入院中に出会ったバンドとその曲たち
およそ3年前に重い病気にかかりました。
それはもう大変重い病気で、その結果、だいたい1年入院し、その後も半年は施設にいました。
入院中は外に出れません。施設にいるときは外出が自由でしたが、まともに体が動かず車椅子でしか移動できなかったので、出来ることなんてたかが知れていました。
したがって部屋で過ごすことが多くなりました。
部屋にいるときは必ず曲を聞いていました。Spotifyを使うことが多かったです。
ご存知ですか？Spotifyはアルバムの再生が終わると、近しい他の曲を再生してくれます。
その機能のおかげで、いろいろなバンドとその曲に出会えました。
その中でも今でもお気に入りのバンドと曲を紹介します。
Lush - Hypocrite
ボディソープと同じ名前のバンドLushです。出会ったのはこの曲、シューゲイザーっぽい音が載るロックです。
この曲を気に入ったあとに色々探索して他にも
Superblast!
Ladykillers
For love
が好きになりました。
これらが良かったのでベスト・アルバムを買ったのですが、収録曲は予想に反し、ほんわかな暗い曲が多かったです。それらはStrawberry switchbladeっぽかったです。(共感されないだろうな笑。)
Pinkshinyultrablast - Blaster
この曲もまたシューゲイザーっぽいロックです。疾走感と高揚感、よいですね。
上の"Lush - Hypocrite"と同様にMy bloody valentineを聞いたあとに流れてきたのだと思います。
バンドはロシアの出身です。
Fuel - Shimmer
Fuelです。90年代後半から2000年代前半に活躍したオルタナティックロックのバンドです。
この曲はfuelの代表曲です。初めから終わりまで盛り上がりきらない感じが好きです。
その曲の様子を表すエピソードがウィキペディアにあります。
この曲は、高校卒業後すぐにできた元カノが、自分を捨てて別の男性と結婚してしまったことにインスパイアされています。数年後、彼女はベルに電話をかけてきて、恋愛の悩みを打ち明け、彼は傷つくことから無力感までさまざまな感情を感じ、「Shimmer」の歌詞のインスピレーションとなった。
これは歌詞のインスピレーションの解説ですが、曲の様子もこのインスピレーション通りです。心が傷つき無力感を感じつつも、それらを抑え込む様子を表現したような曲です。
このバンドFuelは入院中まで全く知りませんでした。Fuelが活躍していた頃は洋楽をよく聞いていて、オルタナロックなんて大好物だったのに、なぜ出会わなかったのか。
この曲は確か、Stone temple pilotsのあとに流れてきました。