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歴史に残るだろうボーイズグループ

BTSはコロナで萎えてしまっている人類を救った。彼らのパワーストーンのような美しさで。韓国時代劇に救われた私のように、彼らに生きる力をもらった熱狂するARMYたちは彼らを常に心でそばにおいている。パフォーマンスだけではなく、彼らの日常まで映像化して流し、まるで一緒に生活しているかのようだ。もはや世界を超えて、宇宙的だ。もしかしたら将来、懐メロとして、宇宙ステーションから星のまたたく銀河系に写し出されるかもしれないとも思う。巨大なマーケットが常に良いものを出すとは限らない。人類は地球温暖化で私には虫の息に思える。新しい価値観を持たなければ生きていけないようになる。
生き残った人は、宇宙ビジネスがうまくいけば、お金のある人は火星に居住しはじめる時代が思ったより早く来るかもしれない。
日本は相変わらず神の国。神に守られている。のほほんと生きている。このコロナ騒動もやがて、時がくれば忘れるだろう。韓国の人たちは忘れることはない。そこだ。私たちは神に守られ何か大自然から襲われた時は、神がお怒りだと、逝った人を生け贄のように思っている。運が悪かったねえと。
それはもう土着のようなもので、そういった霊的なものが日本の魅力でもある。独特だ。しかし神に守られていて、昔から祖先が大事にしている義理人情、仁義が貫かれていればうまくいくが、守られているのをいいことに、昔、それを一番大切にしていただろう暴力団は詐欺グループとなり、高齢者、弱者から金を奪い、その資金はどこに流れているかわからない。えげつない。どこかの国に流れているのかもしれない、見えないだけに恐ろしい。
最近大阪で30代の男性が次々4台の車にひき逃げされ、その運転手たちはもうひかれてるから、いいと思ったと答えた。
うらみつらみの殺人事件とも言えない、思いつきのような考えで、建物を燃やし、多くの人を殺す人間も出てきた。自殺率も高い。幼いこどもたちが虐待され、誘拐され姿を消す。
とにかく私は腹の中が煮えたぎっている。スマホを見ながら道を歩いている。相手がどくと思っている。すごい勢いで自転車を飛ばしている。相手が気を付けるだろうと思っている。人が働いているオフィス、病院に火をつけ人を殺す。皆同じ次元にいる人間だ。それらも日本の神に守られている。
もうだいぶん前だが、白人男性がタバコのポイ捨てをしているのを見た。拾うように声をかける時間もなく風のように去っていった。日本では何をしても許されると思っている。
次郎物語に出てくる大人のように私は生きようと思っている。だから上記のようなことはとうてい考えられない。
BTSのARMYたちが作ってくれるyoutube映像には、次郎物語に出てくる、年長のこどもが下のこどもを育てる様子と同じようなエピソードが出てくる。昔の多くの日本の農村では、こどもがある年齢になると違う家に住まい、そのこどもたちと生活をし、いろんなことを学ぶ風習があった。青年団もその延長だ。私はリーダーのRMが下の子たちを諭すというその映像を見ながら、次郎物語を思い出した。一番年下のグクは初めて見た時、もうアラサーぐらいかなと思った。それだけ彼はBTSの活動の中で大人になったのだろう。彼の素質もあるが。同じような年の子達が一緒に生活するととても成長する。次郎物語とともに思い出したのが、竹宮惠子さんの「地球(テラ)へ」というマンガである。はるか遠い未来住めなくなった地球を捨てて、違う惑星に移り住み、汚してしまった地球のようにはしないように、人間の生活をコンピューター管理し、人工受精で生まれたこどもを13歳になるまで夫婦で育て、14歳になると目覚めの日を迎え、教育機関に集め、適材適所にうつし、指導者に育つと、地球へ戻すという世界が描かれていた。そのマンガでは親から離す時に、無理矢理親との記憶を消すというやり方が、コンピューターが作った完璧な世界にやがてほころびを生じさせ、結局悲劇がくるのだが、子どもたちが集められ、お互いを尊重し、尊重されることで自分を愛し、才能を高め合う、その地球への登場人物のように、まだ10代で親元を離れ、たくましくなっていくBTSメンバーは、とても懐かしい物語だ。実際の本当のところはもちろんわからないし、最近の事務所のやり方に?と思うことも多いが、最新の世界のアーティストと昔読んだ日本の本が結びつくなんて驚きだ。