない
・かなり慎重
・素直であること、正直であること、誠実であることを重視している
・感情・行動・事実のいずれも同等に扱っている
疑問
・好意はどこからなにに起因して通くのか←不確定要素?神経伝達物質?
・好意が好意であるとどのようにして認識するのか←身体的?神経伝達物質?
・抑えきれないドキドキは一過性のものなのかそれとも持続するのか←分泌ホルモンに有意差みられる?
仮説
・自分にとって未知のものである上記のドキドキ(ドーパミン関連?)が関係の進展に必須と考えている
・確証を得てから行動したいのではないか(相手のことに限らず自分のことに関しても)
・無条件に全面的・絶対的な信頼をしたい、疑う余地がほしくない
・帰属意識を持ちたい
・居場所がほしい
まとめ
結局付き合うって何なんだろう。結論は当時の自分では出すことが出来なかったようだ。一言で言えば自己満足?でもそれは上記の内発的動機があった場合の話になるのではないか。でもまあこんなことを考えていた当時と今では状況も一変しているため、後日譚とまではいかないが自分の考えの変化についてもまた記したいと思う。
思ったことでも異論反論でもなんでも良いのでよければ気軽にコメントください。