電子国家エストニア、実は知られざるオーガニック大国?
テレホミクス!HYUURIです!
ここ最近は、ビザの事や仕事で駆け回っていて
仕事のために運用し始めたTwitterばかりに日常をちょこまか更新していました✎
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また、去年から仕事でもかかわっていたのに、今更自分の中でブーム再到来した仮想通貨についてピコピコやってます💰
話は変わりまして、今回はエストニアでこっそり有名?な
「Organic Estonia(オーガニック エストニア)」についてのトピックです🥬
地方省は、オーガニック製品を促進する団体、オーガニックエストニアと、オーガニック市場の輸出を5億ユーロに増やす可能性について話し合いました。
会議では、オーガニックエストニア団体はオーガニック経済の主要国であるデンマークの成功要因を発表しました。デンマークでは、オーガニック食品が州の教育機関に組み込まれ、オーガニック食品の需要が増加し、それによって輸出が大幅に増加しました。
大臣は、2025年までに5億の有機生産輸出売上高を達成するというオーガニックエストニアの目標は、公的部門と民間部門の間の良好な協力を必要とすると付け加えました。
輸出量を増やすための3つの具体的な提案は「エストニアのオーガニック経済のためのプログラムの実際の立ち上げは、何年も遅れているため、非常に重要です。書面で定められていますが、残念ながら州レベルで実際の行動はとられていません」説明されています。オーガニック国としての私たちの評判は薄れつつありますが、私たちは今まで以上にそうなりたいと思っております。今日、私たちがオーガニックセクターの復活に協力しない限り、私たちのリーダーシップを取り戻すことはすぐに不可能になると考えています。
Organic Estoniaは、有機企業のB2Bプラットフォームとして機能する包括的な組織であり、共同マーケティングと輸出を目的として、エストニアの認定製品と天然製品のプロバイダーを結集しています。オーガニックエストニアのメンバーの主な活動分野は、有機食品とケータリング、グリーンと天然の医薬品、天然化粧品と洗浄剤、木材産業、生物資源の開発、有機農業、漁業と水産養殖、エコツーリズムとヘルスツーリズムです。 、有機テキスタイルとウール、およびその他の有機経済分野。エストニアの有機地域の51%を達成するという目標の達成を監視するために、土地委員会と農業食品委員会と協力して、エストニアの有機地域の最初の地図が作成されました。
世界最大の旅行ガイドブック出版社であるロンリープラネットは、エストニアを2016年の最も価値のある目的地の1位にランク付けしていました。ガイドは、価値のある体験として森に行くことを推奨し、エストニアのオーガニックな森について賞賛しています。
エストニアは「最もオーガニックな国」としての称号を目指し「Organic Estonia」を掲げています。たくさんの新鮮な空気、森、陸と海。この国には、静けさや空間、手つかずの自然があります。2018年のWHOの調査においても、エストニアは空気が最もきれいな国の1つとして挙げられています。
一方でエストニアはe-Residencyやスタートアップの文化を持つスマートな電子国家です。これだけの条件がそろっている国はなかなかないのではないでしょうか。
国がうたう「Organic Estonia」は環境のバランスを考慮し、汚染や破壊やめ、自然と人々を気遣い、環境に配慮した考え方と生活を送る方法です。尊厳ある生活と自然環境を次世代に残して楽しむための、長期的かつ責任ある姿勢を示します。
北欧の森と庭のベリーをヨーロッパ、アジア、北米の食品および製薬業界に提供するベリーグループのセールスディレクターである、南エストニアの荒野の真ん中で育ったカブリッツ氏は、
「Organic Estoniaはきれいな食べ物と自由な自然の存在を大切にする状態を指します。エストニアの領土の半分は森林に覆われており、森林はすべて自然に育っています。したがって、私たちの森の産物は実際にはすでに有機的です。Organic Estoniaは持続可能な環境に配慮した有機的な考え方を評価するという世界的な傾向と調和しています。オーガニックな生き方はすべての人に利益をもたらし、将来の成功のための最高のチャンスを提供します。これは、次世代の健康と幸福を確保するための鍵です。」と説明しました。
カブリッツ氏は、特にアジアを広く旅行していていますが「自国のエストニアの様に、首都タリン市の中心部から森まで車で行くのに30分で着くという事実は、ほとんどの国にとって空想科学小説のようなものなのか」と感じたそうです。
しかし、一方では旧ソ連の産業、農業、軍事活動によって引き起こされた過去の汚染の回復に国は苦労し、21世紀の課題、持続可能な開発を行っています。
そうすることによって、エストニアの貴重なオーガニック資源を維持するのに役立ちます。
カブリッツ氏は「Organic Estoniaの住民として、私たちは世界中に私たちの物語を語り、私たちの小ささを強みに変えていく。すべての政治的な将来の意思決定において、きれいな自然環境を維持する事に重点を置く。そうすれば、すべてのエストニア人はこれから、エストニアの農業や世界のオーガニック製品としての林産物に恩恵を受けるでしょう」と主張しています。
私は、友人に教えてもらったエストニアの森に、オーガニックのワイルドガーリック(行者にんにく)を摘みに行ったことがあります。
農家がいるわけでもない場所で育った、本当にオーガニックなものをいただいて、自分で調理した料理には今までにない何か特別感を感じました。エストニアでは中心街に住んでいますが、バスに20分ほど乗れば、様々な森に行くことが可能です。
東京の中心に住んでいたこともありますが、キノコが生えている自然な森に到達するのには電車で何時間かかったことでしょう?
そもそも、東京の中心に住んでいると森に行こうという発想はなかなか生まれにくいものかと思いますが、
エストニアにいると都会に住んでいても、人は自然と共に生きているという事をより実感できるようになるような気がしますよ!
アイタ!ほんじゃあ!