人生初めての山登り
2024年7月7日人生初めての山登りをした。
報道で富士登山がよく取り上げられていた。
なぜみんなあんなに危険な思いをして山へ行くのか
それが僕が山登りを始めようとしたきっかけだ。
どの山を登ろう?
ふと思った山それは御嶽山
以前ツーリングで麓まで行ったことがあり
御嶽観光センターの方とお話した事を思い出した。
なぜかInstagramで三の池の投稿画像も出てきて見てみたい!
と思った。
まず用品店へ行き、一式揃えた。
これまで自然をなめて痛い目にあっているので
いきなり行って大丈夫?無理だよなー不安がよぎる
まずは地元でどんなものか雰囲気を味わうことにした。
人生一回目の山登りは神石山に登ってみることにした。
朝7時駐車場に着く
想像以上に車が止まっている、僕のとなりに止めた人も
山登りの人だ、すごくライトな恰好でスニーカーとウエストポーチのみ
それでいいの?拍子抜けした。
なぜか僕は登山をハードルが高いものだと勘違いしていたようだ。
まぁいいとりあえず登ってみよう
登山靴へ履き替え歩みを進める
人とすれ違う度に挨拶を交わす
見ず知らずの人と挨拶を交わすのはいつぶりだろう小学生の登下校
以来じゃないかな?w
清々しく思った。ただ同じ山を登るってだけなのに
一気に人と人との間合いが近くなる、これが山の力なのかと実感した。
段々と勾配がきつくなってくるに連れて息が上がる
背中が汗で濡れていくのがわかる。
普段絶対に搔かない汗の量だ。水を飲もう
ザックから取り出し一口飲む『うまい』
ただの水だぞ!もう一口飲む『うまい』
山は慣れてしまった事をリセットしてくれる所なのか?
と思った。
山を外から見ても山があるなーとしか思わなかったが
一歩踏み入れると僕が想像した世界とは別物だった
登っては息を切らし、水を口にするを繰り返す
目に映るもの全てが美しく思え、聞こえてくるのは
鳥のさえずり、虫の羽音、自身の呼吸音
それ以外は何もない、『いい』
今まで、あまり自分と向き合おうとしてこなかったのだが
山を登りながら考える事は自分のことばかり
たくさん自分と会話できる、こんなにいいところなんだと思った。
もうすぐ山頂だ
気持ちが高まる、最後の勾配を登りきり少し歩くと
山頂だ、感動した、達成感、高揚感、疲労感、安心感
いろいろな感情がこみ上げてくる。
山頂までのたくさんの小さな感動の積み重ねによってこの
複雑な感情が生まれるのかな?と思った。
今回の山登りでは、8キロを3時間30分ぐらいで往復した。
そんなに歩いた気がしなかった。
結果、山登りにどっぷりハマってます。
次、どこ登ろう?ここから見えるあの山登れるのか?
日本百名山ってどんな山があるの?
ずっと山のことばかり考えています。
これが僕の山との出会いです。知らない世界を知ってこんなに
のめり込む気がしているのは久しぶりです。
ではまた。次の山で