オプナナを終えたアイナナオタクの独り言。
初めに言いますが、私はアイドリッシュセブンが大好きです。そこはどうか誤解のないようにお願いします。
『IDOLiSH7 LIVE BEYOND Op.7』
通称オプナナ。
2022年1月22日、23日、さいたまスーパーアリーナで開催されたライブについて、色んな意見や批判が飛び交ってまぁ要するに炎上しているのはご存知の方も多いでしょう。
私なりに感じたことを書きますので暇な方、興味のある方だけどうぞよんでください。長いので。
現地に参加した皆さんにはもしかしたら少々不快なものかもしれませんのでお気をつけください。
まずはアイドリッシュセブン運営様、ライブ運営様、スタッフ様、出演者様、お疲れ様でした。
このコロナ禍で開催することに関して、医療従事者である私からしてみれば疑問に残る点はいくつかありますが、ライブが2日とも終わったことに関しては素直にお疲れ様でしたと言いたいです。
それから今回現地に参加されたマネージャーの皆様。今回現地に行けなかったマネージャーの分までしっかり応援していただいてありがとうございました。
正直に言いますと、本当にマネージャー…?って言いたくなるような方もいたようなのですが、大半の方はマネージャーとしてしっかり応援してくださっていたので、いい思い出は大切にしてしまっておいて欲しいと思います。
そこに関しては否定も批判もしません。
何度も言いますが、これはあくまで私の個人的な意見なので賛否両論あれどそれは私の考えとして受け入れてください。
こういう考えの人もいたんだなって思ってもらえればいいです。
まず今回のこの状況で開催に踏み切った運営様に関しては、正直に包み隠さず気持ちを言うと、なんで今?と思いました。
理由は定かではありませんが、有観客での開催に関しては私の正直な気持ちを言うととても残念でした。『私は』そう思いました。
誤解のないうに言うと、私も今回のライブには両日当選していました。とってもとっても楽しみにしていたマネージャーの1人です。事前にPCR検査もしていて陰性でした。
私はマネージャーとしてリリースからずっとアイドリッシュセブンを応援しています。もうすぐ7年、長い間ずっと応援しているアイドル達なので、行く気がなかったとかでも、ましてや嫌いだからとかそんな理由では決してありません。
まず、いつもお知らせが早い、決断が早いと思っていた運営様。
今回に関しては遅かったように思いました。
ギリギリまで審議を重ねていたのかもしれませんが、それならそうといつもなら言うのにな。
そんなモヤモヤした気持ちでいるうちにどんどん感染拡大…
全国でも5万人を超える感染者数でした。
いつもなら無観客に切り替えか、最悪中止や延期になるだろうと踏んでいました。
でもまさかの開催。
もちろん事情はあるでしょう。会場の費用、演者のスケジュール、準備してきた期間。そこにどれだけの費用がかかっているかは私には分かりません。
このライブの為にたくさんの人達が弛まぬ努力を重ねてきたことももちろん分かります。だから一概に否定は出来ません。
ただ、マネージャーの方には莫大な金をかけてるんだから開催して当然でしょ。みたいな意見もちらほら見かけました。
当然ってなんでしょう。
今回の感染拡大を受けて有観客を中止にしたライブがたくさんあります。どこもそれなりにお金をかけて準備して、開催を心待ちにしていたと思います。アイナナだけがそうじゃないはず。
その会場で無観客に切り替えはできなかったのか、配信だけにはできなかったのか。いつもならスタッフや出演者、観客の健康と安全を第一にしていたはず…
と思いました。私が期待しすぎていた部分もあるんでしょう。他の方がどう思ったかは知りません。
もちろん私の知らない並々ならぬ事情があるかもしれないし、私たちのことを最大限考えてくれる運営様だからこそ、今回のライブは中止にしたくなかったのかもしれない、と何回も思いました。
ただ、TRIGGERは最初から収録映像にしてたのに、その判断ができなかったのはなんでなのかなーって疑問には思いました。
結局現地に行けなかった僻みでしょって言葉も何回も目にしました。
まぁそう思う人がいても不思議ではないです。実際現地に行けなかったのは凄く悔しいし辛いし、悲しかったです。僻みもちょっとはあるんでしょう。
でも私は医療従事者。私1人の軽率な判断で大勢の人に迷惑がかかるかもしれない、たくさんの人の命が奪われることになるかもしれない。そう思ったらとてもじゃないけど行けませんでした。後になってみて、私にとっては行かなくて正解だったと思っています。
そこに関しては後悔してません。
同僚でも私みたいな人たくさんいました。私がいってかかったら周りに迷惑かかるから。もし感染したら営業停止になっちゃうから。
そんな人間ばっかりの環境なので、
やって当然、行って当然。
という考えの方とは相容れないな、と思いました。
ライブに行かなくたって感染するんだから行ってもいかなくても一緒じゃん。
という意見も目にしました。
そういう問題じゃないんじゃないかなー…
自分から進んで感染リスクのあるところに行くのと、外出を最小限にして、しっかり対策してたけどかかってしまったのとでは大違い。世間からの目も大違いです。
まずそういう考えの方がいるのが私はとても残念でした。
医療従事者にとっていつかかってもおかしくない状況で自分から進んで何万人規模のイベントに参加するなんて死にに行くようなものです。
なんか一般の人から医療って割と軽く見られてんのかなー。気の毒だなーくらいなんだなって正直思いました。
まぁそうでしょう。実際自分はかかってない、働いてもない、お世話になってないならば関係ないですから。
あとは医療従事者は可哀想アピールすんなみたいな意見もありました。
まぁそういう人もいるよね…
開催するってなったんならそれはそれで運営の判断だからもうそれはいいやと思いましたし、結局私は現地入りは断念しました。
一部の方が運営が有観客で開催するのは資金面から考えても当然という意見に対して、私にとってはこれが当然の判断です。
現地入りを決めた方の中でもしっかりガイドラインを守ってちゃんと感染対策をし、マナーを守り、迷惑をかけずひたすら応援することだけに徹して、終わったあとも気を抜かず、1度PCR検査はしたけど2週間は気を抜けないからともう一度検査に行くっていうマネージャーの方もいました。
その行動は当たり前のことですが、素晴らしいものです。それができない人も大勢いるんですから。
まぁ現地に行った人もほんとにいろいろだったみたいで…………濃厚接触者だけど現地諦められずに来た人、体調悪いけど席がよかったから来た人。
十人十色だったようですね。
私からしてみれば疑問しかありません。
公式のガイドライン読んでないん…????って何回も思いました。
せっかく開催することに決めて、しっかりしたガイドライン出してくれてたのに…守らない人がいたのかよ〜ってなりました。
隠すのは1番最悪です。それでもし貴方の応援しているアイドルが感染してしまったらとか考えないのかなー…
自分が良ければ良いみたいなのは1番良くないんじゃないかなー…
体調が悪いなら行かない。濃厚接触者なら行かない。
私は当然だと思っていましたが現実は違うようです。
交通費がかかってるんだから多少体調悪くても行くとか、キャンセル料がかかってるから周りに濃厚接触者おるけどもう関係ない、とかいう人、いました。たくさん。
なんなら私の周りのフォロワーにもいました。
待ってくれ、関係ないわけないやろ。
感染している確率が高いのに隠して行くというのは少なくとも正解ではないはず。他の人に迷惑をかけてまで行かなければならないんか…?
なんならホテルのキャンセル料かかっちゃうからどんなに感染拡大しても頼むからやってくれ。
なんて意見も目にしました。
まじで言ってる…????本気…????
ただの風邪なんだからそんなの気にしてる方がアホらしい。神経質。
なんて言葉も。
専門家の意見でただの風邪に近いというのがあるのはご存知の方も多いでしょう。
ただそれは『健康な人』がかかった場合です。例えば高齢の方、基礎疾患の多い方、心臓や肺などに疾患のある方にとっては重症化するリスクがあるウイルスです。
そういった方がいる以上、決して軽く考えていいものでないことはどうか知って欲しいと思いました。
まあこういうこと言うと、『今回のライブに関係なくない?』とか、『そんなのアイナナだけじゃなくて他のとこも一緒じゃん』って思う人がいると思います。
もちろん私は他のとこに関しても同じこと思ってます。
今やらんくていいんじゃないかなーって。
でも私はあくまでマネージャーであり、他のところは違う畑なので、他のことはよく知りません。
もちろん全員がそうじゃないことは分かっています。
先程述べたようにしっかり感染対策をして参加していたマネージャーさんも大勢います。
でもそうじゃない人が目立ったのかな、と。
まず自分が濃厚接触者だと分かっていて参加した人や体調が悪くても検査は受けず、後日結局陽性だった人。実際にいたようなのですが、公式できちんとガイドラインが出ている以上、それを守ることはして欲しいなと正直思いました。
それが守れないのであれば、マネージャーだと言えないのでは…………?
と、数々の現地入りしたマネさん達のツイートを見て思いました。
会場に向かう公共交通機関において、一般の人に大声で喋っててうるさいとか、駅で固まってて迷惑だとか言われていたというのも目にしました。
一般の方に迷惑をかけるのは決して喜ばしいことではないと思います。楽しい気持ちも、皆でワイワイしたい気持ちも痛いほどよく分かります。私もそうしたい。いつもならそうする。
でも公式からダメと言われていること、昨今の状況を考えて世間からどう見られるのか、それをよく考えて行動しなければならなかったのかなと思います。
確かに会場内でのマナーは良かったかもしれないです。
でも中だけ良ければいいわけではない…外で悪いことしてたらいくらその場だけ良くたって総合的に見たら悪いと判断されてしまう。
当然だと思います。
そして出演者さんの不要不急じゃない発言に関しては様々な意見がありました。
もちろんそれを生業としている方がいる以上は絶対やめろとか、間違いだとは言いきれないと思っています。
なんなら私はエンタメ大好きですし、生き甲斐だし、ないとやってられません。ましてやエンタメなしなんてありえん。心荒む。
ただ、一瞬でも受け入れるのに時間がかかるような言葉選びはするべきでは無かったのでは、というのが批判している方々の意見の大半にあるようです。
現地参戦した人にとってはその言葉でモヤモヤしていたけど来てよかったと思えた!ってことなんだろう。そんでなくなく現地を諦めた人にとっては、現地参戦が肯定されたように感じて悲しかったよってことなんですよねきっと。
どっちの気持ちも分かる。
医療に携わる身からすれば、確かにもうちょっと言葉選びはした方がこんだけ騒がれずに済んだかなとは思いました。
私が発言自体に関してどう思ったかは割愛します。
それからライブ終わり、赤いペンライトを付けたまま駅を歩いていたマネージャーさんもいたというのを拝見しました。
駅員さんに『電車が止まってしまうので赤いペンライトを付けたままにしないでください!』と注意されたんだそう。私も内容を見ましたが、呆れてしまいました。
詳細は省きますが、そういう方もいらっしゃいました。
諸々が集まって今回のことはかなり話題になっています。
いろんな意見、批判や言い分はあると思いますが、少なくともマナーを守らずに参加した方がいたことは事実です。
そこを見ないフリして『よかった』で片付けるのはちょっと違うかななんて思ったりもします。
せっかく運営さんが考えて対策してくださっても守らない人がいたら意味ないです。
それは今回に限らず、今後においても同じ。
大勢で集まってワイワイするのも、大声で話すのも、もっと落ち着いてからじゃダメでしょうか?久しぶりに会ったからって気持ち、分かります。とっても。
でも、もっと思いっきり集まったり、ワイワイしたりできるようになってからでもよかったんじゃないかなーって。
もちろん私もめちゃくちゃ行きたかったです。ずっとずっと楽しみにしてたし、コロナも落ち着いてきてたし、2年ぶりにアイドリッシュセブンのステージが見られるんだ…あぁ、やっと会えるんだって思ってずっと準備してました。ほんとに楽しみで、毎日毎日曲を聴いて、予習して、セトリどんなんかなーとか考えて生きてました。それが生き甲斐でした。
私も生でNagisa Night聴きたかった。あの曲めちゃくちゃ大好き。
だからこそ、行かない選択をした自分の気持ちと何度も葛藤しました。こんなに大好きなのに、ずっとずっと応援して、やっと会えるはずなのに、行かない選択をしても良かったのか?そんな自分はマネージャーとして彼等のことが好きだって本当に言えるんだろうか。毎日泣いてました。友達にも相談して、毎日辛いってメッセージ送って。あの時の友達すまん。うざかったかもしれん。でもそんだけ好きなんだ。ごめん。何も言わず聞いてくれてありがとう。
もちろん自分の仕事のこと考えたらよかったんでしょう。最初に書いた通り、その決断をしたことに関しては後悔してません。
でもファンとして、マネージャーとしては失格なんじゃないか、私にはファンを名乗る資格なんてないんじゃないか。そんなこと考えるようになって、それも辛かったです。
現地に参加するみんなのツイートみた時も、配信で現地に参加した人達が映ってるの見た時もすごく辛かった。なんなら見ない方が楽になれるとすら思った。でもそれもむりだった。
やっぱり見たい。
ずっとずっと応援してきたアイドル達。行けなくてごめん、行かない選択をしてごめん、でもどうしても、私には行く選択が出来なかった。もういっそ感情を私の中から消してくれ…とすら思った。
断腸の思いでした。
まぁ最終的に何が言いたいかと言うと、ライブは確かにとっても素敵なもので、運営さんも出演者さんもすごく丁寧に作り上げてくれたものだというのは痛いほどよくわかりました。
そこに関しては涙が出るくらい嬉しかったし、やっぱり大好きだなと思えました。歌もダンスもめちゃくちゃ最高だったしほんとにほんとに素晴らしかった。
私TRIGGER推しだけどめちゃくちゃ泣いた。そのくらい、画面越しでもわかるくらい素直にいいステージだった。
でもその反面で心無い行動をしてしまった方がいる、という事実はちゃんと受け止めなきゃなーと思いました。
これを読んでどう思うかは十人十色だと思います。
まぁあれこれ書きましたがアイドリッシュセブンが大好きな1人のマネージャーの戯言だと思ってください。
私はそう思ったってだけなので。
どっかに書いときたいなって思っただけなので。
『7周年』長いようで短かったな…。アイドリッシュセブンにとっても、私達マネージャーにとってもすごくすごく大事な年。
私は変わらずアイドリッシュセブン大好きですし、今後の彼等の未来に幸あれ、と思っています。
私がずっと応援してる大好きな推しも幸せでいてくれたらいいな。
そして、今回私みたいに現地を断念したマネージャーさん達に次こそは思いっきり推しを応援できるようなそんな未来が待ってるといいな。あわよくばそんな人たちに神席がご用意されるといいな。
アイドリッシュセブンにとっての7周年がこれから素晴らしいものになるといいな。
拙い文章をここまで読んでいただいてありがとうございました。
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