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熱い時間を過ごしたくて、mikanに入社しました。
はじめまして、鏡です。2022年2月から、株式会社mikanにソフトウェアエンジニアとして入社しました!
mikanは東京にオフィスを構えていますが、私は名古屋に住んでいるので、基本的にリモートで働いています。
私にとっては初めての転職となるのですが、振り返りも兼ねて、転職を検討されている方やmikanが気になる方に向けて転職活動の経緯を残したいと思います。
これまでの活動
私は新卒で株式会社エイチームという会社に入社し、およそ5年ほどソフトウェアエンジニアとして働いていました。
エイチームでは、女性向け体調管理アプリ「ラルーン」のバックエンドとiOSアプリの開発に携わったり、ヒューマングレードドッグフードD2Cサービス「Obremo」の立ち上げ・運営に携わったりと、幅広い経験をさせていただきました。
なぜ転職しようと思ったのか
自分がより共感できるサービスの開発に貢献したいという理由です。女性ではないし、犬を飼っていないので、ラルーンもObremoも自分がユーザーになるには限界がありました。
そのため、UIや機能の改善は考えられても、ユーザーが「潜在的に求めているもの」を考えるときにもどかしさを感じていました。
本当の意味で自分がユーザーになれるサービスを作れたら、どんなふうになるだろうと考えていました。
エイチームにはたくさんの事業があり社内異動という選択肢もあったのですが、1社しか知らない状態だと考え方が凝り固まってしまうような、漠然とした不安のようなものもあり、せっかくなら外を見てみたいという気持ちもありました。
転職活動のスタート
2021年の8月頃にYOUTRUSTにプロフィールを登録したり、Twitterを使ったりして情報収集を開始しました。
急いでいるわけではなかったので、半年から1年くらい先を見てのんびりと探していました。
会社を選ぶ軸として、転職理由である自分がその会社のサービスに共感できるかに加えて、プロダクトづくりに熱中できるかという観点もありました。
もともと学生の頃から色んなインターンシップやハッカソンに参加していて、チームで何かを作り上げるプロセスが楽しかったのを覚えています。誰かの役に立つものを、切磋琢磨できるメンバーと作る過程はすごく良い経験でした。
新しい環境に飛び込むのであれば、そんな仲間に出会いたいと思っていました。
mikanとの出会い
2021年の9月頭にYOUTRUSTでみぞさん(@3izorin)から連絡があり、「mikanは昔使ってたなあ、あのアプリを作っているのはどういう人たちなんだろう」という気持ちで返事をしました。
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まずは情報収集というスタンスだったので、バックエンドやフロントエンドなど、明確にポジションを絞っているわけではありませんでした。そのため、欲張って「iOSエンジニアともバックエンドエンジニアとも話したいです」とお願いしたら快諾いただけたのは嬉しかったです。
その後のカジュアル面談ではiOSエンジニアのUKさん(@uk_oasis)、バックエンドエンジニアの星さん(@hoshitocat)に色々とヒアリングをしました。
開発フローや採用技術、チームの雰囲気についてヒアリングし、mikanでの仕事の流れや技術に関する情報を大まかに把握することができました。
面談のときのコミュニケーションの取り方が丁寧で、雰囲気も良かったので話し込んでしまい、1時間あったカジュアル面談が一瞬で終わったように感じたため選考に進みたいと伝えました。
mikanの志望度が上がった出来事
mikanの選考フローにはカルチャー選考、技術選考、体験入社の3つの段階があります。
カルチャー選考と技術選考を終え、体験入社の日まで期間が空いたのでメンバーの何名かと面談をセッティングしてもらいました。
実はこのとき他社でも選考を進めており、内定も出ていた状況だったのでmikanの志望度は高くなかったのですが、面談1件目となるiOSエンジニアのさとしんさん(@satoshin21)との面談を経てmikan志望度が上がりました。
面談では柔らかいコミュニケーションの中にも強い芯を感じ、刺激を受けるような時間だったことを覚えています。
こちらから「技術の攻めと守り」の話や、「業界で一目置かれるような会社にしていきたい」という話をしたときに強く共感してもらえて嬉しくなり、こんなに熱意を持った人と一緒に働いたら楽しそう、他社に比べてmikanも負けてないと思い始めた良い面談でした。
その後、エンジニア以外の職種の方も含めて続々と面談を行い、mikanメンバーの人柄や思いを知った状態で体験入社の日を迎えました。
体験入社
2021年の10月末にオフィスに出社し、1日かけて体験入社を行いました。mikanの体験入社は手が込んでいて、採用候補者に事前にヒアリングをし、その意図を汲んだアジェンダを設計しています。
私の場合はこのような内容でした。
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人によってコンテンツをカスタマイズするということはそれなりにコストのかかることだと思いますが、このことからも採用を大事にしていることが伝わってきました。
mikanの定例ミーティングも含めて丸一日オフィスで業務体験ができたので、体験入社が終わる頃には働くイメージが鮮明に見えていました。
最後にはオファーレターをいただき、関わった皆さんからの熱いメッセージと期待を伝えてもらいました。
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迷いと決意
体験入社を経てmikanへの気持ちはかなり高まっていたのですが、一方で迷いもあったため、内定を承諾するまでの時間をもらい、落ち着いて冷静に自分の気持ちを考えてみることにしました。
複数の転職先候補の中からmikanを選ぶことへの迷い
mikanの選考と並行で選考を進めていた会社が他にいくつかあり、どの会社も魅力的でかなり迷っていました。頭の中で考えているだけでは迷い続けてしまうので、事業内容や計画、ビジョン、バリュー、ネガポジポイント、その他条件面などを表にまとめて整理することにしました。
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整理してみて、候補先の会社規模も様々ありましたが「人生の可能性を広げる」というキーワードやバリューへの共感が大きく、気持ちはほぼmikanに決まっていました。
さらにmikanは2ヶ月の間に何度も面談をしたこともあって、一緒に働くことになるメンバーの顔や、自分が貢献できるイメージを強く持っていました。
1社だけmikanよりも事業内容が魅力的だった会社があったのですが、働き方がかなりハードになりそうで、これから子どもをと考えているフェーズで飛び込むにはリスクがありました。
一方でmikanにはmikan安心キットという福利厚生があり、子どもが生まれても柔軟に働くことができると思い、最終的には転職するならmikanに確定しました。
現職を離れることへの迷い
転職するならmikanという気持ちは固まったのですが、エイチームを離れることに対しても迷いがありました。
というのも、1000名を超える企業から20名に満たないスタートアップへの転職になるため、特に資金面での安定感がまったく異なるからです。
また、新規事業を立ち上げ、これから1→10を作っていくタイミングで離れてしまって後悔しないか?本当に良いんだろうか?と、考えても答えの出ないことで悩んでしまい、内定承諾の回答期限を一度延期してもらいました。
決意
内定承諾の期限を延期してもらったので、その間に多くの方に壁打ちをお願いしました。
決意のきっかけとなったのは、壁打ちの中で「がみさんが熱中できるときってどんなとき?」という質問でした。
転職をしようと思った頃の気持ちを思い出し、良いモノを良い仲間と作りたいという気持ちに改めて気づくことができました。
良いモノとは、
ユーザーや社会にとって意義のあるもの・品質の高いもの
良い仲間とは、
お互いを認め合い、リスペクトしている
実力がある
向上心がある
そんな環境にいられたら幸せです。
その上でmikanのことを考えてみると
mikanでは社会課題の解決を主軸に事業運営しており自分と方向性がマッチしている
関わった皆さんがユーモアや多くの知見、鋭い考えを持っていた
話していると時間を忘れるくらい楽しくて、「もうこんな時間か」と思うことがたくさんあった
といった点でかなり魅力的に映っていました。
人生に関わる意思決定になるので、妻にもたくさん相談しました。上述しましたが、そろそろ子どもを考える年齢なのでmikan安心キットの存在は心強く、代表の育休取得実績も安心材料になり、mikanに入社することを決めました。
これからのこと
mikanは、いわゆる第二創業期というフェーズです。事業も組織も伸びしろがたくさんあります。
バックエンドを主軸に起きつつも、フロントエンドやモバイルなど領域を超えて貢献したいと思っていますし、機械学習など、これまでやってこなかった技術領域にも挑戦していきたいです。生まれてくる組織課題にも当事者意識を持って向き合い、会社をより良くしていきます。
mikanには優秀な方が集まっているので、力をかけ合わせて、より良いサービスを目指して日々奮闘していきます。
最後に
転職活動を振り返ってみると、本当に良いご縁に恵まれたなと思っています。転職活動中に出会った方や前職でお世話になった皆さんには感謝でいっぱいです。
mikanは、人やプロダクトという軸で転職を検討されている方にはピッタリな会社だと思います。人生の可能性を広げるというキーワードにピンときた方はぜひご連絡ください!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。