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「儚い破片」 『ある夏の日、放送室で。』より

作詞:吉田裕紀
作曲:吉田裕紀

待ったなしの風の中
逃げる太陽を追いかけた
笑い声と笑い方を揃えて帰った
坂道を

水面みなもに映るあの雲も
ガラスにぶつかる水玉も
いっせーのせって走り出す
確かにあったあの感触

見えてるものが多すぎて
思わず目を瞑った

君のことはもう儚い破片
青いカーテンに包まれて
あっという間に風に乗って
君のことはもう儚い破片
赤い太陽に染められて
あっという間に窓からじゃあまたねって
手を振って 手を振って 手を振って

重く軋む曇り空
ぬるい体温を追いかけた
いっせーのせって息を吸って
必死になって抑えた
見えてたものが見えなくなって
思わず目を瞑った

君のことはもう儚い破片
青いカーテンに包まれて
あっという間に風に乗って
君のことはもう儚い破片
赤い太陽に染められて
あっという間に窓からじゃあまたねって
手を振って 手を振って 手を振って
手を振って 手を振って前を向いて 手を振って


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