イックーさんシーズン2第5話 〜墓参り〜

イックーさーん！！

「はーい！！」

「…ってことがあったんですよ…俺ホントは違うのに…」

「まるでウマエロだな。」←ヒカキンにしか分からない例え

本編

先代「イックー、これから墓参りに行くんだけど付いてきてくれない？」

イックー「わかりました。同行します。」

先代イックーには苦楽を共にした仲間が3人いた。しかしそれぞれが独立してからこれまでに3人とも色々な理由でこの世を去ったようだ。

（死んでは何回も復活してを繰り返してたと思うんだけどな…）

2人は墓場に到着した。

先代「えっと、まずはガチリョナだな…あいつは足が臭かったけどなんだかんだで悪くない奴だったな…(良い奴とは言ってない)」

イックー「そうなんですね」

先代「確か猫の集団に寺を襲われた時についでに殺されて死体で遊ばれるようになったとか…」

イックー「残酷な死に方したんですね。」

先代「じゃあ墓を掃除してあげるか…」

先代「あ、やばい、墓参りに来たというのに水を汲むのを忘れてたな…。イックー、まだトイレ行ってないよな？」

イックー「はい、今にも漏れそうですけど」

先代「水を汲みに行くのもめんどくさいし、小便で墓を綺麗にするぞ。」

イックー「分かりました。」

ジョボボボボボ…❤️

先代「ふぅ…。キレイになったな。地獄のあいつも喜んでるだろ。」

イックー「地獄にいる前提なんですね」

先代「次はニコチンだな。」

イックー「タバコが好きそうな名前ですね」

先代「あいつはタバコの不始末で寺を全焼させてその炎に巻き込まれてたみたいだな…」

イックー「哀れな死に方したんですね」

先代「さて、ションベンをかけよう…と思ったけど、さっき出したからな…。イックー、お前今シコれる？」

イックー「でも今オカズ何も無いでしょ？」

先代「安心しろ、これ持ってきたから」

先代は一冊の本を取り出した。

イックー「さっすがー‼️‼️‼️」

ドピュドピュドピューー❤️❤️

先代「ここもキレイになったな。地獄のアイツも感謝していることだろう…」

（さっきから汚すことしかしてないだろ…）

先代「次はポイズンだな…あいつはあの寺で姫プしてたな…」

イックー「どんな文化だったんですか？」

先代「あいつは建築した寺が杜撰すぎて崩れた結果屋根が顔面に突き刺さって死んだみたいだ…」

イックー「やっぱり可哀想な死に方をしたんですね。」

先代「やばい、ザーメンタンクはからっきしだし本格的に墓にかける液体がないな…」

イックー「血とかどうですか？」

先代「俺グロいのNGだから…。あ、そういえば俺最近下痢気味だったな…」

イックー「えっ、奇遇ですね。実は僕も下痢気味なんですよ。」

先代「よし、そうと決まれば下痢便で墓を掃除するゾ❗️」

ブシャアアアアアアッ❤️❤️❤️

先代「ここもキレイに掃除できたな。あいつも地獄で狂喜乱舞していることだろうな。」

イックー「それじゃ帰りましょうか。」

ﾄﾞﾛﾛﾛﾛ…

イックー「あれ？今何か聞こえませんでした？」

先代「確かになんか音鳴ったよな？」

ドロロロロ…！

3人の霊「貴様ラ…ヨクモ俺ノ…俺ラノ墓ヲ…❗️」

イックー「うわっ…❗️お墓で好き放題やってたせいか霊が出てきた❗️」

（好き放題やってた自覚あったのかよ…）

先代「ちょっと…あ、あの…この僕の顔に免じて許してください…❗️」

3人の霊「オ前ノ顔面ニ何ノ価値ガアル…❗️許サネェ…呪イ殺シテヤル…‼️‼️」

ぐわあああああああああああ‼️‼️‼️‼️‼️

ち〜ん(笑)

墓を汚したせいで恨みを買ってしまい、2人は呪殺された。

3人の霊はこの件のせいで霊の姿のまま現世に引きずり戻されてしまったらしい…

～完～