Vtuberになって半年の実感①【非日常が日常に】【だいぶ固まってきた】【ほぼ禁酒状態に】
今月、10/6でVtuberになってから半年となりました!
受肉してから、折に触れ感じてきた雑感を記事にしてきました。
なので半年経った今、考えたり感じたりしていることも書いていこうと思います。今回も前後編に分かれます。
過去の雑感はこちらのマガジンからお読みいただければ幸いです。
Vtuberが「非日常」から「日常」に
最大の変化は、Vtuberであることが「新しいこと」や「特別なこと」ではなく「当たり前のこと」になったことです。
当初は自分がVtuberであることに慣れていませんでした。配信の準備をする度に「そうだ、自分はVtuberなんだ」と改めて思い直し、心構えを整えることも必要でした。Vtuberに「なる」という過程が自分がVtuberをするために必要だったのです。
たとえば、Vtuberは朝の挨拶と夜の挨拶でそれぞれ「おはようVtuber」「おやすみVtuber」というツイートをすることが多いのですが、最初は「こんなことしてるなんてまるでVtuberみたいだぁ」と思いながら、「Vtuberってどんなこと書けばいいんだろう」と試行錯誤していたのを覚えています。
ちなみにその過程を私小説で表現していたものがあるのでよければお読みください。
今では、ここまでの準備や過程は必要なく自然に書けます。いわば、
「自分の言葉=Vtuber日向日影の言葉」
になっているのを感じます。
また、別の方向の話として他のVtuberの方に対して無条件の親近感や仲間意識が湧いてくるようになったという変化もあります。明らかにVtuberの方には自然と好感を持つようになっています。
活動の方向性も、居住する地域も、趣味も、ルーツも、出身階層も全然違う人たちが「Vtuber」という一つの記号で少しでも連帯意識を持てるというのは非常に興味深い現象です。もちろん、Vtuber同士の繋がりは互いに利得があるから繋がりやすいことはあるでしょう。また、同質性が連帯意識や好感を持つというのは心理学において非常に一般的な話です。この帰属意識はその場で作られたインスタントな属性でもそうなるという社会心理学の実験結果もあります(参照)ただ、このようなことを知識としては知っていても、自分がその心理傾向を実感することになったのは非常に面白い体験でした。
固まってきた方向性
少し前から自己紹介に
「Write your Delight! 」(あなたのトキメキを書く)
と
『「言葉」と「物語」にこだわって活動をしていきます』
という言葉を入れています。これが私にとっての活動の方針です。
この基準を作ったことを受けて、twitterの固定ツイートに下記の自己紹介カードを貼っております。
このような端的な言葉を作ることで「この趣旨に今の自分は合っているか?」と自分に明確に問い返せるようになりました。どういう方向性でやればいいだろう?と悩むことは極めて少なくなったと感じます。やはりわかりやすいがあるのはいいことで、会社が社訓を作ったりするのもきっとこういうことなんだろうなぁと感じています。
また、ロゴが完成したのも自分というVtuberの軸が一つ定まった感じがして大きかったのでしょう。ロゴの作成についてはこちらの記事をお読みください。
ほぼ断酒状態に
お酒を飲まなくなりました。
お酒はもともと好きだけど弱いといった感じで、たまに嗜む程度だったのですが二回ほど悪酔いをしてから飲まなくなりました。
悪酔いで懲りたというのもありますし、悪酔いしたとき、あるいは楽しく酔えているときでも、ふわふわして飲んだ後作業ができなくなるのがとてももったいなく感じるようになりました。そう感じるほどにやるべき作業が多いということもありますし、モチベーションがあるとも言えるでしょう。
今はVtuberであるということがとても自分の中で大きなウェイトを占めています。お酒はそれにとってマイナスという判断にどうしてもなってしまいます。
おそらく、次飲酒するとしたら「飲酒配信」になるだろうなと思っています。最近、雑談ツイキャスで北海道のおやつを食べてレポートするという要素を取り入れているので、その流れで北海道限定のお酒を飲むということをしてもいいのかなと考えています。