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6日目 ルーティンから始めよう

月曜は幼稚園の送り迎えがある。子どもの弁当を作り8時45分には家を出て送り届け、また14時に迎えに行く。自宅まで連れて帰り、15時には放課後デイのお迎えの車に乗せる。これが毎週月曜のルーティンである。もうひとつ、別れ際に大泣きする息子を振り払う。これも月曜ルーティン。

バスに乗り、三宮で降りてCOCCAで進行中の案件のメールをやりとりした後、ユブネの仕事事例の整理を始めた。会社のことは後回しになりがちなもので今年は重い腰を上げて10案件分ほど過去事例をウェブに掲載したい。昼食をとってしまうと時間がないので月曜はお昼ご飯を食べないで仕事を続ける日も増えた。14時のお迎えはすぐにやってくる。〆切りよりも早い。

午後、COCCAに山森さんもやってくる。今日は書いている記事の打ち合わせだそうだ。36個も送られてきたというナシを2個おすそわけしてくれた。36個は手強い。

幼稚園から自宅の帰り道でどうしてもアイスが食べたいと言うので寄り道。14時半頃に放課後デイの送迎車がくるのため急いで帰宅。自宅前で待っているといつもの車が来た。ただドライバーは初顔の方だ。「お預かりしますねー」と挨拶があり、車に息子が乗り出発した直後に電話があった。「今、玄関前に到着しましたので」え?じゃ、今のドライバーは誰?妻と顔を見合わせる。一体息子は誰に連れていかれたのだ?

事件発生。切れた電話に慌ててかけ直す。何のことはない、初めての担当者だったため本部からいつもの人が、あえていつもの携帯から電話をかけてくれたようだった。電話が鳴るより先に息子を預けたので行き違いが生じたのだった。それにしても心がざわついたことよ。

息子が帰ってくる18時までもうひとがんばりパソコンを開く。実は月曜はこの時間が最も集中できる時間帯である。ゴールデンタイム到来。

5歳時の育児中につき、対応時間は16時30分頃までとしています。ご理解いあただけますようお願い申し上げます。

メールの署名テキストにはこの一文を入れている。可能な限り夕方は自宅に戻っているように取り組んでいる。月曜は送り迎え、火曜は送り、水曜は脚のリハビリの付き添いと自宅引き取り、この育児タスクを組み込んで働けるように協力してやっているのがユブネ。山森さんも3歳児の育児ど真ん中だ。子育てと仕事のバランスはなんとも難しい。

17時になろうかという頃に、かつて団地住み込みでコミュニティづくりの仕事でお世話になった依頼元から電話が入る。検討していたプラットフォーム会議の当日進行をお願いしたいと。こうして数年経っても頼っていただけるのは嬉しいことだ。数年ごしの「つづき」が始まる。

20230911

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