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社会人ハザマ その1

 学生のころは長文の近況報告をしてたけど、最近は全くしてなかった。てなわけで、久々にやってみる。
 今回は、新卒で入った会社にいたころについて振り返る。

時系列は、こんな感じだ。
2019/4     入社
2019/4-5  研修(東京)
2019/6-9  配属(名古屋)
2019/9     退職

 覚えている方もいると思うが、大学を卒業してすぐは、北海道を出ていた。たった半年のように思うけど、このころの自分は時間経つのが遅かった。一ヶ月が一年のように感じた。
  慣れない土地で初めての一人暮らしをするというのは、思った以上に大変なものだった。

まずは入社式のころ。北海道を前の日に離れた自分としては、社会人として頑張るぞというよりも、慣れない環境に身を置くことに対する不安の方が大きかった。覚悟なんてこれっぽっちも無かった。。

 しかし、いざ研修が始まると、積極的になってる自分がいた。周りの同期から刺激を受ける環境がたまらなくて、気づけば自分も前のめりになっていた。あの2ヶ月間は本当に楽しかった。
 社会人としてのスタートを共にしたみんなの存在は、今でも宝物。

だけど、配属されてからは、積極性なんてどっかに消えてしまった。職場の雰囲気に馴染めなかったし、同期とも全然ソリが合わなかった。
 寮の部屋で誰かと電話をする度に、「やめたい」と言ってた。寮の3階の部屋から飛び降りれば、死にはしなくても、仕事に行かずに済むかもなんて思うこともあった。
 そんなんで希望が一切見えなくなった。何してもうまくいかないような気になっていた。
 そこで思いきった自分は、

 退職を決断!


 希望も目標も見えないのに、地元を離れて頑張ったってどうしようもなかった。

 セントレアで飛行機を待つとき。あの無力感はいまでも忘れられない。自分には何も無いけど、北海道に帰って何をしたら良いかもわからない感じ。

北海道に戻って、社会人としてのやり直しがここから始まった。当初はフリーランスとか学び直しとかいろんなことを考えたけど、最終的には会社員として働くことを決断。

 転職活動を経て、なんとか仕事を見つけた自分は、千歳で新たな職に就いた。

つづく


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