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【期間限定】最後まで両親には理解して貰えなかった

家出をして一人暮らしなんてほとんど不可能です。

そもそも未成年者には家を貸して貰えないから、
結局母親に来て貰うハメになりました。


勝手に大学中退して、家出したのに送金もあったし、
本当に甘い両親だとは思うけど、


今でも本当に感謝しています。


ただ、世の中甘くないところは、



ドカ食いするためのお金までは送金されなかったことでした。


結局、最後まで両親は私の摂食障害には気がつきませんでした。

何度か説明しましたが理解はして貰えませんでした。

何故、たくさん食べてしまうのか?


ここが両親には理解できなかったのだと思います。

私にもわかりませんでしたから当然と言えば当然ですが、

自分しかこの苦しみはわからないのだということにも気がつきました。



だからすぐにアルバイトを探しました。

桜木町にある厨房のバイトでした。



目当ては【まかない】です。

ただで1食食べられるのは、

当時のわたしにはとても助かったのです。



アルバイト先の桜木町までの電車の中吊り広告で見つけたのが、



鈴木その子先生の

【痩せたい人は食べなさい】でした。


何故痩せたいのに食べなければならないことがわかりませんでした。


アルバイト代が入って真っ先にその本を買ったのは


今でも鮮明に記憶しています。