やっと孫ちゃんが産まれたよ 第34夜
2019年10月15日 皆様こんばんは!
一週間前に予定日だったがまだ兆候がなかった。息子は早々と予定日前から帰って来ていて、向こうのお母さんのところに居座っていた。全然産まれそうにないので、映画に行ったりしてたらしいが翌日陣痛が来て入院となった
陣痛は来るのに子宮口は開かない…私の時と同じパターンだ。多分長引くということで私は一旦家に戻った。翌朝早くに連絡があって「あと1時間位で産まれるかも」というので、列車に飛んで乗った。
入院当日は陣痛が続くのに体力が消耗して大変なので、無痛分娩に変えて貰っていたが、産むときはまたいきむ感じがわからないので促進剤を打ったそうだ。私の時ははそんなものあまり知れ渡ってなかったので、3日間促進剤で陣痛と戦った。そして破水して無理やり分娩台に乗せられいきまされた。結局生まれた息子は4144g…後産も下りずに掻きだし、お尻まで裂けていて散々だった。本来なら帝王切開だったとやぶ医者が言った。
家から3,40分位で着いた時にはまだ生まれていなかった。何処の病院もそうなのかわからないが、自由に分娩室に出入りできるようになっていて、結局皆で出産に立ち会った。到着して約30分後、無事に女の子が生まれた。お嫁ちゃんのお腹の上に乗せられて初顔見せをしているときに、彼女はうんちをした…将来が楽しみである。
お嫁ちゃんも良く頑張った。小柄な身体だからそうとうたいへんだっただろう。産まれた女の子はもう名前を決めていて、顔を見てから考えようと言っていたが、目もクリッとして可愛かったのでそのまま名付けたようだ。鼻がちょっとお団子でうちの家系なのが残念だが、お嫁ちゃんが美人なのである程度は可愛く育つだろう。
孫が生まれてから
個室なので息子は病院に泊まりっきり、私も2,3回お見舞いに行ったが、あちらのお母さんが色々してくれるので、父方の母親なのに何もすることが無くてちょっと寂しかった。お友達もたくさん来ていて「あ~みんなに愛されてるんだなぁ」と思った。
私の場合は産まれてからも誰も来なかった。3日後に友人が来てくれたがそれまで入用のものなど沢山あるのに、看護婦さんでさえ気遣ってくれなくてつらい思いをした。水一つ飲めなかったのである。父親である人も10日後に家にいなかったからと、やっと病院に来たくらいである。骨盤も外れていて2週間位病院にいたのである。
とりあえず母子共に健康で産まれてきてよかった。前々から孫の顔さえ後は見れれば思い残すことはない、と言ってきた。孫が可愛いのは勿論だが、息子が幸せな家族を作っていくのが、一番の幸せなのである。ずっと二人で暮らしてきて寂しい思いも沢山させてきた。これからは理想の家族を作って幸せな人生を歩んでほしい。
我が家の次男坊
もう思い残すことはないと言っても、家には可愛い次男坊(猫)がいる。最初に買った猫は6年半しか生きられなかった上に最後の瞬間も看取ってやれなかった。それをずっと引きずっていて、次男坊は必ず最後まで看取ると決めているから、それまでは長生きをさせてもらう。
元彼は日ごとに懐いてくる次男坊が可愛くてしょうがないらしい。目の前でお腹を見せてくれたとか、名前を読んだら来てくれたとか、少しずつスキンシップが増えてくるのが嬉しくてしょうがないらしい。猫が懐く人の特徴とかいう記事も読んで一喜一憂している。
我が家も他人同士の生活ながら、結構うまくやっていけるようになった。元彼の欠点も生活習慣も性格も、付き合っている時よりよくわかるようになってきたし、なによりHがないのがいい。最近では私の事をお姉ちゃんだと思っているとのことだ。こうやって家族という形になっていくのも楽しいものだと思う。
裕福ではないけれど、皆が幸せだと感じられる家庭が沢山増えたらいいな。
ルームシェアを始めて2年経ちました。結構愚痴を言いながら続くものですねwこれからも暖かい目で見守っていただけたら幸いです。