肉を食いながら泣く

泣いている
私は、涙を止められなくて、
1人、こんな時間のリビングに、
旦那の焼いてくれたステーキと
つみれ汁と白米を食べながら
えんえん泣いている
食べながら泣きながらこれを書いている

私が不甲斐ないのだ
私がいけない
私が足りていないから泣いている

今日はイレギュラーなことが重なった日だった

でも、何があろうと、
私は時間内に仕事をこなせないのは
全て自分の責任だと思っている

だから、私が悪い。間違いない。

家に着いた10時頃、やっとたどり着いた家。
私を待っていた長女を寝かし、
寝ながら私を探す長男をあやし、
2人が深く眠ったのを確認して、
リビングで夕飯を食べ始める11時。

さっき旦那が言った「それにしても遅すぎる」という言葉と、態度に、

はじめは、(なによ!なんで私の残業だけ許されないのよ!何が気に入らないのよ!いつもは立場が逆なだけだろう!)と思いながら、彼が私の残業を気に入らないと感じる理由はどこにあるのか、脳内でロジックツリーをつくって考えていた。

すると、無性に悲しくなってしまった

「そんな仕事するのにどんだけの時間かけてんだよ」「お前の段取りが悪いからだろ」「無能め」と言う私の中の私の声と、旦那の声がリンクして、急に心細く、泣き出してしまったのだ

でも、こうして書いていると落ち着いてきた

泣きながら私は自分に「誓え」と思った

もう肉を食べながら泣かなくていいように。
自分に負けないことを、強く強く誓った。

どの約束も決まりも、自分のために守るものだと思う

ベビーモニターから息子の泣き声が聞こえてきた

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