社会人ハザマ その2
前職のデスクワーク中心とはうってかわって、警備の会社に入った。しかも、正社員ではなく、嘱託社員としてスタートすることとなった。
時系列はこんな感じだ。
2019/11 嘱託として入社(新千歳空港)
2020/ 3 正社員へ
2020/ 6 新千歳空港から札幌の某デパートに異動
2021/ 3 退職(いまの会社へ)
[空港のころ]
新千歳空港の保安検査場から、復職は始まった。
ぶっちゃけ前職よりもラクだろうと考えていたが、現実は全然そうでなかった!
特に人間関係!
当時大卒1年目の23歳だった僕が、自分より「年下の高卒の先輩」と共にするのは辛かった。
「先輩だからって調子に乗ってタメ口で言うんじゃねーよ」って何度思ったことか、、
しかし!
僕が正社員になれたのも、「年下の高卒の先輩」のおかげだった。
僕が新しい業務の修得を目指している最中に、彼が最も難しい業務の修得に成功した。
それで班として、僕の業務の修得に向けて集中できる体制が整った。僕にその業務を教えてもらっていたのも、実は彼だった。その後、彼のおかげで修得に成功し、正社員になれた。
その業務や他の業務を教えてもらった方は彼以外の方もいたが、その方々も「年下の高卒の先輩」だった!
このときの班の方々、そして班長には本当に救ってもらった。ありがとうございます。
ところが!正社員になって2ヶ月後。
デパート警備への異動を告げられた。。
コロナの流行によるものだった。
当初は空港に戻るなんて話もあったが、空港に戻ることは二度となかった。。
[デパート警備]
コロナのあおりで異動を受けた僕は、札幌のデパートで警備員になった。
異動する前は空港の業務に未練もあって、馴染めるかどうか不安だった。
しかし、そんな不安はすぐに吹っ飛んだ!
同僚や上司の方々に快く迎えていただき、優しくしてもらった。
当時24歳の自分は職場の中でもかなり若い方だったが故に、業務面や人間的なことで注意を受けることも何度もあった。
一方で、後から来た「年上の後輩」の方々は、その注意を受ける姿を全然見なかった。
注意やアドバイスをしていただけることに対するありがたさを実感した。
とはいえ、職場に泊まり掛けで働いたりするのは、身体的に大変だった。休みも少ない中で、休日返上でウポポイの臨時警備に行かされることもあった。
これではさすがに何年ももたない。。
そんな中だった!
知人から求人の紹介を受けた。
3週間くらい悩んだけど、最終的には長い目でキャリアを考えた上で、自分のためになると考えた方を選択した。
その結果、1年以上在籍した警備会社を離れ、2度目の転職の決断をした。
僕は地元に戻り、もう一度社会のスタートラインに立つこととなった。ちなみにその転職先が、いまの職場だ。
つづく
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