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「スポ根よりカル根?僕らの中の根性論とどう生きる?」【文化系ポッドキャスト「エンタのサブロク」第19回おまけ】


音声はこちらから!

最初に第20回の告知

 今回で19回!つまり次回でエンタのサブロクは第20回となります。

 気づかないうちに一周年を迎え、すっかり自分の中でも定着した大事な活動となりました。ここまで配信を続けられたのも普段から聴いてくださる皆様のおかげだと思っています。Vtuberやポッドキャストのように人に何かを届ける活動は届く方の存在が本当に励みになります。Vtuberをして二年半、ポッドキャストを初めて一年以上、そのことを心から感じています。
 エンタのサブロクは表面的な数字以上に各所よりポジティブなフィードバックをいただいており、毎度毎度励みになっています。20回の時に改めてお礼を申し上げたいですが、こちらでも改めて感謝をお伝えします。
 エンタのサブロクは私の活動においても重要な軸の一つとなっています。サブロクを通じてトークの引き出しや捌き方、話題の広げ方、あるいは活動の中で考えていることの自己開示など、より多様な面を引き出して活動全体のクオリティを上げられていると感じます。何より、二月最中という稀有な存在の面白さを皆さんに聴いていただけるのが非常に嬉しいです。

 今回、せっかくの20回ですので事前の公開日告知をさせていただきます!

第20回は11/3(日)文化の日公開予定です!!

テーマももう決まっているのですが、過去に直前の雑談でテーマが変わるということが複数回あったのでここでは黙っておきます。

 そして!今回はもう一つ!
第20回直前スペシャルとして、11/2(土)の20時より、二月最中さんと二人で「ストリートビュー国道36号線バーチャルドライブ配信」を行います!

枠や概要などもう少し後になるのでぜひ待っていてくださいね。

おまけの話(視聴後に読んでね)

舞台裏

 Discordで最中さんと他愛もないやりとりをしている中で、文化系の中にもスポ根的な根性論がかなりあるのでは?という話になりました。互いにとってすごく腑に落ちるテーマだったのですぐに「19回はこれでしょ」となりました。

ア↑コガレについては用語解説で教えます

 そもそも、きりのいい第20回はしっかり強いテーマでやりたいよねということで、20回に向けてのネタ出しをしつつ、その20回との兼ね合いで19回も決めていこうと話しあっていました。そこで20回にする話ではないよねとしつつも野球のIT化などを始めとしたスポーツの脱根性論化みたいな話も合わせて話を組み合わせていきました。スポーツの話は最中さんより私が得意なので話もなんとなく私がリードする形になるよね、など全体の流れもスムーズに決まった記憶があります。
 そもそも文化系や表現の世界にあるなんとなくのマッチョイズムというか、肉体という姿が見えないからこそ不可視化されたスパルタ感みたいなものへの反感はかねてより互いに共有していたと思いますので、それを「カル根」という言葉でうまくフレーミングして互いにスムーズに話せたのでしょう。19回にふさわしい、強くも軽く、聴いている方に共感と気づきを持ってもらえる話ができたかな?と思っています。
 そのため事前の打ち合わせでは最初の入り方と最後の終わり方を決めるぐらいでスッと収録に入れました。前回のエンディングで使ったサブロクじゃんけんが殊の外好評だったのでそれを前振りに使いつつ、範馬勇次郎の話を取り入れたりとかなりうまく話を組み合わせて繋げられたのではないでしょうか。


これがサブロクの企画会議の様子です

普段からこんな感じです。うそです。

noteのタイトルを変えました

今回よりnoteのタイトルの書き方を

文化系ポッドキャスト「エンタのサブロク」第〇〇回:(題名)

から

(題名)【文化系ポッドキャスト「エンタのサブロク」第〇〇回】

に変更しました。
 今まではSpotifyでの表記に近づけていたのですが、noteのタイムラインを改めて見てみるとタイトルの最初十数文字しか見えないのでそちらに題名が出た方がいいのでは?という判断です。数字を見ている限りビュー、スキともにいい感じなので今後もこれでいこうと思います!

用語解説


範馬勇次郎

 「グラップラー刃牙」シリーズ主人公である範馬刃牙を息子に持つ人物。「地上最強の生物」と呼ばれ、彼一人で一国の軍事力を凌ぐ戦力を持つとされている。異常に発達した背筋が鬼の顔に見えることから「オーガ」と呼ばれている。あまりにも逸話が多すぎて語り切れないが、勇次郎を見れば「人間は人間として最低だったとしても強いものにどこかで惹かれてしまうところが人間にはある」というのをひしひしと感じると思います。ちなみに本編で話していたシーンはこれです。

ポン・ジュノ監督

 韓国を、そして世界を代表する映画監督。多数の受賞歴を持ち「パラサイト 半地下の家族」では外国語映画として初めてアカデミー賞作品賞を受賞した。エンターテイメントと人間ドラマを高次に共存させ、時にコミカルに、時にシニカルに、面白さと鮮烈さ、そして映像美に溢れたものすごいクオリティで描く。本当に全作面白いけど日向日影は特に「母なる証明」と「スノーピアサー」が好き


ア↑コガレ

 二月最中と日向日影が共通して聴いているラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」「アフター6ジャンクション」「アフター6ジャンクション2」で提唱された概念

 主に少年・青年世代の男女が、恋愛とも似て非なる、青春といえばそうなんだけどちょっと違う、なんとなく人と人とがすれ違ってちょっと空気と心が動くようなちょっとした「なんかいいよね」というエモい瞬間をドラマ形式で語る話芸

と私は解釈しています。どういうこと?って思った方はこちらを聴いてください。多分定義はわかないけどすごく楽しいと思います。


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