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ひとりごと:「春野寿美礼」は「天才」なのか?



春野寿美礼さんって
どこかミステリアスな方ですよね。

私が春野さんのことを複雑に考えすぎなのか
私が凡人すぎて理解できないだけなのか……

おささんってファンの前では
フレンドリーで、面白くて
たまに天然で可愛らしい方ですが

舞台に立っているおささんを見ていると
本当に同一人物なのかな?
と思う瞬間が多々あるんです。

トップになる前、トップになった後
ものすごいスピードで進化していって
歌声に関してはあまりの美しさに
「音楽の神に愛された」
なんて評されることも多かった。

ですが、そこに至るまでの努力って
私のような凡人には想像もつかない訳です。

本人があまりにサラッと難曲を歌ってみせるので、
それが当たり前みたいになっているけど
いくら天才と呼ばれる類の人でも
努力なしで天才にはなれないと思うんですよね。

トークショーなんかでは
「心配になるくらい練習していなかった」
と言われたり、本人も
「本番に強いタイプなんです」
と言ってたり

その会話だけ切り取ると、
「練習しなくても歌える天才」みたいな
イメージが付きがちですが、

結局のところ私個人的には
春野さんは物凄い影の努力家
なんじゃないかと思うんです。

勿論春野さんが持って生まれた
天性の「声」や「音感」
「音楽を理解する能力」が素晴らしく
凡人とかけ離れていることは大前提として

そこに後から培った「技術」や「表現力」
があいまって、あれだけの人間離れした
パワーを発揮できるんじゃないか
と思うんです。

でもその「技術」や「表現力」
って専門的なトレーニングや
練習の積み重ねでしか
なかなか得られない物ですよね。

…………

余談ですが私、昔ボイトレを
受けさせてもらったことがあるんですが
あれって1回やったからって劇的に
上手くなったりしないんですよね。

回数を重ねて徐々に発声の仕方や
身体の使い方を矯正していって、
それに慣れていかないといけない。

そうして習得した技術が板につくまで
ひたすら繰り返してやる。
本当に時間のかかる地道な作業なんです。

上達の速度は人それぞれですが、
一般的にボイトレの効果が出るのは
早い人で半年〜1・2年
遅い人だと4〜5年かかると言われています。

より多くの技術を身につけようと思うと
もっと果てしない時間がかかる訳ですが、

私達が舞台の春野さんを見る限り
トップ就任から退団までの5年間の中だけでも
物凄いスピードで歌唱力が上昇し続けていた。
どこまで上手くなるの?ってくらい。

そんな姿を見ていると、
相当な量の練習をしていた
としか考えられないんですよね。

天才肌なのも勿論あると思うんですが、
彼女は決して天才肌だけの人ではない。

「トップスター」としての重圧の中で
常に向上心を持ち、並ならぬ努力を重ね
「春野寿美礼」という男役を
どこまでも追求し続けていた人ですよね。

5年間という長い任期の中、
正解がない物をずっと追い求め続けていた訳なので
本人が言っていたように
「辛い時期もあった」と思います。

でも今も歌う喜びを舞台を通して
届けてくれている春野さんが大好きだし、
春野さんが歌っている姿を見れるのが
ファンにとって何よりの喜びです。

これからも歌い続けて欲しいなあ
なんて思うのはファンのエゴなのかな………

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