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TRAIL RUNNING HAS NINJA ECSTASY

あなたが塀の上を最後に歩いたのは何時でしょうか?

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「塀の上を歩く快感」をあなたは忘れてしまいましたか?
(溶岩に浮かぶ)歩道白線上のみを歩くなど,所詮は幼稚園児の児戯...
それは,小学生低学年でなければ危険過ぎる行為...
かと言って小学生高学年では逆に社会的批難の怒声を免れぬ為不可能...
そんな「塀の上を歩く」行為...
あの,危険と背中合わせてるからこその,五体の身体感覚を研ぎ澄ませる悦びを,最後にあなたが経験したのは何時ですか?

私も,筋肉に刺激を与えるべく屋内鍛錬所に通い,心肺の力を維持すべく,街道走破に勤しんでおります.しかし所詮,そのような鍛錬は,「塀の上を走る」行為とは縁遠いものであります.
挙上重量や走破距離と云う,数字で計測可能な行為とは縁遠い,「塀の上の疾走」で得られる感覚...それを言葉にすれば...Ninja Ecstasy...

忍者2

日本に生まれた私に,ガイジンはShining eyesで,こう問うて来る."Are you Ninja?"...と.
All Japanese is not Ninja...そう告げれば,次はこう問うて来る."Who is Ninja?"...と.
Shinichi-Chiba...Kenji-Oba...They have Ninja technique…
but, they are not Ninja...Masaaki-Hatsumi is Real Ninja…
つまり...申し訳ない...I'm not Ninja...と伝えざるを得ない...
こんなことで良いのだろうか?
KarateもAiki-Doも,Bon-SaiもSumoも出来ず,伝えられず...そしてNinjaでも無い自分に,日本人を名乗る資格はあるのだろうか?

バツ

Ninja...Kuno-ichiには成れずとも,その教養...くらいは得たい.これは日本人であれば自然な感情です.
かと言って,齢40を過ぎて塀の上を走れば,通報されてしまうでしょう...ご近所の,忍者の復活を恐れる,アンチ忍者シンジゲートに...

なれば,どこでそれを修験するか.
山,それも東京から程近い,「飯能」で,可能です.

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そう,トレイル・ランニングこそまさに,忍者的爽快感"Ninja Ecstasy"を味わえる修験...
緩い上り坂を飄々と駆け上がり,里の登山客には,(Ninjaと気取られぬよう)ニコニコと挨拶しつつすれ違い...下り坂で全神経を集中し,平地での常識を超える速度で駆け下る時に,あなたはきっと意識する筈です.「我,Ninja也...」と.
しかし,滑り転び,怪我をして任務を完遂出来ぬようではGe-Ninの誹りを免れません.
故に,自分の想像を超える程の速度に高揚しつつも,適度な冷静さを保つ...これがNinja experienceで無ければ,他の何がそうでしょうか...

トレイルランニング

「山を走る」
たったそれだけで,
頭を空っぽにするようなランニング体験とは真反対の,
脳内の全神経を集中させて身体を動かし,自分の身体だけでは出せない速度で駆け下りていく,遠く人生の最序盤にのみ味わったような快感...を追体験出来ます.
その感覚を,現在の私の言語力で表現した言葉が,「忍者的快感」です.
決してウケ狙いだけの言葉では有りません.あなたがその「感覚」を味わった事がなければ(忘れてしまっているならば)
池袋から急行でたった40分程の「飯能」で「山を走る」
たったそれだけで出来る「異体験」を,私はお勧め致します.

※トレイルランニングは,山中ですので,ランニングのマナーと同様に,登山のマナーを守る事が大切です.初級者は経験者に助言を貰ったり,事前にマジメな入門webサイトの記事を読み込んだりして,準備を整えた上で向かいましょう.

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