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英大学院備忘録〜入国まで

条件付きオファー獲得後の手続き等について、失敗した点も込みで記しておきます。
大学卒業から2ヶ月以上経っている為、事実関係が曖昧な可能性もありますことを断っておきます。

Admission teamとのやり取り

7.12 卒業
7.17 メールにてトランスクリプト提出
7.19 オファー確定の返信→直後Unconditional Offer受取
7.23 デポジット支払い※銀行振込
7.24 CAS sheild登録
7.27 デポジット支払い反映確認&オファー受諾
7.30 CAS発行①
8.1頃(?) 学費支払い
8.5 学費支払い反映&CAS発行②
8.18 寮費支払い

メールの履歴などからまとめると、時系列については以上の通りです。

トランスクリプトは、卒業証明書、成績と卒論に関する賞があったので賞状と、どのような賞なのかをPDFで1枚にまとめて送りました。ぱっと見た時の見やすさを重視するようにエージェントの方からアドバイスをいただきました。

また、私の無知で、注意すべきだと感じた点は、CASは必要情報を登録すると自動で発行される形でした。
また、学費の支払いや寮の支払いがあった時点で新たなCASが発行されることになります。
私はここを良く理解せず、ビザ申請中に寮費を支払ってしまいました。
エージェントの方によれば、ビザ申請中に新たなCASが発行されてしまうと申請が弾かれてしまうこともあるらしいです。
※CAS番号は変わらず、ビザの項目内で学費と寮費の支払い証明がCAS上にあるか聞かれたので、寮費を払ったがまだ反映されていない旨を書いたところ私の場合は問題なくビザが通りました。また、寮費を反映した新たなCASは発行されないままビザが発行されました。

様々な手続きの中で一番連絡がつきにくいと感じたのが寮関連でした。あくまで肌感ですが、契約関連については応答が遅く、簡単な質問や緊急の依頼については応答が早いように思います。ある寮の募集が行われているか聞いたところ、すぐに返信がありました。

7.30 ウェブ上でApplyと同時に期間を延長できないかメール
8.18 オファーメール→すぐ受諾し支払い
8.22 Casual lets portalで日割りの寮の案内が来る

コースのオファーを受諾した後に手続きを進めた点については問題なかったと思います。

困った点としては、どのように頑張ってもポータル上では9/7以降の契約しか出来ませんでした。あわせて交渉メールを送ったものの、先にオファーが届き、後からCasual lets portalの案内が届きました。これによって、途中で寮を引っ越す必要が生じました。一度契約してしまうと内容を変えることが困難というエージェントの方のアドバイスをスルーしてしまっていたので、一言確認すればよかったと思います。

また、このCasual portalの仕様か分かりませんが、バグで何度か予約が出来なかったり、寮名の入ったcontract mailが届かなったりということがあったので、ここについてもしつこく確認しておくべきだったと思います。機内で寮どこだ!という行き当たりばったりを炸裂してしまいました。

ビザ手続き

UKVIのオンライン上の手続きと、VFSでの対面の手続きの二段階で行われました。
私はビザの手続きでトラブルがあったので、それも記しておきます。

7.29 UKVIのユーザー登録
8.10 IHS支払い時トラブル
8.13 ビザ申請料支払い
8.17-18 土日
8.20 様子がおかしいことに気づく
8.21 ビザ申請センター乗込み、二重手続きが可能なことを伝えられる。深夜新たな手続きを開始。
8.22 当日ウォークインでビザ申請+Priority Serviceの購入
8.23 VFSからUKVIに手続きが進んだ旨のメール
8.24 ビザが下りることが決定した旨のメール
8.24-25 土日
8.27 ビザ受け取り可能メール
8.28 ビザ受け取り
9.2 渡航

私の動きが遅かったという一点につきるのですが、
何故この様なスケジュールになってしまったのか、その時取れた次善策についても考えておこうと思います。

第一に気をつけておくべきことは、ビザセンターは土日が非営業日であることを計算に入れることです。私は9/2(月)の早朝渡航予定だったので8/30(金)までにビザを受け取る必要がありました。となると、通常のビザ申請が三週間かかるということを鑑みて、8/9(金)までにビザセンターで対面手続きをする必要があったということです。この逆算が出来ていなかったのがまずかったと思います。あくまでPriorityサービスを使った例ですが、申請から受け取りまでの1週間は土日を含んでぴったりだったのでUKVIでの審査はそこまで厳密にならなくとも良いかもしれません。

また、事前に色々な人から聞いた話と違った点は、「ビザセンターの予約は早くとっておくべき」というものの、全てのオンライン手続きが終わらないとビザセンターは予約出来ないという点でした。また、当日予約なしで行くことができるウォークインサービスがある点も当時は明らかでなかったと思います。もし、プライオリティサービスを使わずに申請することにこだわる場合は、学費を反映したCASを受け取った8/5にビザ申請をおえ、多少のトラブルがあった場合でも力技で8/9までの間にビザセンターに行くべきだったということになります。

ではこの間私が何をしていたかということを説明したいと思います。まず、最初の登録から期間が空いている理由について、残高証明が求められる可能性を懸念したということがあります。日本ではまず求められることがないとは知っていたのですが、もし必要となった場合、まとまったお金が長期間入っている口座がなかった為、学費振込の反映を待ちました。この時点では、問題にすべきこととは考えていません。

続いて、IHSの振込について、通常請求される料金に反して、0円の保険料が請求されてしまったトラブルがありました。
ビザ項目を見返しても年齢やコース期間などおかしなところは無かったのですが、IHSの支払いの際に再度コース期間や打ち込む部分があり、回答履歴も残らないものだったので、もしかするとここで間違いがあったのかも分かりません。他にも0円の請求で後から払えたケースが海外の掲示板にあったり、Zero Dollar Authorizationである説を教えてもらったりと相談に乗って貰いましたが、未だ真相は闇です。

IHSの当該入力項目

時間もないので、と焦ってビザ申請料の支払いに進んだところpayment pendingという画面で手続きがフリーズするようになってしまいました。後から知ったこととして、支払い後すぐにVFSの予約ページに飛ぶようなのですが、ただ支払いが反映されていないだけなのか、エラーなのか当時は分かりませんでした。UKVIに電話で問い合わせましたが、テクニカルチームに聞いた上で結果をメールすると言われ、そのメールは9/5現在も届いておりません。いつキャンセル料の払い戻しを申請できるのか目処が立っていない状態です。

この二つの事情に関連があるのかという点についても、まだ不明ですが、8/21の朝に痺れを切らしてビザセンターに直接乗り込んだところ、職員の方から「急ぐのであれば二重手続きを進めて、エラーが出ている方はゆくゆくキャンセルすれば良い」との証言を引き出すことができ、急いで二重手続きを進めることが出来ました。

ビザセンターでの手続きについて

学生ビザの場合、私の行った時には必要なものは
①パスポート
②ビザ申請過程で得られるチェックリスト
③VFS予約表
の3点のみでした。

他は項目に従って、任意でオンラインでアップロードすることができ、対面でアップロードしてもらう場合は有料になります。項目等はどちらも差異がなかったです。
また、「窓口で精査してもらえるから全部持っていけ」という風に一部の人からは聞いていましたが、「この書類はこれに当てはまりますか?」「これは、出した方がいいですか?」と聞いても、ビザセンターはあくまで窓口なので判断しかねるといった様子でした。

また、ビザセンターは2024年5月ごろ住所が移転しており、サイトによっては古いものが出てくることも注意しておくべきです。あまり知られていない情報としては、6000円ほどでウォークインサービスがあること、1日3名まで受け付けていること、私が申請をしたピークシーズンでは概ね1時間程度でウォークインの受付が終了するといったものがあります。UKVI関連で起きるトラブルはVFSで解決できませんが、VFSの予約や資料のアップロードがうまくできない場合などは、最悪現地で頼むことができるはずです。
ただし上記は東京のビザセンターでの私の個人的な体験です。

以上より何につけても、困ったらとにかく動いてみるということが大事な教訓となりました。
ネゴるとも、ゴネるともいずれにしても大事なスキルの存在に気がつきました。

出国〜入国

機内では、3000円ほどでWi-Fiサービスを購入しました。とても快適に過ごすことが出来ましたし、様々な情報を調べることも出来ました。電波がなくなる主な地域は北極上空で、ここを除いては安定していました。

また、空港から寮まで直接タクシーを予約したはずが、うまく予約出来ていないとう自体がフライト中に発覚しました。
結果、Coachで駅まで、タクシーで寮まで向かいました。Coachについて3度ほど利用しましたが、ネット上ではSold outとなっていてもチケットカウンターでは買えることがよくあるので諦めないでください。

駅からは友人に手伝ってもらい、心強く感じると共に準備不足を反省しました。

寮に寝具はありませんでしたが、すっかり頭から抜けており、これもまた友人に購入してもらいました。

このような点からも、飛行機はなるべく明るい時間帯に着く便であることが望ましいと思います。私は真っ暗でとても心細く、友人がいなければやっていけませんでした。同じコースに大学時代からの友人がいて、さらに自分よりも早く到着していること自体、稀有だと思うので。

荷物については、①ついてすぐ必要なもの②イギリスでは入手困難なものの順に入れるべきだと感じました。
特に②について、お金を払えば概ねのものは手に入るように(今の所は)思うので、着いてすぐ買い物に行くにも何も分からないという状況を想定して荷造りすることが大切だと思います。また、メンタルを安定されられる唯一無二の物があるなら、それも持っていきましょう。

私の持ち物リスト
- 洋服
- アウター(ユニクロのウルトラライトダウン!)
- 洗濯ネット、ネット式洗濯籠
- レトルトカレーやパックご飯などの食品類
- レンジで1人前のお米が炊けるカップ
- タオル
- トイレットペーパー1ロール
- コンビニでもらえるお箸、スプーン、フォーク
- ドライヤー、ヘアアイロン
- レインコート
- 歯ブラシ&歯磨き粉(ヘッドが大きいものが主流と聞いたので)
- メイク落とし、化粧水、保湿クリーム類(化粧水は多めに、乳液はヨーロッパの感想に歯がたたないと聞いて入れなかった)
- 風邪薬、湿布など
- 変換プラグ(虚)
- 延長コード
- ウナクール
- ゴミ袋
機内荷物
- ついてすぐ羽織れる上着(防水が望ましい)
- 万一ロストバゲッジした時に来れる簡単な洋服
- カメラ
- PC
- 小さい固形石鹸
- 小分けシャンプー
- 旅行用歯ブラシ
- お菓子
- スリッパ
- 常備薬、酔い止め
- SIMカード
- 一応出国で使えそうな印刷した書類(ビザ用に印刷したついでにファイルイン)

色々な友達に聞いて、満場一致だったのはウルトラライトダウンでした。現地でも買えますがとにかく高いということでした。洋服は少なめ、食品多めというのもよく言われたと思います。
次いで人気なのが、レンジで1人前のお米が炊けるカップです。まだ使っていませんが。

固形石鹸、小分けシャンプー、旅行用歯ブラシは機内バッグに入れておいてよかったです。疲れて部屋について、スーツケースをあけずに寝られます。

スリッパは飛行機内でも履き替えられ、寮でも使えて便利です。

SIMカードはビザ受け取りの際20GBが1ヶ月有効なものをVFSでもらえました。

ドライヤーは今の所、寮内をみても存在しないので持っていってよかったです。

以上簡易レポートでした。
2024.9.5

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