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シャネルを着た悪魔

参った。

IF YOUを聞きました。彼の声が聞こえた瞬間 時は止まったが、涙は止まらず。

あくまで私の被害妄想、独自推測の話だが、今回の歌詞を見てジヨン大人になった。と言う感情が沸いた、悲しくなる程に。
ピタかげなどがいい例だが、ジヨンの作る歌は「戻ってきて!」と、まるで駄々こねる子供のような。そんなメッセージやイメージ性が強い気がした。今回は、戻ってきて欲しいと言う歌詞はあるのだがどこかで諦めてるのではないか。そんな感情を持った。
フラれたジヨンの未練のある曲なのだが感じとしては、フってしまったジヨンに突き離されるような、どこかそんな虚しさを感じる。
今回もいい意味で期待外れだった。彼らが自らの時間を費やした事が報われればと思う。また一つ、お疲れ様でした。

そんな中残りがDのみになってしまった。
だが今年はツアーも残っているしまだまだ悲しんでいる余裕はなさそうだ。


ここからは私の心情になるので不快な人は見ない事をお勧めします。

IF YOUもジヨンメインの歌詞だったが正直、loserが出る前からもうジヨンの曲は聞けないかもしれないと思っていた。(実際出たらそんな事は頭からぶっ飛び何事もなく聞き涙を流す羽目になったが)
もちろん、ジヨンも1人の男の子だ。恋愛や経験がなかったらあんなにも素敵な数々の曲が生まれなかったし、そんな素敵な曲達が生まれてないという事は私達もその曲達を耳にしないまま彼らとは出会えてなかっただろう。経験があってこその歌だから彼らの存在を知る事になった。そんな有難い彼の過去なはずなのだが、どんどん酷く公になりつつあるゴシップに認めざるを得ないとこまで追い詰められてるから。
スッピンジヨン、笑顔のジヨン、ジードラゴンのジヨン、どうしてもどのジヨンの影にも彼女の気配を感じてしまうから。

そんなゴシップをよそに呑気に笑ってるジヨンを見ると異様に腹が立った。それと同時に大きな悲しみが襲った。ジヨンはファンにどう思われようが関係ない。と、芸能界仕様の思考になってしまったのか?もしくはそれほど彼女の存在がファンよりも遥か大きな存在になってしまったのか?と。

ファンを一番大事にしろなど、そんな事はこれっぽっちも思ってない。
ただ、今までファンを最優先してくれてた彼らの大人の男としての覚悟と言うのか、そんな変化を目にするのは想像以上に強い衝撃だった。
何にせよ彼女は日本で活躍している方だし、彼女が大きな愛情を持っているとは思えなかった。ジヨンの愛があまりにも大きいからそう見えるだけなのかもしれないが。
いつかヨンベが言っていた。
「ジヨンの重い愛や重い依存症を受け止められるのは僕しかいないから。」
彼女にそんなジヨンを受け止める事が出来るのか。ヨンベ以上になれるのか。だが、どう足掻こうとジヨンの人生。悲しいが彼の人生にはなれない。ただの意見の押し付けなのだ。結局は自分が辛くなる事を避けたいだけなのだ。

だから、いつかは受け止める、受け入れるから今はまだ誰かのジヨンでいないで欲しい。それがたとえ形だけだとしても。
ジヨンは「本当は言いたい」と言っていたがその言葉が今まで聞いた一番恐ろしかった言葉のナイフだったかもしれない。いいのだ、何も言葉にしなくても。ファンにとっていい知らせだろうが、悪い知らせだろうがどっちでもいい。私を夢から覚ませないで。それが願いであり、私の答え。我儘だろうか?
日本を愛してる。好きな国だ。そんな口実で彼女を想ったって、会いに来たって「日本を愛してくれてありがとう」と知らないふりするから。

だから今はまだ……