転職フェアに参加して得られるもの
転職フェアが頻繁に開催されるようになり、参加者も参加企業も増えてきている。
その状況を見ると自分も参加した方が良いのではないかとも思うものの、本当に参加する意味があるのかと悩んで躊躇してしまう人も少なくない。
実際に参加した人は何を得て帰ってきているのかを知っておくと、参加するかの判断に役立つだろう。
転職フェアは選考の場ではないので、参加したからといってその場で転職先が決まることはない。
中にはブースで企業の採用担当者と話をして意気投合し、参加したことがきっかけになって求人への応募から採用までのプロセスがスムーズに進むということもある。
あるいはスカウトを受けられるなど、転職先の企業が決まるきっかけ作りになることはある。
しかし、そのような結果が得られるのは少数派で、実際には転職フェアに参加しても転職先について何か決定打が生まれることは少ない。
だからといって参加したことが無駄になっているわけではなく、むしろ参加をきっかけにして転職の方向性が明確になっているケースが多いのが現状である。
転職先を探すときには限られた情報源から業種や職種などを決めることが多い。
想像に任せている部分が大きいため、本当にこの業種を選べば自分がやりたいことができるのかと悩んでしまうこともある。
転職フェアに参加すると企業のスタッフやキャリアアドバイザーと話せるため、本当に自分の想像が正しいかどうかを確認できる。
そして、本当に選ぶべき転職先の候補を見つけられることが多いのである。
転職フェアに参加する際には注意点もある。
例えば参加企業が多いため、計画的に回らなければ自分の知りたい情報が得られない可能性があることが挙げられるだろう。
そのほか、当日の服装や持ち物なども気をつけておかなければならない。
詳しくはこちらで確認してほしい。