Day1

最近就活が始まって、自分の文章力の無さに絶望を受けている春山です。流石にどうにかしないとなぁと思い、毎日思ったことをnoteに書けば文章力は上がるのかを実験してみようという試みです。多分長く続きませんが、飽きるまでやります。

そんなDay1に書くことは、久しぶりの学校で絶望したという話です。おとといあたりから風邪をひいて引きこもり生活をしていたのですが、やっと今日授業という形で社会生活に復帰しました。ただその授業で行ったディスカッションがレベルが低すぎて絶望してしまったというお話が出発点です。なんかみんな積極的に発言するわりに、お題に対して答えてるんだか答えてないんだか分からないことを何回も繰り返して発言しているカオスな状況に遭遇してしまいました。これまでディスカッションを通して理解が深まると信じていましたが、全くそんなことはなくて、ただ発言している満足感のようなものを得ているだけで、全く議論が進んでいないことが多くあるんだなと思って。国内私立でトップレベル、グローバル大学ランキング上位のような大学でもディスカッションが上手くできない人が多くいるんだな。じゃあこれ教育現場でディスカッションが使える状況ってかなり限定されそうだなと感じました。

ディスカッションにおいて重要なことは、分かりきったことを話すことでも、話して満足することでもなく、新しい問いを生み出すことだったり、問題に対してさらに深掘っていくことなんじゃないかなと思います。しかし、それを行うにはそれ相応の知識や時間も必要だし、知識の少ない生徒たちには全く意味のない時間になってしまうと思います。それに、生徒にディスカッションの主導権を渡すと、現状に絶望して文句を垂れるばっかりになってしまいます。どうすれば現実的に解決可能なのか?みたいな問いを立てる力がある生徒がいないとディスカッションは成立しないなぁと感じました。

では、この生徒間でのディスカッション成立しない問題に対して私がどう改善して行くべきかを考えたかというと、生徒同士のディスカッションではなく、生徒と教師・専門家(ネット検索でも良い)のディスカッションにする。です。
やっぱり生徒に主導権を握らせないことが重要な気がします。授業において教師が生徒に問いかけていく方式が良いと思っていて、それで有名なのはマイケル・サンデル教授です。エキスパートが主導でディスカッションが進んで行くし、問いも生徒に対して投げかけることができます。考えたこともないことを考えることを生徒に体験させることが重要なんじゃないかなと思います。


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